No ride,No 【life】. @FukadakeBase -41ページ目

No ride,No 【life】. @FukadakeBase

基本的にはバイク好きのネタですが
一見、道楽者に見えていながら
妻の精神的疾患を支える難しさなんかも書いています。

いろんな角度から見える「命・人生」がテーマです。

VTR1000F。

バイク屋にあった車体はノーマルで36,000㌔は走っていたけど

車体は凄くキレイだった。

そして、免許が取れてしまうタイミング。



【免許取得と納車】

このタイミングを逃したらいけないと思ってしまった。



卒検までの日程にめどが立ち、妻を連れてバイク屋に向かった。

それはもう、契約するつもりで。



妻には免許だけと言っていた都合上、ブーブー言われたのは言うまでもないが

そういうところでおれの意見を飲んでくれる妻の優しさは素晴らしい!



結局はSRXを下取りにだして、VTRを購入する事にした。

契約を交わしてからは、たんたんと事が進み、SRXの査定から引き渡しがあっという間に済んだ。



自分のバイクが引き取られていく姿を初めて見たけど

やっぱり、切ないもんだね。

よく言われるドナドナが、頭の中で流れ

ともに過ごした日々がフラッシュバックする。

バイクを擬人化するのに抵抗を持つ人もいるけど

おれにとってはかけがえのない相棒で

その一台一台に想いが宿る。

妻はおれの相棒を愛人と呼ぶけど…。



まぁ、そんなこんなで免許への詰めと、納車までの詰めが同時進行した。

卒検当日は結構緊張した。

急制動でロックしないだろうか?

一本橋で脱輪しないだろうか?

不安が頭をよぎった。



でも、始まってしまえば後悔をしないように全力で取り組むだけ。

後方確認や、ミラーでの確認をこれでもかとオーバーにして

気分は白バイ隊で臨んだ。



もう1人同じ日に卒検を受けた人が居たが

一本橋はするーっと抜けるし、この人大丈夫だろか?と思った。

おれよりずっと年上で、40前半くらいだったろう。



結果がでるまでの間、その人に缶コーヒーをおごってもらい

どんなバイクライフが待ち受けているか

楽しく話しながら時間を過ごした。



結果が出る。

二人とも合格。

握手をして喜びを分かち合った。


次の日、受かる前提で有給を取っていて

すぐに免許センターに行った。

無事に免許をもらう。



その足で、バイク屋に向かって納車までの進捗状況を確認する。

VTRにはもうナンバーが付いていた。

もしかして今日納車できるか聞く。



出来るよ!との返事に、バイクの搬送を頼んで自宅に帰った。

その日の午後、VTRは納車された。



自宅の庭で説明を受けて、正式に引き受ける。

ガソリンがほとんど入っていないので、スタンドまでちらっと初乗り。



これまでとは全然違う。

明らかにパワフルなトルクと、開ければ鬼のように加速する。

シングルからツインへの進化は間違いなかった。

ビッグバイクライフはこの驚きにも似た喜びからスタートした。


No ride,No 【life】. @FukadakeBase-VTR1000F-1

S2000とのお話にならない大きな差に、ビッグバイクへの憧れは更に大きなものになった。



なんだろうな、別に勝ちたいとか、ぶち抜きたいとか、ちぎりたいとか


そういう思いがあったわけじゃない。



いや無かったとは言わないけれど


何ていうのか、自分自身に納得出来ない部分が大きかった。



大きな力の差が如実になり、それが腕の差であっても


それを容易に認めることができなかっただけなのかもしれない。



【大型自動二輪免許】


400ccのシングルではあったけれど、その限界を知ったことで中免では限界だと思った。


実はこの年に、今まで挙げていなかった結婚式を挙げることに決まっていた。



こういうバイク以外の出来事も、物事の決断力というか、そういうものへ勢いを与える。


逆に決断を鈍らせることもあるだろうけど、この時のおれは勢いが良かった。



妻に免許だけは若いうちに取っておきたいと相談して、自動車学校へ入学。



中免と車の免許は地元で取った。


秋田では初めての自動車学校だったので、なんかものすごく新鮮。



初めて中免を取りに自動車学校へ通ったように、ワクワクして通った。



早く免許が欲しかったけど、仕事をしながらとなると、土曜日しか教習できなかった。



雨の日の教習も初めて経験した。



雨具は自分で用意してくださいというので、ホームセンターで


激安の、カッパ風のものを買っていって使った。


ものの数分でパンツまでビショ濡れ。。。


安物買いの銭失いとはよく言ったもんだと、この頃から思うようになった。



そうそう、思い出した。


ここの教官も挑発的なのは共通していた。


付いて走ってきてというので、後ろを付いて行くと


まぁ速い。


さらに、おれが追いつくまで、一時停止のT字路でバーンナウトまでする始末。


いったい何がしたいのか二輪教官。。。



んで、やっぱり免許だけとは言いつつも


「もしも」買うとしたら何かなぁって、毎日考えてたね。



シングルのパルス感というか、トルクで立ち上がる感覚を残しつつ


伸びもある程度あって欲しい。


フルカウルはまだ抵抗があるけれど、ハーフカウルならいいかもとか。



まずはエンジン。


シングルを進化させたエンジンはなんだろうか?



スーパーバイク世界選手権でのDUCATI。


L型ツインエンジン。



そぉか!シングル✕2で進化できるかも!単純にそう思った。



ただ、バイクを買うにもDUCATIなんかとてもじゃないが買えない。


維持に物凄く金が掛かりそうだったし、まずは手堅く国産で。



そう思って候補に上がったのはTL1000S。


外見も、あのちょっと不細工めな顔がたまらなく好きだった。


じゃじゃ馬らしいことがあちこちで書かれていて、そういうのを乗りこなす楽しみもありだなと思う。



見るだけと称して、教習のない日曜日は、各地のバイク屋をめぐり


TL1000Sの現車がないか探し歩いた。



しかし、このバイク、かなりのマイナー車でありながら


コアなファンが多いのか、中古市場にあまり顔を出さない。



もう見つからないんだろうなと諦めていた。



そんなとき、諦め半分で入った店。


TLはやっぱり無かった。


ところが、その競合車であるVTR1000Fがあった。


しかも人気があまりない?のか距離が36,000km走っていたからか?


お値段が大変お手頃だった。



でも悩んだ。


本当に欲しいバイクを買わないと、何時まで経っても


あの時あれを買ってれば・・・とか、もう少ししたらもしかしていいのがあったかもしれない・・・とか


そういうのを思いたくはないと、すごく思った。



でもね、最後に到達すべきがR1だと決めていたから


そこまでのステップアップならVTR1000Fもありではないか?と。



その辺は次回。

凍結路面で転倒し、身体への被害は皆無。



SRXはというと、ハンドルとハンドル下のスペーサーを押さえるネジが曲がり

右リアのウインカーの玉が切れ

右ステップが曲がった位だった。



曲がったねじを交換して、ついでにスペーサーは取っ払った。

これはおれには正解で、ポジションがよりコンパクトになっていい感じ。



ウインカーはバイク屋で買って、ステップもついでに、大型の工具であおってもらって直した。

こんな風に復活を経て、また峠を走り始めた。



【vs S2000】

まぁ、タイトルを見て結果は分かるけど…。



プチ峠の練習をやめて、本格的な峠の練習を始めた頃だった。

確か、その峠を走り始めて2、3回目だったと思う。



その日は朝方、7時頃だったかな?

いつものように、お気に入りの登りコースから走り始めていた。

なんちゃってハングオフで、段々とペースを上げながら走る。

すると、何個めかのコーナーでミラーを見ると

一台の車が近付いてきているのが見えた。

まずは自分のペースを保ちながら様子を見る。



グイグイと縮まる車間。



いつの間にか煽られる。



コノヤローと思いながら左によって先に行かせた。



ホンダのS2000だった。

ただ、これだけで終われないのが性分。

気持ちは一瞬にして追走モードへ切り替わる。

この道を、この時間帯に、2シーターでコンバーチブルの車で走るということは

恐らく走ることが好きな人だっただろう。



コーナーでは大差がつかないけど直線ではてんでダメだった。

長いストレートではおいて行かれる。

この峠、進んでいくと、ますます高速コーナーが多くなる。

明らかな腕の差もさることながら、マシンパワーの絶大な差を思い知らされた。

400ccシングルの限界を初めて感じた日だった。



この日から、ビッグバイクへの憧れがより一層深まった。

免許だけでも取りたい。

切に思ったのは言うまでもない。