こんばんは!学習塾チェックマンです。

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昨日は中3第3回北辰テストが実施されました。

恒例の解説記事。まずは理科から。

受験した中3生は問題用紙を手元において解き直しをしてみてください。

 


大問1 小問集合
(2) 「細胞→組織→器官→個体」でした。「はたらき」をもつようになったものを「器官」といいました。

 ちなみに根には2つのはたらきが。

 ①からだを地面に固定する

 ②土から水分や養分を吸収する

 この2つのはたらきをもってはじめて「根」と認めれられるのでした。

 コケ植物の仮根は①からだを地面に固定する、

 というはたらきしかもっていないので「根」ではなく「仮根」とよびます。

 

(3)この問いの逆の記述もマスターしておきましょう。

 下方置換で集められる気体の特徴は?

 →「水に溶けやすく、空気より重い」

 空気より重い、だけでは×ですよ。

 

(4) 大問5が「光」だと予想していたので……えーん

   小問かぁ~ガーン

   それもあってこの3点分は当然得点してほしいですが。

   焦点上ぶ物体を置くと、像はできませんでした。

   「焦点上におくと像はできない」と覚えるよりも、光の作図のしかたを確認してください。

   知識が単発ではなく、なぜそうなのか、という理解につながります。

 

(5) 初期微動継続時間は震源距離に比例

   P波とS波の直線の間が初期微動継続時間をあらわしていますね。

 

 

 

大問2 大地の変化

ここは充分に対策をつみましたので、しっかり得点してほしい!

 

問1(1) 要点プリントに載せてありますね。こする!!

 

問2 火山岩・深成岩はあくまでグループ名。メンバーは3人ずついましたね。

   りかちゃんあせってゲロはいた(りかちゃんあせってゲタはいた)

 

問4 プレートの名称もおさえておく必要があります。

   ユーラシアプレート・北アメリカプレート・フィリピン海プレート・太平洋プレート

 

問5 埼玉県入試で出た記述問題です。偏西風がキーワードでした。

 

 

 

大問3 植物

問1 植物分類覚え歌でカンペキに!

 

問2 道管→根から吸収した水や養分の通り道

    師管→葉でつくられた養分の通り道

    光合成でデンプンはつくられますが、水に溶けにくいのでそのままでは運べません。

    水に溶けやすい「糖」に変えられて運ばれますね。

 

問5 光合成は光が当たっている時間だけ。生物である以上、呼吸は常におこなっています。

 

問6 気孔は葉の裏に多く分布する穴っぽこです。孔辺細胞もあわせて覚えておきましょう。

 

 

 

大問4 水溶液

質量パーセント濃度は前回の小問で出ていたので拍子抜け(;^_^A

 

問2 結晶のかたちは 塩化ナトリウム→立方体、ミョウバン→正八面体 を覚えておけば問題ないよ。

 

問3 水温による溶解度の差が大きい物質は、水の温度を下げることで再結晶ができます。

   一方、溶解度の差が小さい塩化ナトリウムは、加熱して水を蒸発させる、という再結晶の方法をとります。

 

問4 質量パーセント濃度の基本的な問題。

   前回第2回北辰テストを受けて、今回この問題を間違えてしまった人は、相当重く受け止めるべきです。

   前回大問1の問3で出題されています。解き直しはしましたか?受けっぱなしになっていませんか?

   高校は望めば誰でも進学できる制度ではないのですよ。用意されたイスの数は決まっています。

   第1志望校の限られたイス(募集定員)を見ず知らずの人に、あなたは差し出すのですか?

   しっかりやろうぜ!

 

問5

※追記  表から飽和水溶液110gをつくるには「塩化ナトリウム30.17…gが必要。

   設問の「塩化ナトリウム30gを入れて…」とありますが、30.17…gには少々足りないので

   結晶は出てこない、という結論になります。

   設問ミスで全員4点として採点だそうです…。

 

 

大問5 電力・熱量
 

問2 電力(W)=電流(A)×電圧(V)、 熱量(J)=電力(W)×時間(S) です!

    公式をおぼえていますかぁーー!?っていう問題でした。

 

問3 北辰の解説はグラフから・・・みたいに書いてありますので、ココでは数字から。

    表2をみると5分間での水の上昇温度は6℃なので

    図2から電熱線Rの5℃の1.2倍になっていることがわかります。

    水の上昇温度は電力(熱量)に比例するので、

    水の上昇温度が1.2倍なら、電力も電熱線R使用時の1.2倍 つまり 7.2W

    今回、電圧は6Vで一定なので、□A×6V=7.2W だから 1.2Aの電流。

    オームの法則を使って抵抗Ωを求めると、 6V÷1.2A=5Ω

    よって5Ωの抵抗をつくるやつが正解。

    直列つなぎは抵抗がたし算になるので、今回はP(2Ω)とQ(3Ω)を直列につなげば

    2+3=5Ωが作れますね。

 

問4 これは実質 電力W=電流A×電圧V がわかっていますか?みたいな問題なので

    問2と知識が丸かぶり。

    これを出題するなら、問2は無くてよいかと思うのですが。どちらかの出題にすべきですね。

 

 


以上、勝負が始まる7月第3回北辰テスト理科でした。

まだこれから中1・中2内容の復習を始める人がほとんどだと思いますから

忘れてしまっている内容が多い、というのが現状だと思います。

 

ただ、内容的には「これはキツイな…」という問題はありません。

今は難しく感じていても、

復習をして、内容理解がすすんだ頃には
きっとカンタンに感じるハズです。

 

次回北辰テストは9月4日

この1ヶ月半の過ごし方は重要ですよびっくりマーク

没頭、没入する感覚を味わってほしいなぁおねがい

そのために準備は怠らないぜぃチョキチョキチョキ

 

 

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