「他者と競う目標」と「自分と闘う目標」 | 【Cheer Coach】企業研修・ワークショップ・コーチ 齋藤稚亜子(ちあこ)

【Cheer Coach】企業研修・ワークショップ・コーチ 齋藤稚亜子(ちあこ)

働く人の「明るく 元気に 前向きに」をご支援いたします。
企業研修講師・ワークショップ企画・コーチング

先日とある小売企業の店長・マネージャー様向けに

目標・行動計画を上手に立てるためのワークショップをしてまいりました。


目の前(今月)の売上を全力で追うことも大切でありながら、

中長期的な目線を持った上でファン作りにも力を入れる、

そんな理想を掲げる社長様のご意向に沿って、

限られた時間の中、こんな風に進めていきました。


◇会社の方向性を知る

 -店長・マネージャーの認識の確認

 -社長自ら会社の方向性を伝える

  (インタビュー形式)


◇自らの目標・行動計画を考える

 -半年後

 -1か月後

※特に今回は「具体化」「定量化」に焦点を当てて


店長・マネージャーの皆さまの立てられた目標を見ると

1つの傾向が…


「個人売上3位以内」

「店舗売上5位以内」


他人・他店と比べる目標が多いようです。


ライバルを意識し、切磋琢磨することは決して悪いことではありません。

ですが、この目標だと

全ての店長がこれに向かって日々の業務に精進したとしても、

全員が「目標達成」することはありえません。


悔しさをバネに次月の頑張りにつながる可能性は大。

一方で、達成感を自信につなげて頑張るという観点では……


「過去の自分と比べる」

よりも

「他人と比べる」

ことに価値を置く、という会社の風土も見て取れました。


この事実をどう捉え、今後どうしていくか、

見守っていきたいと思います。


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