| フコイダンが含まれる海藻 |
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| 海藻には主として、色素組成によって「緑藻類(りょくそうるい)」「褐藻類(かっそうるい)」「紅藻類(こうそうるい)」「藍藻類」の4つの種類に分類されており、このなかでフコイダンが多く含まれるのは「褐藻類」です。 |
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| 褐藻類の海藻は、茹でると緑色になりますが、海中で生息しているときは茶色(褐色)い色をしています。「褐藻類」の海藻には、コンブ、モズク、ワカメ、ヒジキ、などがあります。 |
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| このなかで特にフコイダンが豊富に含まれているのが、「モズク(もずく)」です。 |
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| モズクは、モズク科やナガマツモ科に属する海藻の総称で、枝分かれのある糸状の藻類のことです。 |
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| 日本では東北地方から沖縄諸島までの日本海・太平洋岸の静かな湾内などに生息しています。 |
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| さらにモズクのなかでもフコイダンを多く含んでいるのが、ナガマツモ科の「オキナワモズク(沖縄もずく)」と呼ばれているものであり、乾燥重量の4%程含有されています。 |
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| 含有量の多さ以外に、オキナワモズクの特徴としては、フコイダンを抽出しやすいといったことが挙げられます。これ以外にも、とくに繁殖の早いトンガ王国産のモズクは、オキナワモズクの5倍ものフコイダンを含んでいるといわれており、ミネラル成分の豊富さとあわせて注目されています。 |
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| ちなみに、真コンブなどの昆布類に含まれているフコイダンは、モズクのそれと比べて5分の1以下になるといわれています。一方、ワカメにおいては、葉の部分ではなく、根っこの部位にあたる「メカブ」にフコイダンが多く含まれていることがわかっています。 |
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| 良いフコイダンに求められる条件 |
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| 良いフコイダンに求められる条件としては、「原料の質の高さ」と「体内での効果の現れやすさ」の2つに集約されます。 |
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| 【原料の質の高さ】 |
| 褐藻類と呼ばれる海藻の大半にフコイダンは含まれていますが、なかでもモズクを原料とするものが様々な理由で優れているといえます。というのは、モズクはコンブに比べて安価であり、なおかつフコイダンの含有量の多さが際立っているからです。 |
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| また、有効成分であるフコイダンが抽出しやすいといった特徴もあります。コンブから有効成分を抽出・精製しようとすると、ほかのヌメリ成分のひとつである「アルギン酸」などが混入しやすくなるため、抽出と精製に時間とコストがかかりすぎてしまうという欠点があります。 |
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| このほか、コンブは養殖が難しく、生産量を増加することが容易ではないことも、モズクが脚光を浴びる理由のひとつとなっています。したがって、フコイダン含有量が多く、汚染の少ない海洋で養殖されたモズクを原料とするほうが、能率的・効率的に精製することができ、純度の高いものを安定して供給するのに適しているのです。 |
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| 【体内での効果の現れやすさ】 |
| フコイダンという有効成分が体内で様々な効果を発揮するためには、無理なく効率よく消化管から吸収される必要があるという考え方があります。 |
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| 腸管から吸収され血液に混じって全身に運ばれてこそ、人体の各部で有効な作用を及ぼすことが可能となる、というのがその理由です。 フコイダンは「高分子多糖体」と呼ばれるように、小さな糖分子が何十万個、何百万個という単位で結合した構造になっており、分子量の大きい物質です。 |
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| ちなみに、沖縄モズクから得られるフコイダンの場合、分子量は11万ほどになります。 |
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| 当然のことながらこのままでは腸管からの効率的な吸収を望むことができないのではないかという議論が浮上してきました。こういった懸念に応えるために開発されたのが、フコイダン分子を小さくする技術です。このように超低分子加工されたものが、いわゆる『低分子フコイダン』とか『超低分子フコイダン』と呼ばれているものです。 |
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| 低分子化されたものの分子量は、数千あるいは千以下となっています。 |
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| 低分子化されたフコイダンが登場したことによって、腸管から吸収されやすくなったと報告されており(低分子化したことで、実際に吸収能が改善されたかについての詳細な研究成果は今のところ存在していません)、その作用が喉頭や胃腸、直腸などの消化管に限定されたものでなくなったといわれています。 |
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| しかし、「高分子の形でこそ、腸管の免疫受容体を活性化できるのだ」という主張もあり、現在のところ、低分子と高分子の論争には決着がついていません。 |