フィギュアスケートは見た目以上に体幹の強さを求められす。
体幹が強いとは単純に言えば筋力があるということすが、フィギュアスケートにおいて私が特に注目している筋肉は下腿の伸筋です。特に前脛骨筋。
船が水上を進む時、船は水面を踏み込み、踏み上げます。
踏み込むだけでは沈んでしまいますし、踏み上げるだけではひっくり返ってしまいます。
スケートにおいても、体重を乗せた細いブレードが常に踏み込む力と踏み上げる力がバランスを取りながら、前進、後進、回転を行っています。
スケートの初心者はこの伸筋の使い方に慣れておらず、または弱いため、思うように進むことができません。
リンク上でしっかり立ち、進む。この体幹の強さは下腿の伸筋によるところが大きいと、私は考えています。