緊急事態宣言により、2ヶ月ぶりの冒険クラブに緊張しながら出発したみーちゃん。駅のホームでお別れする時は、眉毛がハの字になっていた。
みーちゃんの冒険クラブは、集合場所より手前で合流地点があり、そこまで送っていくことになっている。行きと同じく帰りも電車で帰宅するので、合流地点に迎えに行けばいい。だけどママはいつもその先の集合場所になっている駅まで迎えに行く事にしている。先生方は心配性なお母さんだと思っているだろうけど、そうなのだ。今回は東京駅が集合場所だったので、東京駅でみーちゃんを迎えた。
集合場所でたくさんの子ども達の中、みーちゃんは輪を外れて不思議な帽子の被り方をして立っている。近づくと周りの先生方が「今日もみーちゃん面白かったですよ」とみーちゃんを引き渡してくれた。みーちゃんはニコニコ笑っている。あぁ良かった、楽しかったんだ。
集団から何mか離れるとみーちゃんが「今日すっごくすっごく楽しかった!!お友達がお名前覚えてて呼んでくれたの。1番素敵なのは東京駅だった!あ、あのねこの建物の上から東京駅の中がよく見えるんだって…!今度また来れる?」と早口で話す。「みーちゃんが疲れてなければ今見ていこう、ママみーちゃんと東京駅で遊ぼうと思ってたんだ」やったーとKITTEの中に入るみーちゃん。
KITTEの上からは、なるほど良く東京駅の路線が見えた。あっちに行ったりこっちに来たり、駅から分単位で忙しそうに電車が出かけていく絶好のスポットに、電車好きの子ども達が押し寄せていた。みーちゃんが新幹線を数えていると、すごくナチュラルに隣にいた少しお兄ちゃんが新幹線の名前を教えてくれる。みーちゃんは新幹線の名前も他の電車の名前もお兄ちゃんに教えてもらい、大満足。お兄ちゃんも聞いてもらって満足そうだった。
下の階に降りながら、手ぬぐい屋さんでクリスマス模様の手ぬぐいをみーちゃんに選んで貰い買った。もう街はクリスマスだ。KITTEの真っ白な和紙で出来たツリーを上から覗くみーちゃん。「今日ね、カメラを持ってって良かったんだって。素敵なものを見かけたら撮っていいよって言われてた。」「そうなの、それママさっき書いてあるの見た、ごめん何も渡さなくて」「ううん、みーちゃんはこの素敵なツリーを胸に刻みます。下から見たらどうなるか、見たい!」
それからみーちゃんとママは、下から見たら雪が降ってるみたいな装飾を眺め、ちょっと座ってチョコレートをかじりながら楽しかった冒険の話をたくさん聞いた。みーちゃんの目線で語られる東京はいつもよりとても素敵スポットに感じられて、登場する人も皆優しい。
チーム分けで女のコが皆一緒だったこと、大きな鳥居がある神社でお昼ごはんを食べたこと、膝が痛い先生がベンチでお弁当を食べるから誰か一緒に食べてーさみしいよーって言ってみーちゃん達はベンチの前にシートを広げたこと。お弁当が美味しかったこと、足りなかったこと。あのね大きな鳥居は昔の人達の願いの大きさなんだって!とみーちゃんはペラペラ話す。
「今日はたくさん歩いたよ、何歩歩いたかなー。万歩計をつけている子何人かいてね、何歩歩いたよ、何カロリー消費したよって話てくれてでも皆違う数字なの!なんでだろうね。みーちゃんクリスマスにサンタさんに万歩計かカメラ貰う、まだサンタさん間に合うかな?」「まだ間に合うよ!でも万歩計はママがすぐに帰るかも、そこのビッグカメラで。そしてカメラは、小さくて軽いデジカメがお家に余ってる!みーちゃんにあげるね」「えー!サンタさんだ、ママ!!」
ママとみーちゃんは黒くてかっこいい万歩計を買って、たくさん話ながら帰った。冒険クラブはまた来月楽しもうね!


