妖怪ピンクマスク登場。
私(ゲッ)
六条先生「あっ!私さん!レジュメ持って来てくれたのですね?」
私「…あ、はい、そうです(引きつり笑い)」
六条先生「じゃあ今貰いますね」
もう怒られる覚悟を決めてピンクマスクこと六条先生にもう二度と読み返したくないレベル100レジュメを手渡す。アーメン。
私「お願いします…(色々と終わったな)」
レジュメを手渡したあと、
六条先生がエレベーターに乗り込んできたので、4階に用事があるフリをして私は降りる。エレベーターという密室でピンクマスクと二人きり状態は私の心臓が持ちそうにない。
エレベーターの狭間で、
内定先の研修があるので、来週のゼミを休むと六条先生に告げる。六条先生は頷く。マスクをしているのでいまいち表情は読み取れない。ただ機嫌はあまり宜しくないようである。
そのまま六条先生はエレベーターで下界に降りて行った。
ああ、これでもうゼミを休む口実として「就職活動」を使用することが完全に出来なくなってしまった…と非常に残念に思う。これ以上に怪しまれずゼミを休める最適な理由は見つからないと思う。
4月~5月、就活のお陰でほぼゼミを休めたこと。それだけが唯一「就活やってて良かった」と思える瞬間であった。
そして二週間後、かなり久しぶりにゼミに顔を出す。レジュメの事が気掛かりではあったが、六条先生が普通に出欠を取り始めたのでホッとする。ヨカッタ。今日はピンクマスクではない。
しかし出欠を取り終わった瞬間、六条先生が私の方に鋭い視線を向けてくる。
(ああ、今から私に対する洗礼が始まるのか…)
しかも皆の前で。
公開処刑開始のゴングが私の中で盛大に鳴り響いた。