野菜ソムリエサミットにいってきました。



このイベントは毎回テーマの農産物を決めて、

全国の主産地の農産物の食べ比べをするものです。

主催は、日本野菜ソムリエ協会です。


今回は「みかん」がテーマでした。


日本茶と野菜のブログ
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今の時期に我々が食べるみかんは、温州みかんですが、

今回は12の産地から出品されました。



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12の産地が出品しました

そのほかきんかん(宮崎県の「たまたま」)やジュースなど加工品も


色、大きさがほとんど同じものが出品されていて、

どう比較しようか迷ったのですが、

chawachawa甘味、酸度に注目して比較しました。


始めてみると、とても微妙な差です。

同じ品種でも産地により味が違う?
生産者個人の技術差や畑の環境も大きいかも知れません。
一概に言えない気がします。



そのなかで一番のお気に入りは 黄金甘味比「倉敷みかん」 でした。

甘味と酸味がはっきり感じられ、両方の味のバランスが一番よかったです。



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   黄金甘味比「倉敷みかん」


 そのほか、比較要素としてはみかんの  「食感」 (さのう (内側の袋)の皮のうすさが関係する)、や「外皮のむきやすさ」などで比較する方法もあるようです。



今回の食べ比べは差が小さかったという印象です。(温州みかんの比較だから当たり前ですよね。)

画期的な違いがあればもっと盛り上がるのでしょうね。

 例えば無茶を承知で言えば、赤いみかんだとか、三角形のみかんだとか・・・、



そんなこともあるためか、

画期的?な新品種大分県の「ゼリーオレンジ サンセレブ」

というみかんがでていました。


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   ゼリーオレンジ サンセレブ

 普通の温州みかんを一回り大きくした大きさで(1160g程度の重さ)、さのう の皮が非常に薄く、食感が非常にやわらかいみかんでした。非常にジューシーです。


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現在はまだ貴重品で、平均的な大きさのL品で12個 3300だとか・・・

贈答品にしたら良さそうなみかんです。


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会場に野菜ソムリエの小林かおるさんがみえて、

このみかんの写真をいっしょになって撮っていらしたので、

今日あたりのブログでも紹介されることと思います。



そのほか、みかんに混じってジュースやシロップづけ、


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みかんのドレッシングなども陳列があり試食できました。


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みかんのドレッシングが珍しいと思ったのですが、原材料名の最初に出てきたのが、りんご酢、みかんの順でした。


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 原料で一番多いのは、りんご酸なのですね。

みかんのドレッシングなのに・・・

ちょっと残念。


 でもドレッシングなら当然ですね。

普通は 油2 、酢1、しょうゆ1。

で酢が主原料のひとつ。だからみかんは、添え物。

 



このドレッシングは油少なめ・・・

よく見ると、特徴がよくわかります。

なかなか楽しい?つっこみ話 です。



また、油の順番が後なので、





 また、「香り」が特に感じられよかったのは、「伊木力佐瀬みかん」(長崎県諫早市)でした。

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     伊木力佐瀬みかん