[第15回回答]Perfumeの出ているお気に入り書籍 ベスト3 | 留宇のブログ

[第15回回答]Perfumeの出ているお気に入り書籍 ベスト3

(eve)3さんの好企画
「みんなが Perfumeで 勝手に3大○○」

今回のお題、
Perfumeの出ているお気に入り書籍 ベスト3
http://ameblo.jp/eve3/entry-10163626180.html

の言い出しっぺ留宇でございます。

締め切りわずかなのにね。

僕もちゃんと(eve)3さんに協力して告知してれば良かったんですけど・・・
せっかく採用してくれたお題なのにほんと申し訳無いです。

・・・責任を感じております(´_`。)




このお題、今年9月頃から考えてたんです。
人それぞれPerfumeに関する本に対しての思い入れってものがあるに違いない・・・

是非拝見したいな~


・・・で、Perfume武道館ライブの時に「る」の字界隈にいた
(eve)3さんに「本がイイです」(ボソ)って

缶チューハイ片手に提案してみました。←(不審者)

早速お題として採用頂き、本当にうれしかったです。
(eve)3さん、どうもありがとうございますm(_ _)m




さて、いってみましょう。

僕のベスト3なんですけど変則的な形で紹介します。


まず、第3位を飛ばして、第2位から・・・


第2位

ライムスター宇多丸のマブ論 CLASSICS アイドルソング時評 2000-2008

¥1,600
Amazon.co.jp


日本屈指のラッパーである宇多丸師匠のアイドルソングの評論です。

主にハロプロ主体の内容なんですけど、
界隈を取り巻く女性アイドル(BOYSTYLEとBuzyも!)から、
男性アイドルまで幅広く評論しています。

師匠は、Perfumeとは「スゥイートドーナッツ」GPF03の頃に初めて認識したらしいのですが

「モノクロームエフェクト」から最新アルバム「GAME」まで・・・
Perfumeの解散の危機からブレイクの瞬間までが書き出されたPerfumeファンにとっては
たまらない感動の軌跡(奇跡)が刻々と記されています。

僕にとって、
Perfumeをアイドルという視点で視ることは当たり前のことだったので、
Perfumeを取り巻く業界事情を理解する上では、かなり貴重な資料になりました。

師匠自身も、本来「真性モーヲタ」を自認してきたわけで
まさか、ハロプロではない未知のグループの奇跡を垣間見るということは
もちろん全く意図していなかったことでしょうね。

この本の面白いところは、最初に「この本の読み方」という項にて
自分の評論の傾向を説明しているところです。

四つ打ちが好物だとか、
ロック調、バラード興味薄だとか、
本業ラッパーだからラップには厳しいとか、
歌詞の内容にもウルサイとか、

自分の嗜好を前以て表明しているんですね。
そして、過去の文章は訂正せず、自分の評価に関してのコメント(反省)も追記してあります。

師匠の好きなことに対する真摯な潔さ(マメなところ)が出ていて非常に嬉しかったです。



あと、この本は中立な論評とは言い難いです。

しかし、読んで頂ければ「中立の立場でアイドルを評する」ことはあまり重要では無く、
「好きなアイドルを応援する心意気で評する」ことが
いかに面白く価値があるかということがわかるハズです。


最後に・・・継続は力
僕に足りないものですね(;´▽`A``





そして、まだ第3位は置いといて第1位行きます。





第1位
Quick Japan Vol.74

¥945
Amazon.co.jp


先日、増刷されるまで唯一、オクで定価以上の価格がついたプレミア本であります。


「アイドルの意味を回復する3人」


僕はこのフレーズを掲げた
さやわかさん(QuickJapanのライターの人)の文章を指標として、
今までPerfumeを応援してきたと言っても過言ではありません。

ものすごく影響されちゃってます(;´▽`A``

「アイドルの意味を回復」
見事に的を得ている。

っていうかそういう存在であって欲しいと常に願っているわけです。

「アイドル」とは本来「アーティスト」という言葉すら含有する意味を持つ存在ではなかったのか?

デフォルメ化され、ゴシップ記事(ネット)にさらされ、
コアなファンにしか伝わらなくなってしまった存在。それが最近のアイドルの意味。

本来の「アイドル」の意味は『誰もが好きになれる存在』ではなかったのか?

Perfumeの3人が「アイドル」だとか「アーティスト」だとか自覚していなくとも、
彼女達の振る舞いを観て誰もが必ず思う。

アイドルそのものだと・・・。



さやわかさんの文章は、
Perfumeに対する絶賛だけではなく、

「誰もが好きになる」
「アーティストの意味を含有する」

そういう存在になれるグループだ!そいうグループになって欲しい!

というように読めました。
とてつもなく明快で壮大な提案です。

今のところ、こんなスゴイ提案を記事として書き上げたのは
さやわかさんだけだと思います。

だからこそ、この本を読んだときの衝撃は半端無かったんだなと思いました。

(ちなみに僕はさやわかさんと黒猫堂さんがPerfumeの語り部ツートップだと勝手に思っております。)



他にも読みどころ満載なんですけど
残った第三位を紹介します。



第三位
Quick Japan Vol.75

¥945
Amazon.co.jp
(余談ですけど、この号の「ジョジョ」企画も読み応えあります。)


この本はまさにQuickJapan Vol.74を補完する内容です。

対談メインなんですけど、

① のっち vs MIKIKO(振付担当の水野先生)
② かしゆか vs もっさん(ガンダム好きのマネージャー)
③ あ~ちゃん vs 研さん(コンピュータシティから仲間入りのスタイリスト)

3本立てです。

特に②の最後で語るもっさんのPerfume3人に対する言葉がカッコ良すぎで頼もしい限りです。


Vol.74のさやわかさんの記事、そして、Vol.75のもっさんの言葉。
ここに彼女達の進むべき指標があります。


現在は武道館をクリア。そして、代々木。
決してこれからトントン拍子に・・・とか順風満帆だとは限りません。(DFは2位だったしね^^;)

だけど、チームPerfumeにその指標に対する心意気がある限り、
そこを外れない限り僕はPerfumeのファンを止めません。


とにかくこの2冊合わせて神本なんでPerfume好きな人は絶対購入するべきです!


ちなみに、
僕はこの2冊の本の特集に載った全ての人達を総評して
Perfumeのラウンドオブナイツと勝手に呼んでます(;^_^A




以上、ベスト3でした。




次点として、
BOMB! 2008年5月号
彼女達の天使的な魅力を最大限活かした写真は凄かった。


smart 2008年12月号
あの赤色チェックの服にヤラレマシタ。


BUBKA 2008年8月号
宇多丸師匠の喝で、前号のパンチラだとかのBUBKAらしい特集とはうって変わり、
真面目でディープな分析特集・・・。タケさんイラストなんて気にしちゃダメですよ!


以上です。
結構長文でスイマセン(>_<)

うわ~っ、早く寝ないと^^;
(eve)3さん集計の程、よろしくお願い致しますm(_ _)m