今日は朝からお気に入りのカフェに行って、自分の好きなことをして、美味しいご飯を食べて。

とても些細な幸せだけど、それを噛み締めてた。


幸せにはきっといろんな形がある。

なんて考えながら、一人の時間を噛み締めてた。



そして、本当に今更だけど、ノルウェイの森を読んだ。
コロナになって、本を読むようになってから、一度だけ村上春樹をかじったことがあった。でもなんか、その当時の私には、難しく感じたのを覚えてる。

読めるようになったんだな〜、と。それだけたくさんの言葉や表現に触れて、昔は難しく感じてた春樹節をちゃんと読み取れるようになったんだな〜って。少し感慨深くなった。


ノルウェイの森の中を読んでて、ふと思ったことがあった。


どんな人との関係も、持ちつ持たれつなんだなーってこと。


主人公のワタナベ君に対して言われたこんな言葉が。


"あの子を助けたいと思うんじゃなくて、あの子を回復させることによって自分も回復したいと望むのよ"


どんな関係性も、相互的なんだろうなって。

どっちかだけとか、そういうんじゃ多分もたないんだなって。


そう思ったとき、私はどうやら間違った観念を持ってるように思えて。

人に迷惑をかけてはいけない、とか。

ただ助けてあげたい、とか。

この人の前では素直でいたい、とか。


全部自分から、もしくは相手からの一方向からしか考えられてなかったな、って。


私はあなたを助ける。あなたも私を助ける。

私はあなたに迷惑をかけてしまう。でもあなたも私に迷惑をかけてしまう。

どれも双方向だし、お互い様なのに、どうしてそれに気づかなかったんだろう、って思って。


そうだよな、持続的な関係性ってこうだよな、って思った。


これからはその意識を忘れないようにしたい。