2023/12/24 井上芳雄 日生劇場「ベートーヴェン」
初ベートーヴェン!ドラマチック〜!!!芸術家の苦悩がさまざまな形で全てを使って表現されてる。音楽、役者の表現、舞台装置、効果でこれでもかというほど表現されている。
音楽の妖精?が凄く効果的だと思う。
音楽を聴いてその世界に没頭している時はまさしくあんな感じ。喜びが内側から溢れてくる感じや絶望を感じた時、目に見えないものを目に見える形にした時の表現方法としてとても効果的だと思う。とても良かった!
ベートーヴェンが自然の音に反応した時にとても芸術家だと思った。私の好きなアーティストも子供の頃に、台風の時に車の中に入って風の音を聞いていた子供だったらしい。家族が危ないと言っても、「しっ!風の音を聞いてるから」車の中にいたことがあったとか。芸術家の音に対する感性を表すとても特徴的な表現だと思った。
芳雄さんの本領発揮のミュージカルと思った。今年主演作品たくさんあれど、これほど芳雄さんの才能と実力を遺憾なく発揮できたのはこの作品だと思う😊話の内容としてはもうちょっとまとまりがあると良かったけど、それ以外のところはとても良かった!私は存分に楽しめた。
この作品、ベートーヴェンの内面が主なんだけど、芳雄さんは繊細な内面表現がとても上手いのでピッタリだと思う。繊細で気難しくて神経質な芸術家!威厳と孤高の存在がピッタリ!あと、あの発声がこの作品にピッタリです!
トニの花總まりさんが、本当に愛らしくて可愛いくて、優しくて美しくて気品があって、こういう役は花總さんの右に出る人はいないと思う!あの気品!
愛するゆえの辛い選択😢
カテコで命懸けと言っていたけど、本当にたくさん歌って全身でルートヴィヒを愛して苦悩してた😢
カスパールの海宝さん。可愛い😍あんな弟いたら、そら、可愛い!「父のように育てた」って言葉がしっくりくる。あの小さな弟が結婚相手連れてくるまでに成長した感慨深さと心配。しかも結婚相手は…。芳雄さん、さぞかし海宝カスパールが可愛かろうに…。と思った。
フランツのシュガー!声が大きくて恐ろしさが増す。資本主義の化身みたいな男。ルートヴィヒの正反対の存在。対比が面白いと思った😊正反対の存在の間で揺れるトニ。
ベッティーナの木下晴香ちゃん。
可愛いらしいのだけど、それだけじゃない!あらら〜と思ったけれど、義姉妹のデュエットは美しかった^_^
一幕はベートーヴェンの芸術家としての苦悩、二幕は愛の物語。芸術家の裏にはミューズがいることが多いけど、その出会いによって魂が磨かれて、さらに素晴らしい曲をかくようになるのは定石なのか?と思った。思えば、有名な音楽家の半生を描いた映画などでも同じような道を辿る。
コール・ポーターとかいろいろ凄かった😅でも本当に愛したのはただ一人だった。音楽家て繊細で脆い部分がある。だからこそ人の心に響く音楽が生み出されるんだけど、人格者の音楽家を未だ知らない😅
音楽好きの私にはいろんな意味でたまらない作品です。やっぱり、音楽と音楽家が好きだなぁと再確認した作品だった。配信も買ったので、アーカイブで見ます!
私が選ぶ、今年の芳雄さんのベスト役はベートーヴェンです!!!
あと、楽曲!楽曲の使い方がとても良かった!面白い!さすがクンツェ&リーヴァイ!
さあ、配信も買ったし、東京千穐楽まで復習!
#ベートーヴェン
#井上芳雄
#花總まり
#海宝直人
#佐藤隆紀
#木下晴香
会場周辺写真です。
久しぶり!
しゅてき!
可愛い😍迷わずに探せました!
開場前に腹ごしらえ。圭吾さん!
大変美味しゅうございました
オクロジ
日比谷のイルミネーション✨