ケンネルコフ | 自然の力はプライスレス

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まりんとの生活っぷりなどなど。

まりんが風邪を引いた。
インフルエンザに当たるケンネルコフ

捜索トレーニングが終わって日が沈む頃。
さぁ、帰るよ、と車に乗ってエンジンを掛けようとしたら、けほっけほっけほっ。
軽く咳をしていた。

???
沢山アラート(吠える)したから喉に負担が掛かったのかな?

今日は頑張ったね。
早く帰ってご飯食べようね。

そう話し掛けながら背中をさすった。

移動中は寝ていたのだが、部屋に入ってもけほけほしている。

喉になんか刺さってるのかな。。。
ちょっと心配になったので、豆腐を上げたり、サツマイモを上げたりしてみた。

それでも治まらない。

治まるどころかどんどん酷くなっていき、仕舞いにはケーケーカー、とし始めた。
何かを吐き出そうとしているように見えた。
吐きたいけど吐けない、何か詰まっているのかな。。。

心配になって病院に電話した。
時間は夜の8時。
時間外なので、先生の携帯電話に電話した。

私「夕方から始まった乾いた咳が、食後には何度も吐きそうになってまして心配です。食欲は有るけど、原因がさっぱり分かりません。」
先生「ケンネルコフかもしれませんが診察しないと特定は出来ません。どうしますか?」
私「時間外だとおいくらですか?」
先生「5000円追加になります。」
私「明日は会社を休めないので仕方ありません。今から診て下さい。」
先生「分かりました。では15分後。」

と言う訳で出かける準備を始めた。

まりんは、一部始終を聞いていて、何故か咳が治まってしまった。

あれ?なんだよ、予約した途端に咳が治まっているとはどういう事だ?
今更キャンセル出来ないじゃないか。

まりん、出かけるよ。

まりんは、ぴょんっと起き上がった。

あんなに吐きそうなほど深い所から咳を絞り出していたのに、すっかりケロリとした顔でお出掛けを喜んでいるようだ。

診察結果は、やはりケンネルコフ。
抗生物質と除痰剤を処方された。

私「これからはどうしたら良いですか?」
先生「湿度を保って下さい。加湿器とかありますか?」
私「そんな良い物は有りません。」
先生「では濡れタオルを干すだけでも良いですよ。」
私「分かりました。」


翌日、先生に再度電話した。
私「ネット情報に因ると、パピーや予防接種をしていない子がなると書いてあるんですけど、まりんはもう2歳だし、予防接種もしてます。何故掛かったんですか?」
先生「今は風邪が流行ってるんですよ。ウィルス性なので、成犬でも掛かりますよ。」
私「昨日は回りに犬が一杯居ましたけど、咳込んでいる子は居なかったんですけど、いつうつされたのでしょうか?」
先生「一週間位潜伏期間があるので、もっと前じゃないでしょうか?」
私「ブリーダーとかは犬舎を殺菌すると書いて有りますけど、私も部屋を消毒しなくてはいけませんか?」
先生「ウィルスなので、殺菌しても意味が無いですよ。大体出来ないでしょ、そんな事。ナンセンスです。」
私「そうですよねぇ。良かった。それにしてもまりんみたいな元気な子でも掛かるものなんですか?」
先生「それも関係無く掛かりますよ。」
私「昨日の晩は、電話で話している頃から咳をしなくなったんですけど、何でですか?」
先生「お出掛けするという雰囲気で緊張したからじゃないですか? 喉が渇いたり、急に水を飲んだりすれば、それがきっかけになって咳が始まったりするし、緊張すれば咳は治まったりします。」


締めて1万2千円。。。

痛い出費だけど、ペット保険を請求すれば半分くらい戻ってくる。

喉に詰まって窒息死、を妄想してしまったんだけど、ただの風邪で良かったヨ。。。ダウン