こんにちは。今日は学習関連の話ではありませんが…。思い出話をひとつ。

 

 

当時は野球中継といえばジャイアンツ戦。

オリックス戦を中継などすることはないし、日本シリーズの常連チームでもないので

小学生の私にはなじみのないチームでした。

 

「打率4割を超えているバッターがいる。最後までいくんじゃないか?」

 

そんなオリックスにすごい選手が現れたという。

 

「イチロー」

 

え???外国の人??2世とか3世の人なのかな…。

 

ヒットを積み重ねていくイチロー

210安打の当時新記録。

 

気づいたら小学校の校庭でマネをしていました。

 

あんなフォームじゃダメだ。

そんな大人たちを尻目に首位打者を獲得し続けるイチロー。

ヒーロー、憧れの的にならないはずがありません。

 

いつしかイチローが打つのは当たり前みたいになっていきました。

 

 

月日は流れ、

ビッグニュース。

「メジャー挑戦」

 

大学生になり、野球から離れていた私に再び興奮を。

シアトルのユニフォームが似合いすぎ。

くるんと1回転するやつ、たまりません(笑)

 

日本時間午前10時ごろからだったでしょうか、

毎日のように海の向こうで試合が行われました。

 

昼のニュースで野茂・イチローの試合速報を見てから

キャンパスに向かいます。おかげで午前の授業は間に合いません(笑)

 

メジャーでも結果を残し続けるイチロー。

偉業は達成の歴史は、野球ファンを熱狂させてきた歴史でもあります。

 

打率もだんだん下がってきて、出場機会が減っても

若返りと年齢のせいにされているだけ。

オレたちのイチローはまだまだやれる。

最近はずっとそう思ってきました。

 

 

そんな私も干支を3周終えました。

29年も現役を続けてくれたら、そりぁ私も年をとりますよ。

 

 

彼は会見で言いました。

 

「ある時までは自分のためにプレーすることがチームのためになるし、

見てくれる人も喜んでくれるかなと思っていたんですけど、

ニューヨークに行った後ぐらいからですかね。

人に喜んでもらえることが一番の喜びに変わってきた。

その点で、ファンの方の存在なしには、

自分のエネルギーはまったく生まれないと思います。」

 

 

 

 

イチローさんの存在が

怠けたいと思う弱い自分に

何度エネルギーを与えてくれたことでしょう。

自分の「ものさし」をちょっとだけ超える

努力をしつづけることで

どれほど大きなことを成し遂げられるか。

言葉でなく

四半世紀にわたる、あなたの歩みを見続けられたことで

重みのあることとして受け止められました。

素晴らしい時間をありがとうございました。

 

 

 

今日はこれだけ。おしまい。