| あせもとは |
| あせもとは、汗腺に汗やほこり、あかなどが詰まったために皮膚が炎症症状を起す病気をいいます。 |
| 皮膚には汗を出す汗腺があります。ここに汗やほこり、あかなどが詰まると、皮膚が炎症症状を起こしてしまうのです。 |
| 症状は赤い小さなブツブツが出来ます。汗腺の数は大人も子供も同じですから、皮膚の表面積が小さい子供ほど汗腺が集中してあせもになりやすいのです。背中やわきの下、間接の内側などしわのある部分、首のまわりなどの汗がたまりやすい場所に出来やすいものです。 |
| 皮脂が多く分泌される頭や額、お尻などに出来る事があります。 |
| 症状が軽い場合には、皮膚を清潔にすれば自然に消えます。暑い時期は風通しのいい涼しい環境を作りましょう。そして、子供が汗をかいたらシャワーを浴び、1日1回は入浴して皮膚を清潔に保ちます。汚れた衣類もこまめに替えましょう。悪化して炎症症状を起しているようなら薬が必要になります。 |
| 水いぼとは |
| 水いぼとは、直径1~5mm程度の粒状のいぼで、丘疹の真ん中がえくぼのようにへこんでいるものができる病気をいいます。 |
| つぶすと白いかゆ状の内容物が出て治ってきますが、その内容物が他の皮膚についたりすると新しく丸くツルッとしたいぼが現れて、どんどん数が増えていきます。 |
| 水いぼはウィルスによる感染症で、非常に感染力が強く、接触によって伝染します。薄着で肌が接触しやすく、プールや水遊びなど感染の機会が多いため、夏に流行します。 |
| 子供が1歳から6歳くらいに多くみられますが、アトピー性皮膚炎の子供は広がりやすく、治りにくいものです。 |
| 一番確実な治療法は特殊なピンセットで水いぼを1つずつつまんで内容物をしぼり出す方法です。これはかなり子供にとっては痛い治療なのが難点です。子供の痛みを軽減するために、あらかじめ麻酔成分の入った痛み止めのテープやゼリーなどを使う事もあります。何度か感染して免疫が出来てくるとしだいに水いぼは出来なくなります。 |
| アトピー性皮膚炎とは |
| アトピー性皮膚炎とは、かゆみのある湿疹がよくなったり悪くなったりを繰り返す慢性の病気で、アトピー素因を持つ子供に多く見られます。 |
| アトピー素因とは、本人あるいは家族の誰かがアレルギーの病気を持っていたり、血中にアレルギーの反応に関係した特殊なタンパク質を持ってる事をいいます。 |
| アトピー性皮膚炎に似た症状の皮膚の病気は多いため、診断には湿疹のある部分やかゆみの具合、症状の続く期間など、細かい項目による診断基準があり、それに従い診断します。 |
| 幼児期の子供は、首やひじ、ひざの内側などのやわらかい部分に、かゆくて赤い発疹やきめの粗い発疹を長い時間繰り返します。 |
| 幼児期の子供は食物アレルゲンが症状を悪化させる事があると言われていますが、子供の年齢とともにだんだん環境アレルゲンが症状を悪化させるようになります。ただし、中学校に入学する前までにほとんどは症状が落ち着いてきます。 |
| じんましんとは |
| じんましんとは、突然かゆみを伴う発疹が出る病気で、発疹の症状は、最初は虫刺されのように赤く盛り上がった状態ですが、広がってくっつき地図状になります。 |
| 子供の体のいろいろな部分に出来ますが、必ずしも全身ではなく、口や目の周りなどに部分的に症状が出る事もよくあります。いったん消えてもすぐ出る事もあり、24時間以内に発疹が消えたり形が変わります。 |
| 卵、乳製品、魚介類などが原因で起こる事が多いようですが、子供が成長して行動範囲が広くなってくるにつれて、原因を特定する事が難しくなります。薬や入浴、温度差、衣類の刺激で起こる事もあります。 |
| 子供のじんましんは、アレルギーが原因で起こる事が多いため、繰り返す場合は原因を出来るだけ突き止めておいた方が安心です。病院でアレルギー検査をしたり、子供の日常生活をよく観察して、ある程度原因を特定しておくと普段の生活でも予防がしやすくなります。 |