こんにちは!学習塾チェックマンです。
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今日は第4回北辰テスト国語の解説です。
時間足りましたか?今回は説明文が読みづらかったです。
内容を理解しようと何度も読んでいるうちに、タイムオーバーなんていう人もいたかもしれません。もったいないです。
得点を最大化できるように、できない問題は諦めて、とばすことも重要です。
また、得点最大化のために「見直し」も必ずしましょう。
誤字脱字、抜き出しの位置、文字数、指定語句を入れているか、記号は書き間違えてないか。
ポイントはたくさんあります。
5科目テストを受けて1つもミスしない人なんていないですよね。
だから、どの科目も必ず見直しをしましょう。
「もう一問も分からない」から得点を上げる唯一の方法ですよ。
それでは解説をしていきます。
大問1 出典は工藤 純子『ルール!』
中学生の主人公が校則を改訂するために、先生たちに挑んでいく物語でした。
学校の先生や地域の人が一堂に会するときに、
放送室を占拠して大人たちに言葉を伝えるときの緊張感が強く伝わってきます。
自分たちのルールは自分たちで決めたいというひたむきさが描かれていました。
問1
⑴ 空欄Ⅰの直後に「が大切だと知った。」とあります。
今回の問題に限らず「大切」はよく出てくるワードです。
この言葉をみたら、「重要」「必要」「肝腎」などの同じ意味の言葉を思い浮かべましょう。
本文と設問で言い換えられていることが多いです。
ただ、今回は傍線①の3行後に
「互いを尊重しあって話しあうことこそが、大切なのだとわかった」と
「大切」がそのまんま見つかるのでここを使いましょう。
⑵ 「どのような校則にしたいか」という問題。
①多数派だけで決めない。
②少数派の意見も聞く。
③みんなが納得できる校則。
これらの3つが書けていればOKです。
①、②は指定語句なので多くの人が書けたのではないかと思います。
しかし、この問題で一番大切なのは③です。
「どのような校則にしたいか」という問いの答えは「みんなが納得できる校則」だからです。
①、②はあくまでそれを作るための過程ですね。
問2
傍線②の3行前
「三年生が卒業し、生徒の関心が薄れることを、学校が待っているのではないかと疑うことは、
あたしたちにとって悲しいことです」とあります。
この部分を「うやむやにしようとしている」と表現しているウが正しいです。
問3 心情を答える記述です。
みんな、「心情」が書けていますか?
この問題で一番多そうな間違いは「出来事」だけ書いてしまうパターンです。
「スマホの件も今年中に検討すると、校長先生が約束してくれて、飛び跳ねている」などでは
ダメです。
『嬉しい』『喜ぶ』どちらかがないと大きく減点されるでしょう。
記述問題が2題出題されましたが、
「聞かれていること」と「答えていること」が、かみ合っているか確認しましょうね。
問4
イ 生徒の不満が噴出する
エ 本文中には登場人物の心情を表す言葉がない
が、それぞれ間違いです。心情語はいたるところにあります。
大問2
基本的な文法、ことわざ、故事成語が出題されました。
ことわざ、故事成語は北辰テストでは今回みたいに、
例文を出されて適切なものを選択する場合もありますが、穴埋めもよく出題されます。
それでは、過去の北辰の出題から穴埋めクイズやってみましょう。
全て漢字1文字が答えです。
①積み重ねてきたものを無駄にしてしまう。『今までの努力を( )にふる。』
②頼るべき所がないこと。『とりつく( )もない。』
③困難がふりかかるのも、もとはといえば自分に責任があること。『( )から出たさび。』
全部わかりましたか?
答えは①棒 ②島 ③身 でした。
意味だけでなく由来も調べると、忘れづらくなりますよ。
大問3 出典は村上 陽一郎『日本近代科学史』
科学史的な経験法則が法則に変わっていくまでの過程を多くの具体例を用いて論じています。
そして経験則が法則になるにあたって
「なぜ?」を突き詰めることが「科学」であると結論付けています。
問1
注目すべきは2段落目。「このように」と始まっていることから、
1段落の具体例を受けての「まとめの段落」だと分かります。
2段落の最後に「パターンをもった因果関係」とあるのでここを使いましょう。
問2
傍線②の次の段落を見ましょう。
「意味のある相関関係と、ほんとうの因果関係とは、いつも重なっているわけではない」と
言っています。
ほんとうの因果関係があるに見せかけて、実は関係なかった。
ということですね。
問4
⑴「技術」とは何かを説明する問題。
文中に、「技術とは、人間のこのような活動を言う」とあります。
「このような活動」とは
直前の「人間にとって好ましくない状況を好ましい状況へ、
好ましい状況はより好ましい状況へと改変することを目的として」を指しています。
この部分を抜き出しのようなかたちで書いていきましょう。
⑵「科学」とは何かを説明する問題。
経験法則が、なぜ成立するかを考えるのが科学だと述べています。
空欄直前は、
「経験法則として獲得したこの草の葉を食べると、胃がすっきりするというような関係が」
とあるので、
なぜ成り立つのか、どうして成立するのか
などと続けていきましょう。
本文そのままを抜き出して、
「なぜ?に関する答えを組織的に」といきなり書いてしまうと、
空欄の直前とかみ合わなくなってしまいます。
大問4 古文
問3 主語を見抜く問題。
それぞれの家臣の発言内容を整理しましょう。
ア「帝はとてもうまく国を治めています」
イ「帝は、徳がすぐれていません」と言った後、追い出される。
ウ「たいへん、仁があります。」
エ「仁のある君主には必ず忠臣がいます。」
オは君とあるので、家臣ではなく君主をさしています。
大問5
「二酸化炭素の排出量を減らすためにできること」というお題でした。
資料を読み取るときに、体験が書ける項目を選ぶようにしましょう。
たとえば「暖房」は生活するうえでよく使うので、体験を書きやすそうですが、
「自動車」はどうでしょう。
皆さんは、自分で運転するわけではないので、体験が書きづらいのではないでしょうか。
項目を選んだら、あとは練習通りに書くだけです。
作文は練習と添削を何度も繰り返しましょう。
書いたらどんどん持ってきてください。チェックしていきます。
以上、国語の解説でした。
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