親指酷使していませんか? | 柔道整復師のブログ

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親指でスマホ入力する時、親指を曲げる筋肉と伸ばす筋肉は別の筋肉が使われます。

これは親指に限ったことではありませんが。

この時、親指を伸ばす筋肉は、主に前腕から伸びている2つの筋肉で、実際には腱という紐状のものが親指の甲に接続されていて、これが親指を引き伸ばします。

この2つの筋肉のうち、外側にある筋肉は短母指伸筋と呼びますが、この筋肉の腱は、さらに外側を伸びる長母指外転筋という親指を横に開く筋肉の腱とセットで、手首付近でくるまれています。

1つの筒に2つの「紐」が通っています。

スマホやゲームで親指を酷使すると、この筒がオーバーヒートすることがあります。

「スマホ腱鞘炎」などと呼ばれているようです。

アイシングして冷やせば良いのでは?となりますが、違和感を感じたら止める、休むのがベストでしょう。