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ドキュメンタリー『ウリハッキョ』を観て、考える
2008年5月3日(土・休)13時開場/13時半~17時半
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長編ドキュメンタリー『ウリハッキョ』上映後、ディスカッションあり。
発言者:松下重人、高和政、鄭栄桓+東京演劇アンサンブルメンバーほか
●会場:ブレヒトの芝居小屋(西武新宿線・武蔵関駅より徒歩6分)
●参加費:前売予約1000円 当日1200円(先着順)
●予約:ticket@tee.co.jp または、npo-zenya@zenya.org
TEL03-3920-5232 (東京演劇アンサンブル)
◆主催 東京演劇アンサンブル 2008憲法集会
◆ 協力 NPO前夜 http://
在日本朝鮮民主女性同盟東京都本部
※賛同カンパ募集中!(当日参加できる方もできない方もお願いします)
1口1000円(朝鮮学校へカンパします)
郵便振替00160-4-650062 (有)東京演劇アンサンブル
当日配布資料にお名前を掲載させていただきますので、お名前の公表可否
もお書き添えください。
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◆映画『ウリハッキョ』と監督◆
金明俊(キム・ミョンジュン)監督は、2002年から3年5ヵ月余り北海道朝鮮
初中高級学校の寄宿舎に寝泊まりし、子どもたちと打ち解けるまでゆっくり時
間をかけながら500時間におよぶ撮影をし、約2時間の作品にまとめた。この
作品はそもそも、妻で映画監督の故・趙恩聆(チョ・ウリョン)さんが企画
し、在日本朝鮮人総連合会と交渉をして実現した。しかし、開始から7ヵ月後
2003年4月に不慮の事故で急逝。その遺志を継いだのが金明俊監督だった。韓
国在住。37歳。
「ウリハッキョは、在日同胞だけの宝物ではなく、南と北の宝物であり、世
界の平和を愛する多くの人々の大切な宝物です。」(金明俊)
韓国での公開当初は上映館は多くはなかったが、評判は口コミで広がり自主
上映も含め、韓国ドキュメンタリー映画史上最高の観客を集めた。日本をはじ
めカナダ、米国、オーストラリア等でも自主上映が広まっている。2006年釜山
国際映画賞雲波(ウンパ)賞〔最優秀韓国ドキュメンタリー賞〕受賞。
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◆◆発言者よりメッセージ◆◆
私は日本の教育を受けて育ち、現在は日本の高校で多くの日本人生徒を相手に
「国語」の授業をする教員です。映画『ウリハッキョ』を観て、私は日ごろ自
分が携わっている教育について考え込まざるをえませんでした。『ウリハッ
キョ』は、これまで表面的にしか扱われてこなかった朝鮮学校の姿を内部から
描き出していますが、そのことを通して日本国家・社会の歴史と現在を鋭く問
うています。教育とはそれだけで成り立つものではなく、背景となる歴史・文
化・政治とともにあり、相互に影響しあうものなのだということをあらためて
意識させられるのです。
だれもがなんらかの形で関わりを持ち、これからも関わり続ける教育につい
て、『ウリハッキョ』を通してじっくりと考えることができればと考えていま
す。
高和政 (コウ・ファジョン 中央大学附属高校教員。75年生まれ。)
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僕は「ウリハッキョ」という言葉を初めて知りました。それは僕が観た東京・
枝川のウリハッキョのドキュメントからでした。ウリハッキョ=私たちの学
校、その誕生やその過程、また、なぜそうなったかということを考えると、そ
れを取りまく社会のこと、歴史のことが少しずつみえてきます。つまり、僕た
ちの問題なのです。
『銀河鉄道の夜』の中にこういう台詞が出てきます。「なあに、うらみやの
ろいだってこちらじゃ形となってあらわれてくるよ。」三次元現実の投影であ
る四次元空間でのことですが……恐いな。
今回一緒に仕事をする鄭栄桓さんの話の中に“稀有な信頼関係”という言葉
があります。少しずつでしょうが、そういう“場”がつくりだせたらと思いま
す。“本当の幸いってなんだろう”と考えることができる、人間の集まりが。
松下重人(まつした・しげと TEE 俳優。1963年生ま
れ。)
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日本国憲法と在日朝鮮人の関係は、そう友好的なものではない。むしろ日本国
憲法のいくつかの条文と、それを根拠とするいくつかの法律は、朝鮮人の窮状
を放置する機能を果たした。戦後、日本国民は自らの憲法を手にしたが、在日
朝鮮人は相変わらず〈異法〉の領域に放置されたのだ。繰り返し言われ、そし
て、繰り返し黙殺されてきていることだが、日本における憲法の歴史は、こう
した〈外がわ〉を内に抱え続けた歴史なのである。
映画『ウリハッキョ』に映し出された朝鮮学校もまた、戦後も憲法の〈外が
わ〉を生き続けてきた存在だということ――つまり「ウリハッキョ」の〈ウリ
(私たち)〉は日本国憲法とは別の世界で創り出されたということを、この映
画を観る者は忘れてはならない。
鄭栄桓(チョン・ヨンファン 在日朝鮮人運動史。論文「『解放』直後在日朝
鮮人運動と参政権問題」。論考「戦時下の神戸・1948年」『前夜』3号。80年
生まれ。)
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(転送ここまで)
→ 『우리학교』Web Page(韓国語) http://www.urischool.co.kr/
→ 『우리학교』韓国公式ブログ(韓国語) http://blog.naver.com/ourschool06/
→ 北海道朝鮮小中高級学校 Web Page http://hokkaido-corean-school.net/

