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日刊・中国ビジネスニュース

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 不動産市場が低迷している日本と違って、中国では今も住宅バブルの真っ只中だ。

 

 葛(かつ)さん28歳、大学卒業後に東北から上海へやって外資系でエンジニアをやっている。結婚を考えている彼女とのマイホームを夢に見ていたが、住宅価格があまりにも高く、2年ほど待っていたが、住宅価格の高騰は止む様子はなく、仕方なく上海の中心部から70kmも離れた郊外で新築マンションを購入した。


 上海の郊外に位置するマンションだが、大きさは73㎡。価格は73万人民元(約1000万円)だが、銀行から融資してもらうために金利分が50万元(約700万円)なので、合計123万元(約1720万円)を20年かけて返済する計画である。


 肝心の収入は二人合わせて6000元(約85000円)ほどで、一ヶ月の返済額は3000元(約42000円)にのぼる。葛さん曰く、生活水準は大幅に下がり、以前は毎月に一度のペースで旅行に出かけ、毎週同僚と外で食べたりしていたが、現在はそういうことは一切できず、服もも専らバーゲンモノを探して購入しているという。


 専門家によると、現在上海の新築住宅は1㎡あたり2万元(約3万円)前後で、一家3人で購入する住宅面積は100㎡前後で、合計住宅価格は200万元前後(約3000万円)とある。これは、日本の東京を除く都市部の住宅価格とあまり差がない。さらに、ローン返済の金利は、不動産価格の半分にのぼり、それを合わせると合計返済額は300万元(約4200万円)に上る。

(中国の住宅金利は7%、日本は約2%)                 

                                 

                           引用 by上海証券報


 中国では、マイホームを購入し、住宅ローン返済のためにあくせく働き、収入の大半がローンに消える人々を「房奴」(房=家、家のために働く奴隷)と呼び、住宅に関する話題は度々メディアに登場する。これは、市場心理の観点から観察すると、住宅バブルはすでに頂点に達しており、収入と住宅価格の割合から計算しても明らかに住宅価格が高騰しすぎている。実態からかけ離れたバブルは、いずれ弾けるのが世の常である。今でも毎年住宅価格は上がっているが、それが上がらなくなったときが、暴落を呼び寄せることになるだろう。不動産市場の冷え込みが中国経済に大きな打撃を与え、上海株も以前の記事で述べた通りとても2000ポイントで支えきれるレベルではなく、2005年の998ポイントに挑戦する可能性の方が高い。


 しかし、中国は日本のように長期的な経済低迷に陥るのだろうか?答えはNoである。その理由についてはまた機会を改めて述べたい。




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上海で立てられ続ける高層マンション