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今回は国語の解説です。
全体的に解きやすい問題でした。

小説・説明文ともに正解の根拠が分かりやすいところ(傍線部の近く)に集まっていました。

こういうときこそ大問2番の知識問題で差がつきますね。

「蛍雪」「采配」「臼」読めましたか?できなかった人は復習しましょう。
ちなみに『蛍雪の功』という言葉があります。
夏は蛍の光で、冬は雪明かりで勉学に励む=「苦労しながら学問をおさめる」という意味です。
歯を食いしばって残りの受験生生活を過ごしましょう。


大問1 出典は椰月 美智子『つながりの蔵』


主人公の遼子が5年生当時を回想するシーン。

登校すると黒板に「美音」と「柊介」の名前。

その間にはハートマーク。

誰かのいたずらから始まる子供たちの衝突。

それぞれの登場人物がした行動と、気持ちをおさえながら読み進めましょう。

問1
「三十三人のクラスメイト全員に合った答えなんてないよなあと思う。先生って大変だ。」

とあります。
これを言い換えているのは、選択肢のイですね。

問2
空欄直後「~ことをするのはいけないことだから、二度としないようにしてほしい」と

同じ内容の箇所を探しましょう。

1ページの後ろから2行目

「誰かがいやになることをするのは、いけないことですよね」

と先生が発言しています。

問3
傍線部直後の発言をまとめます。ポイントは2つ。
①しっかりと自分の意見を言える。
②濡れ衣を着せられて、とすごい言葉を知っている。
「濡れ衣を着せられて」は具体例なので、模範解答では書かれていませんね。

ただ、書いてあっても問題ありません。

問4 選択肢を吟味してください。
ア 美音は、自分に非はないにもかかわらず、が×。道理に反することをしています。
ウ あやまったことをほめてほしい、はどこからも読み取ることができません。
エ 桐子のずるさ。がっかり。はそれぞれ違います。

特に傍線④むかつく!と「がっかり」は関連性がないですね。

問5
ア 本文9行目。「真帆が泣いているのには気付いていたと思うけれど」と矛盾しています。
ウ 最初に登場人物の行動をまとめたように、四葉は謝ることを目線で訴えています。

「謝ったほうがいいよ」という発言はしていません。


大問2
問2 動詞の活用の種類。
「ない」をつけて「ない」の前の文字を確認しましょう。

ア段→五段活用
イ段→上一段活用
エ段→下一段活用

次の二つは例外パターンです。
「来る」→カ行変格活用
「する」→サ行変格活用

A「暮らさない」→五段活用
B「いない」→上一段活用


大問3 出典は山際 壽一(じゅいち)『教官革命 社交する人類の進化と未来』


類人猿の誕生から、チンパンジー、ゴリラとの進化の違いを述べ、

いかにしてホモサピエンスが繁栄したのかを述べた文章。

時系列と人類、チンパンジー、ゴリラの三者三様の特徴を捉えましょう。

 

本文を読み解くと、このようにまとめることができます。

人類は700万年前には直立二足歩行でした。

そして気候変動や食料の奪い合いにより、

もともと暮らしていた熱帯雨林を追い出されるかたちになります。

平地に出たことにより、徐々に足でものをつかめなくなります。

その代わりに長い距離を移動できる力を得ました。

アフリカ大陸を出て生息分布を広げ、

火、道具、言葉の使用により繁栄ぶりが加速度を増していきます。

特に言葉の獲得により、

「現在」だけでなく、「過去」、「未来」のことも仲間と共有できるようになり、

その繁栄はとどまることを知りませんでした。

問1 ⑴ 人類がサバンナへ出た理由は2つ。気候変動と食料の奪い合いに負けたことです。


問1 ⑵ ゴリラとチンパンジーの生息場所と、食べ物の対比の記述。

上記表にまとめたとおりです。


問2 言葉の誕生により、人類ができるようになったことは何か。
傍線部の次の段落に書いてあります。

空欄前後の「できる」や「生まれた」という言葉をヒントに探せば見つけやすいです。

問3 ネアンデルタール人がホモサピエンスに居場所を占領された理由。
人類とネアンデルタール人の差は「言葉の有無」だと述べられています。

そしてその差によって次のような違いが生まれてきます。

「交流」については解答欄にすでに書いてあるので、

「狩猟」、「人口」について記述しましょう。


問4 最初の年表とそれぞれの選択肢を見比べてみてください。

焦っていると間違えてしまうかもしれませんが、必ず得点したい問題です。

今回のように、対比が多かったり、時系列に沿って話が展開したりする文章は、

解き直しの際に簡単な表を作ってまとめてみるといいかもしれません。

本文の理解がしやすくなりますよ。


大問4 古文
話をまとめると、連歌の上達のためには「とにかく数をこなす」ということです。
納得のいく作品を考え抜いて1つ作っても、上級者からみたらまだまだな作品である。

だから、考えすぎずにまずは作ってみよう。という流れですね。

問2 A 傍線Aを含む発言は了俊のものです。

「我若年の頃、連歌を」の「我」から主語が変わっていないので、Aは了俊です。


  B 一連の発言を聞いていた人を探しましょう。

本文2行目に「摂政殿きこしめして」とありますね。

問3 空欄直前の「上手な人からすると」にあたる部分が

本文5行目「上の人の目から見れば」です。

上手な人からするとまったく良い句ではないので、

作る数を少なくするのはまったくよくないことだと言っています。


大問5 作文
「メディアをどのように利用していきたいか」というお題でした。
①世の中の出来事、②生活や趣味に関数情報
それぞれの状況で、テレビとインターネットの良い点と悪い点を考えてみましょう。

1つの例としてはこのような感じです。
自分の立場を明確にすることで、作文もスピーディーに書けますよ。

以上、国語の解説でした。

 

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