英語クエスト で記録するようになって、毎日の学習も習慣化したのですが、そんな時東日本大震災にみまわれました。
ものすごい揺れ、すぐに停電になりいったい何がどうなったのか正確な情報もないまま職場から帰宅命令がでました。信号もすべて消え道路中大渋滞。普段なら10分程度でつく保育園まで1時間近くかかりました。
そして車のTVで子どもをつれてよく遊びにいった港近くが津波に流されていく映像をみて衝撃をうけました。ただ事でないことが起こっている。
水も電気もない。電話も携帯もメールすらつながらない。仕事上仕方がないのですが旦那もなかなか帰ってこれず、真っ暗ななかで不安な夜を過ごしました。
数日後電気はも復旧したのですが、水はだめで給水所に通う生活。3時間以上並んでたった2ℓしか配給されませんでした。ガソリンも底をつき、半日並んで10ℓです。物流がストップしたことで食品もなかなか手に入らずスーパーに3時間並んで買えたのは飲料水2ℓとおにぎり、パプリカ(今思うとなんで~って感じですが)、おせんべ、カップラ2個でした。
それでも命や住むところがあるだけマシですよね。
母の実家は陸前高田市です。伯父が津波で流され行方不明になり、親戚の多くの家が流出したり形は残っているけど住めない状態になりました。
震災直後は自宅待機命令がでたので、時間はあったのですが(配給待ちもあったし)生きることに必死で、こんなときに英語なんか(私にとってとても大事な存在なのでなんかって言葉は使いたくないけど当時は本当にこう思いました)やっていていいのかと喪失感につつまれていました。
仕事や保育園も少しずつ再開し、生活物資も入るようになり落ち着いてくると、生かされている自分は日々後悔のないように全力で生きないとウソだ。一日一日を大切に過ごし充実させるためには自分にとって大切な英語が必要なんだと思えるようになり少しずつ英語学習を再開していきました。
こういった状況だったので2011年1回目の英検受験は見送りました。
2回目の申し込み前になってもまだまだ合格する力に達していないと受験を躊躇しましたが、とりあえず現場で一回やってみないことには対策の立てようもないし、模擬試験だと思ってやればいいじゃないかと申し込みました。
ちなみに過去問の点数カバーとしては、勉強を始めた当時は語彙は1/3~半分位、読解は半分以下、リスニングは半分~3/4程度点数がとれるという状態でした。
1次受験前は語彙は相変わらず1/3~半分(まぐれあたりの数に左右される点数なのです・・・)、読解は半分から3/4、リスニングは3/4とれるようになりました。
資格試験として合格Getが目標ではなく、やりなおし英語を経て総合的実力の結果としての合格を目指していたので、過去問は3-4回分やりましたが、対策問題集などは使わず、主としてiPhoneアプリ「出る順」で隙間時間を使っての語彙増強(試験ではあまり役に立ちませんでした。まだまだ要努力です)、英文記事の精読・多読をしました。
そしてまさかの1次合格。
2次も1級ホルダーさんのブログでその対策のすごさに怖気づいたものの、パスするのももったいないし(受験料がね)審査Criteriaがはっきりしないので、今後の対策をたてるためにも・・・と受験したところ一発合格!
当時の受験記などはCheer's Bright Future をご覧ください。
語彙が弱かったりとまだまだ改善しなくてはいけないところはありますが、英検受験を通して、沢山の英文にふれ自分の知識の引出しをふやしたり、英作文・面接で自分の主張をWriting/Speakingで発表するという貴重な機会を得て、苦手意識のあった「英文法の壁」を少し超えもっともっと頑張りたいと思うようになりました。
そして念願の通訳者・翻訳者を目指して新たな道を歩んでいます。
アドレナリンでまくりのChallengingな日々が自分を成長させてくれる。だから日々の努力はやめられません。
今後の短・中・長期の目標はまた別ポストで。
長文お付き合いいただきありがとうございました。
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