日英通訳練習をしていると、単語に引っ張られてメッセージの強弱がいまひとつになってしまったり、表現が毎度同じだったり、構文がワンパターンだったり、つくづく『要改善事項』が沢山あると痛感します。


以前通訳スクールで使っていた教材を自分で吹き込み2-3文ずつの逐次を練習していたのですが、どうもしっくりこないので、ちょっとやりを変えてみました。


訳せそうで訳せない日本語 きちんと伝わる英語表現 (ソフトバンク新書)/ソフトバンククリエイティブ
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この本はタイトルのとおり、日本語できくとあたりまえすぎてふむふむと入ってくるのですが、いざ訳そうとするとハタとこまってしまうような言葉を1つずついろいろな文脈の中でどう表現するかを扱っています。

「当たり前」とか「甘い」とか、ぱっとみ簡単なんだけど、文の中で意図しているメッセージをとって的確に訳出するのが意外と難しい言葉から、「曲がりなりにも」とか「懐が深い」とか、オリジナルに入っていると一瞬「ん」っと止まってしまう(少なくとも私は)表現が沢山あり勉強になります。

これまた1文ずつICレコーダーに日本語を録音し、それを聴きながら訳出し、訳出を録音し、録音した訳出を聴きながら復習しています。

単語ではなくメッセージを訳すいい訓練になります。

それから録音したのを1つずつ聴いていくことでデリバリーを客観的に聴くこともできるので、気をつけるべきポイントも整理できてとてもいいです。

この方法で、メッセージを的確につかむ力、豊かな表現力、即応能力を養っていきたいと思います。

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