7・23大田区雑感 | リングサイドで野次を聞いた ~独善的ボクシング論

リングサイドで野次を聞いた ~独善的ボクシング論

マニアの隠れ家を目指します。
中津の生渇きの臭い人はお断り。

 

片道2時間の勤務先から理由をつけて大急ぎで帰宅しました。

なんとかリアルタイムでテレビ観戦だけは出来たので雑感を。

まず田中vsバレラ。

 

田口は今までの試合で一番良かったのではないか。

昔はタイトルそのものに価値があったので、王座奪取自体が快挙であり、そのボクサーの評価につながってました。しかし、今はそこまで王座に価値観を見出せなくなってます。

むしろ、田口みたいに戴冠後に実績を積み重ねて認められるというパターンになってきたと思います。その点ではこの後に出場する京口に対するボクシング・ファンの信頼はまだまだですが、可能性は感じられますね。

バレラは強打だけでなく、アウト・ボクシングやスイッチまで駆使してペースを変えようと試みたものの、最後は心を折られた様に見えました。

敢えて言えば、序盤に鼻血を出し、優勢だったラウンドの次は一転攻められるという展開は観客には面白いが、この様に打たれる試合は確実にダメージを蓄積させる。

田中恒成と試合するなら早い方がいいだろう。

今なら勝負になるが、一年後はわからない。

 

それで京口vsアルグメド。

 

プロ・キャリア8戦(アマで経験あるものの)で変則タイプのアルグメドと互せるのは凄いと思う。日本人の福原でなく、やりづらいアルグメドに挑んだのも評価できる。しかし、あまりにも愚直というか、後半のダウンが無ければ、展開も変えられずにそのまま負けてた可能性もあった。

ダウンも含めて、京口が持っていたということかな。今回は相手も変則だし、内容よりも結果が問われる試合だっただけにあまり言われることもないだろうが、あえて言えば、次に防衛戦があった場合に観に行きたくなるかと言われると答えに窮する。

仕返しのつもりかも知れないが、頭突きやホールディングはいささかダーティな印象を与えてしまったとも思う。評価は次の試合待ちかな。

船井の試合は動画配信で我慢するか・・・

 

さて、今回の大会で気になったことは知人もブログで上げているのだが、①長すぎる休憩②もみ合いの多さ③メイン開始が21:00.

特に③。これをやられるとキッツいんですよね。

帰りの足を気にする様な状況では集中した観戦は出来ないです。

 

テレ東アナの8戦目最短王座獲得とか、あのいらねぇー輩をリングサイドに・リポーターになんかでもつけないでもらいたいものです。