人間の翼 | 柔道整復師のブログ

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フィギュアスケートでフリップジャンプやルッツジャンプをする時、左手は前に、右手は後方に伸ばします。

この時、左肩では「パンチする筋肉」である前鋸筋が主に働き、右肩では僧帽筋が働き、肩甲骨は左側は外転し、右側は内転します。

後頭部下方から背中にかけての脊柱から肩甲骨に張り巡らされている僧帽筋は、上部では重い肩甲骨を引っ張り上げる作用もあるため、筋肉痛がおこると肩凝りになります。

肩甲骨は肋骨に張り付き、鎖骨ともドッキングしていて大きな動きはできませんが、上・下、外転、内転、回旋と色々な運動ができます。

僧帽筋はこれらの動きに大なり小なり請け負っているので、硬直させないためにも、肩甲骨を体操させてあげる必要があります。

肩甲骨はどっしりと構えているだけではダメです。

肩甲骨は翼の名残り、ではないようですが、翼をイメージして両腕を前後にいパタパタとさせるだけでも、効果ありです。