水虫って?

水虫の症状は、痛みがあるわけではなくかゆいだけなので、病気だと自覚している人は少ないと思います。
しかし、水虫は病気だと断言しておきます。れっきとした皮膚病のひとつなのです!

放っておいても、完治することが難しく、どんどん症状が悪化してしまうと、水虫治療に何年もかかってしまうことになる可能性もあるのです。現代の日本は、水虫に感染している人は、近年増加傾向にあります。統計によると、サラリーマンの約4人に1人が水虫に感染していると言われています。

すごい数ですよね!統計通りだと100人いれば25人のサラリーマンが水虫に感染しているわけです。

サラリーマンに水虫の感染者が多い理由は、勤務時間が長く、靴を長時間履き続けているためです。

水虫は、サラリーマンにとって宿敵と言えるでしょう。

ケラチンを好む水虫

水虫は、「水虫菌」と呼ばれるカビの一種が原因になって起こります。別名「白癬菌(はくせんきん)」とも呼ばれています。
私たちの皮膚には、外からの刺激から体の内部を守ってくれる角質層と呼ばれる組織があります。

角質層はケラチンと呼ばれる硬いタンパク質からできています。このケラチンが水虫菌の大好物なのです。

ほとんどの菌は硬くて分厚いケラチンを嫌いますが、水虫菌にはケラチナーゼというケラチンを消化できる酵素をもっています。

そのためケラチンが豊富にある角質層に取りついて、ケラチンを栄養にして繁殖を繰り返すのです。ケラチンを好むことからケラチン好性真菌と呼ばれているぐらいです。

実はあなたも水虫かも?

水虫の原因は、カビの一種である水虫菌です。
正式には白癬菌(はくせんきん)と呼びます。この菌の潜伏期間はおよそ5~10年ぐらいだと考えられています。

ただし菌が潜伏していても皮膚にすぐ症状がでてくるとは限りません。通気性の悪い靴を長時間はいたりして暑くてジメジメした環境がそろうと、菌が皮膚の中で増えていき、症状となって表れてきます。

ですので、水虫の症状が表れた人は、もっと前から皮膚に菌が潜んでいたと思われます。「昨日、水虫の人と一緒におフロに入ったからうつされた!」「確かあそこで・・同じスリッパを履いたのが原因だ!」といったように勘違いしないようにしましょう。

また、水虫菌は他の細菌やウイルスと違って、ちょっと触れたぐらいでは感染することはありません。
水虫の人と肌を合わせたぐらいで、すぐに症状が出ることはまずないでしょう。