こんにちは!

この間は算数・数学の計算について書きましたが、今日は文章題について。

もちろん算数・数学の文章題ですから、「数字」がキーワードなのは間違いありません。

しかし、数字だけしか見ずに、問題の流れで解いてしまう子も多いのが現状です。

たとえば、

問1  1個250円のケーキを○個買って、60円の箱につめたときの代金を式にあらわしましょう。

問2  1冊150円のノートを○冊と120円のボールペン1本を買ったときの代金の合計を式にあらわしましょう。

問3  水そうに30Lの水が入っています。排水口を開いて、1分間に2Lの割合で排水します。

    排水口を開いてから○分後の水そうの中の水の量を式にあらわしましょう。

 

この問いの流れだと

問1  250×○+60   (円)

問2  150×○+120 (円)    と、かけ算とたし算をする流れなので、数字しか見ていない子は

 

問3  30×○+2  とか   2×○+30 とか   30×2+○  とか、やってみたりします。まったく文章を読めていません。

    (本当にそう解答してしまう子供たちは多いですよ!)

 

問3は水を抜いていくわけですから、水がどんどん「減っていく」ところをイメージできれば、「引き算」だと気づけるはずです。

普段から、読んだ文章をイメージ化することをしていれば防げるミスです。小学生は国語の教科書音読の宿題が出ているはずですから、

ぜひ、声に出す際に頭の中でも場面をイメージして読んでもらいたいです!

 

場面や情景を言語化のは大人でも大変ですが、文章を想像、イメージ化することは苦ではないはずです。

しかし、見たことも触ったこともないものはイメージしにくいですよね。

「見たり」「触ったり」「聴いたり」「味わったり」「嗅いだり」、たくさんの経験をが情景をイメージする力につながりますよ!!