上妻宏光 8/27「上妻宏光コンサート-和心伝心-其ノ参」 | 東方神起&山崎まさよしと音楽あれこれ

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こんにちは~!!!

すっかり涼しくなりました。

体調を崩されていませんか???

この時期は体調を崩しやすいので、気をつけてくださいね!

 

さて、1週間前になりますが、こちらのコンサートに行ってきました。

上妻宏光 8/27「上妻宏光コンサート-和心伝心-其ノ参」
 

上妻さん企画で和楽器界の達人を招いて行うスペシャルな公演ラブラブ

ゲストは、和太鼓奏者の林英哲さん、歌手の元ちとせさん、長唄三味線の杵屋勝松さん、杵屋克国悠さん、松永直矢さん。

このコンサートをお目当ては、林英哲さん、ちーちゃん(元ちとせさん)でしたが、長唄三味線の方々上妻さんの演奏、作曲の素晴らしさに圧倒されました。またまた、行きたいコンサートが増えてしまいましたニコニコ

 

それでは、コンサートの様子を振り返ってみましょうむらさき音符


最初は上妻さんコーナー。

上妻さん、ベース、ピアノのトリオ編成で演奏。これがとても素晴らしいグッ

西洋の楽器と共演する上妻さんの三味線は、ギターのよう。グルーヴしてる!!しかし、伝統的な津軽三味線の曲の時は「和」でした。上妻さんが西洋音楽に慣れ親しんでいる世代もあって、西洋楽器に混じっても違和感が全くありませんでした。 「和洋折衷」「伝統と革新」この言葉がピッタリです!上妻さんは凄くバランス感覚が良い人なのではないかと思いましたウインク

お気に入りの曲は、ドラマ「石川五右衛門」の主題歌「月夜の影」。素晴らしい!
 

その後に上妻さんと長唄三味線の方々の演奏とコラボ。

三味線の歴史や、長唄、奄美、津軽の民謡と三味線の違いを解説していました。三味線の歴史は400年。長唄は歌舞伎で使う三味線で、細い竿を使用。音は細く高いです。琵琶のような音色で雅です。長唄には譜面があり、西洋音楽で例えるならクラシックに近い。津軽三味線は目の不自由な方が始めたこともあり、口伝で譜面がない。即興で演奏することが多いそうで、ジャズに近い。

長唄と津軽三味線が同じステージで演奏することはないそうです(もったいない)。今回、上妻さんが作曲した曲を長唄と三味線のコラボを聞いたけど、長唄の三味線と津軽三味線で演奏すると音に奥行きがでて、三味線だけの演奏には思えませんでした。作曲の際に上妻さんが、長唄のフレーズを入れたり津軽三味線の得意分野を織り交ぜたりして、相乗効果がでたんだなぁ、と思いました。

 

その後はちーちゃん(元ちとせ)が歌い、コラボ。

奄美の三線も細い竿。沖縄の三線と同じだがバチが竹バチ。音階は日本音階で、沖縄とは違う。ちなみに「シマ唄」と書き、「シマ」は「縄張り」なのだと、 ちーちゃん が解説。ちーちゃんはシマ唄も歌った。とても神聖な感じ。 津軽三味線は、沖縄や奄美の民謡がルーツのようなものだと、上妻さんが解説。津軽三味線は、音が低く太い。まるで日本海の荒波のようです。

 

最後に 林英哲さんが演奏し、コラボ。

太鼓の歴史は縄文時代。最初は伝達手段だったが、神事や音楽として普及。英哲さんは太鼓ソリストとして、奏法はもちろん舞台上の太鼓のセッテッィング方法も確立。英哲さんはパイオニア!英哲さんの力強い演奏に会場も大興奮。ピアノ、和太鼓、津軽三味線で上妻さんアルバムに収録の「YOSARE」を演奏。和と洋のバランスが抜群!各自のソロも最高!

 60歳越えの英哲さんの体力はスゴイ!太鼓を難なく叩いているように見えるけどけっこう体力を消耗するそうです。ドラマで俳優さんが太鼓を叩くことになり、試しに叩いたらたら1分も持たないのだとか。それを2時間も叩き続けるので凄い!と言われたそうです。英哲さんがけっこうハードなので1公演で2,3kgは体重が減っているかも、と言っていました。

 

最後の曲では出演者全員が舞台上に集まり演奏。

とても楽しく演奏していました。この時英哲さんの太鼓の叩き方とノリがドラムっぽかった。元々英哲さんはドラムを叩いていたからだと思うけど、あの姿はとても新鮮!そんな英哲さんも素敵!上質な音楽を堪能できて、楽しい時間でした。

 

音の繊細さを再確認するとても貴重のコンサートでした。今まで三味線の違いを意識したことをなかったのですが、上妻さんがのおかげで知ることができました。これからも音楽の垣根をどんどん壊して欲しいです!

 

上妻さんの曲はCDはレンタルして聞いていたのですが、永久保存版として手元にCDを残したい!と思うようになりました。このコンサートで演奏されたのはこちらのアルバム収録曲です↓↓↓

 

 

とてもオススメです。

次回のこの企画のコンサートに行きたいです!!

今日はとても貴重なものを聞けた。三味線の違いを意識したことをなかったが、上妻さんが垣根を壊そうとしてくれるので、理解できた。音はとても繊細なのだと実感。

 

それでは恒例の会場付近の様子を写真でご紹介。

 

会場入り口で、モーツアルトがお出迎え。

モーツアルトホールなだけあって、モーツアルト増です。

 

入口

 

ポスター

 

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