それは同じ甲状腺癌で手術を控えている方や、乗り越えた方々です。

会って胸の内を打ち明けあって励まし合いたい。
いつも人前では泣くのを我慢してるから、痛みを分かち合える人達の前では思いっきり泣けそうです。

夫は私がお風呂でこっそり泣いてるのも、布団の中で未だに甲状腺癌の事をスマホで検索してるのも知らないと思います。
あっけらかんとしてるから、もう立ち直ったと思ってるかも。

不安や恐怖を1人で抱え込む事より、夫に辛さが伝わって、心配させたり悲しませる方がずっとしんどいんです。
もうこれが私なので仕方がない(゚∀゚)
無理してるのではなく納得してます。

そういえば親友が結婚式の友人スピーチで、私は辛さを隠す所があるから注意して支えてあげてくださいと夫に言っていました。
さすが友よ!私の事を良く理解してくれている!



天気が悪いからか、ここ数日はずっと心がどんよりしています。
子供の頃、漠然とした死の恐怖で眠れなかった事ありませんか?
そんな何とも言えない重い気持ちを思い出しました。

落ち込んだり元気になったり忙しい毎日ですが、ご飯もりもり食べてるしビールはうまいしトレーニングしてるし体調は良いので大丈夫!

何が言いたいか分からなくなっちゃいましたが‥


フォローさせてもらっている方が辛い気持ちを書いたブログを見ては、「頑張ろう!一緒に頑張ろう!」と応援しています。

パワーが伝わるといいな。
自分が病気だと知った時、これが病気になる事の怖さなんだと初めて理解出来ました。

この恐怖から一生逃れられないんじゃないかという絶望感。

毎日頑張ってます。
前向きになろうと努力してます。
かけがえのない今日に幸せを感じます。
でもね、感じようと必死になっているだけの時もあります。

最近は泣く日が少なくなりました。
楽しい!!って心から笑える事が出来る様になりました。
それでも家に帰った瞬間、我にかえった様に振り出しに戻ってひどく落ち込む時もあります。

そんな時にポジティブになろうとするのは、暗い深い沼から泥をかき分けて水面から顔を出し、さらに空を飛ぶようなものです。

沼の底から見る空は、果てしなく距離があり、その空の遠さに愕然として、もがく事さえ諦めてしまいそうです。

なので無理して空を飛んだりはせず、まずは水面から顔を出す事を目指します。

前向きになろうと考えずに、ただ自分が心地良いと思う事をします。

香りの良いお茶を飲んだり、外に出て光を浴びたり、ストレッチをしたり、優しい音楽を聞いたり、花を飾ったり、アロマを焚いたり。

そんなちょっとした心地よい事を繰り返して、水面に近づいて行きます。

また沼に引きずり込まれても、少しずつ水面を目指し、そして顔を出して空気をたくさん吸ってエネルギーを蓄えられたら、その時には空を目指そうと思います。
ある噂話好きな知人がいます。
公園などで会ったら話す程度の仲です。

以前会った時、幼稚園の同じクラスのママにこんな辛い事があったらしいよ、と聞いてもいないのに話し始めました。
(内容は同じ女性として悲しすぎて言えません。)

次に会った時も、私に話した事を忘れたのか同じ話題をしゃべり出しました。
可哀想だよねって同情している風でしたが、私には興奮して嬉しそうに見えました。

さすがに「前も聞きたよ。そのママはあまり話を広げて欲しくないんじゃない?」と言うと、本人が言ってたから良いんじゃない?との事。

そのママさんだって、本当なら言いたくなかったと思う。特にあなたみたいな人には。
でも同じクラスなら分かってしまう事だし、伝えるしかなかった。
何でそれが分からないんだろう。

だから噂好きの奴は嫌いなんだ。
人の不幸を知って、話しのネタが見つかったって喜ぶだけなんだね。
本当に可哀想と思うなら、話を広める事は絶対にしない。
その人がどれだけ辛い思いをしているのか分からない、想像力のない未熟な人。

私の病気もこんな人に知られたくない。
手術跡を見られたら、色々な所で言いふらすんだろうな。
良い人もいれば、嫌な奴もいるから仕方がない事なんだけど。

私は人の不幸が大好きですって、自分の評価を下げてるだけなのにね。