$黒猫堂ハンサム日記 ▽・w・▽ 

お待たせ♪
お待たせ♪
お待たせ♪
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |oldest Next >>

ハニカム メガミ ▽・w・▽

2012年02月14日 Theme: Perfumeの女神
僕がまだPerfumeのファンになったばかりの頃。
ファンになったのかどうかの自覚すらなく、ただやたらとPerfumeに関する情報が欲しくて2ちゃんねるに出入りしていた頃のこと。
今でもそうなんだろうけど、あ~ちゃんは天使と呼ばれていた。

「あ~ちゃんは天使」という言い方には、あ~ちゃんはまるで天使のようだ、という比喩的な表現よりももっと強い意味が、あるいは意思が込められていたように思う。
もちろんそう呼んでいる人たちにしたって、聖書に出てくる天使そのもの、と考えているわけではなく、でもたしかにあ~ちゃんの中には他人にあ~ちゃん自身をそう呼ばせるような、呼びたくなるような何かがある。

僕があ~ちゃんについて感じたことや考えたことをテーマにした記事に「女神」という言葉を使ったのは、「Perfumeのあ~ちゃん」という存在が、「天使」という言葉から感じるピュアなイメージ、無垢な印象によって、過剰に清らかな、無謬の存在として捉えられることを避けたかったからだ。
ブレイクに連れてPerfumeのメンバーのメディアへの露出が増えていくとき、我々ファンは必ず、動画やDVDなどの映像、2時間~3時間ほどの限られたライブの時間の中で知ったあ~ちゃんの一部分以上の姿を見ることになる。
その、一部分以上のあ~ちゃんの姿は、おそらくは我々ファンがこうあってほしいと思うあ~ちゃんの姿とは違ったものになるかもしれない。

MCのトークが面白いはずのあ~ちゃんが、ラジオ番組の告知ではよどみなく簡潔にスラ~っと喋っているあ~ちゃんが、せっかくのチャンスであるはずのテレビ番組に出演した時に、限られた時間の中では本領を発揮できずに終わったり、司会者との会話が弾まなかったりすることもあるかもしれない。
そうなった時、おそらく一部のファン、あ~ちゃんに対して過剰な期待を抱いている輩はその「失態」を許さないだろうし、手のひらを返したようにあ~ちゃんを叩く側に回るだろうということも容易に予想できた。

そうなる前に、ファンの過剰な期待のレベルを少しでも下げておきたかった。
一日に数件のアクセス数しかない個人ブログではあっても、あ~ちゃんがごく普通の女の子であること、仕事の上でうまくいくこともあればいかないこともある、そうした不安定さを抱えた19歳の女の子に過ぎないんだということ、そして、基本的には気のいい娘さんなんだろうけれども、人を不愉快な気持ちにさせることもあるだろうし、ごく普通に怒ったり、不機嫌になったり我儘を言ったりすることもあるよね、というファンの一人としての「視点」を、アリバイとして残しておきたかった。

「光と、影」というタイトルにも、物事は見る角度によって異なって見える、感じられるという意味と、ファンの期待に応える輝かしいステージ上の姿と、ファンの期待とは違った生々しく人間臭い部分の双方が同時に矛盾なく個人の中に存在している、という意味を重ねてある。

「女神」という言葉にも人それぞれの、固有のイメージがあるのだろうが、僕が考えたのはギリシャ神話の女神たちのことだった。

ギリシャの神々は、生々しく、愚かで、我儘で、気まぐれで、嫉妬深い。
それでいて間違いなく人間以上の超絶的な存在なのである。

僕の考える「Perfumeのあ~ちゃん」に、これほどふさわしい言葉はないだろうと思った。

わかりやすく、微笑ましいエピソードを紹介しながら、自分の「視点」に引き寄せていくつもりだった。
がっつきタイムと呼ばれたイベント後のファンとの交流の際に、自分推しのはずのファンが他のメンバーのところへいって楽しそうに話しているのを気にしていたらしいという過去のレポートの中にあったエピソードを紹介したり、のっちに対して時にキツく感じられる態度を取ることがあるのは(今となっては信じられないでしょうが、そういう時期もあったのです)メインパートを歌うことが多く、MCで大して話すこともしないのに人気抜群ののっちに対する対抗心からなんじゃないかとか。

過去のファンのレポを拾い読みするように集めたエピソードは、一個人の感想ではあっても事実そのものではなく(それはすでに過去に起きたことであって検証できないから)、ドキュメントとしてそのまま書くことは出来ない。
他人の一次情報を、自分の体験のように描くことは物を書く人間にとっての犯罪行為だから。

「物語」のように書き進めるしかなく、架空の人物像が必要だった。
ステージに立つ「ON」の状態の「Perfumeのあ~ちゃん」でも、ステージを降り私服に着替え家族や友人と一緒にいる「OFF」の西脇綾香ちゃんでもないもう一人。
それが「」付きの「西脇綾香」さんだ ▽・w・▽

福岡は遠く、ただ熱気のみ伝われり ▽・w・▽

2012年02月12日 Theme: ツアー2012
Perfumeの3rdツアー「JPN」は神戸、さいたま、新潟に続いて4カ所目、福岡へ舞台を移し11,12日に開催され、いずれも上々の出来だった模様。

福岡会場は、アリーナ席であればいずれにせよ神席ばかりという噂が伝わって来まして会場の図を確認してみると、さほど広いとは言えないアリーナ席の中に、すでにおなじみとなったあのステージを持ち込むという無茶をしております。
そりゃあどの席だって三人がごく近くに見えるよな、といった状態。

まとめられたレポを読む限り、やはり以前の、Zeppを主戦場としていた頃とはライブの様子が変わってきているみたいですね。
基本、手拍子中心で、飛び跳ねる部分はあっても少なめ。
サウンド自体がいわゆる「四つ打ち」サウンドの割合を薄めてきていますから、セットリストに新作が増えればふえるだけ手拍子中心のライブに移り変わる、ということだろうと思われます。

音楽を軸にしたライブスタイルであるかぎり、音楽性の微妙な変化がそのままダイレクトに観客席のノリの違い、に現れるわけで、この変化は予想されたものであり、当然の成り行き。
手拍子を打ちながら、軽いノリで楽しむというスタイルが、これからのPerfumeのライブ会場で中心的なノリ方になっていくことも考えられます。
もちろん、セットリストのどこかに「踊れ~」とメンバー自ら煽るような楽曲を組み込むことだって出来るわけです。
要は、スタイルの幅がより広くなった、ということなんでしょう。

以前の、ライブ開始と共に始まった熱狂の渦、サバトのような状態を知っている人には現在のライブ会場の雰囲気ってもしかしたら物足りなかったりするのかもしれません。
ただ、熱というものは拡散することによって温度が下がるものなんです。
お風呂のお湯だって、いわゆる「湯もみ」をすることで下がりますからね。

幸いガールグループ界全体が現在活気を帯びた状態になっていて、「熱い現場」を求める人にはおあつらえ向きのグループもあるわけですから、Perfumeという一つの単位が、観客の期待の何もかもを引き受けなければならないという状況ではありません。

Perfumeは我々ファンにとっては永続的な「オンリーワン」であり続けることでしょうけれども、それと同時に様々な音楽を選り好みをせずに聴く「フロート層」にとっては、数ある選択肢の中の一つとして、ようやく棚の一部に並べられる状態になりつつあるのかな、という気がします。

その中で、安定した売れ行きを誇る定番商品となっていくのか、一時的に陳列棚に飾られいつの間にか姿を消してしまう「淘汰」に組み込まれてしまうのかは、誰にもわかりません。
ファンにできることというのはまだまだあり、Perfumeの魅力も成長と共に変化していて「物語」の新しいバージョンが必要となっているのかもしれないし、そんな「物語」なんてものを必要としない層が、Perfumeの背中に手を添えていくことになるのかもしれない。
ファン歴が長くなってきたものとして考えることは、昔のイメージにとらわれてしまった古いファンが、決して新しい世代のファンや応援するグループの足をひっぱるような真似をしてはいけないんだということです。
それもまた、ファンにできること、の中に含まれるだろうと思うからです ▽・w・▽

ステージにこそ ▽・w・▽

2012年02月11日 Theme: ミュージシャン


歌手に対する評価を下すべき場所も、歌手について語るべき部分もそこだけでいい
▽・w・▽

光陰矢のごとし ▽・w・▽

2012年02月08日 Theme: ツアー2012
気がつくと西暦は2012年となり、2010年は一昨年のこととなってしまった。
Perfumeファンとして考えると、あのビッグイベント東京ドーム公演が「一昨年の出来事」、直角二等辺三角形ツアーと代々木DDDが三年前、武道館ライブとGAMEツアーが四年前、「ポリリズム」発売を契機とするブレイクは五年前のトピックスとなる。

当然のこととして我々はその過ぎた年月の分、かっこ良く言えば年齢を重ね、有体に言えば歳をとった。

Perfumeも同様であり、ブレイクの年にすでに18~9歳であったメンバー三人は、もうしばらくすれば全員が23歳となり、そこからさらに7ヶ月ほどが過ぎれば「末っ子」のはずののっち氏は先駆けて24歳となる。

Perfumeのメンバーにとってのこの5年間というのは間違いなく「成長」であった。
この場合の成長とは、年齢を重ねることによって得るものが多く、失うものがごく僅かであった、という意味になるだろうと思う。

Perfumeにとってブレイクすること、は目標そのものではなかった。
彼女たちにとっては、ブレイクしたことよりも、ブレイクを契機に本来Perfumeが進むはずだった(とメンバーが考えていたはずの)オーソドックスなスタイルによるステージパフォーマンスを、少しずつ、それこそ百鬼丸が己の肉体の各部位を奪われた魔物たちから取り戻したように、回復しつつあるということのほうが重要なのではないかという気がする。

Perfumeのパフォーマンススタイルというのは十代前半の早い頃に完成に近い形で確立されている。
歌詞に感情を乗せて歌い、リズムを丁寧に掴みながらきちんと踊り、そして「演じる」。
インディーズ時代のPerfumeのパフォーマンスは、少なくとも残された動画で確認する限り、スタッフが「地方上がりの田舎娘たち」向けに用意したサウンドに対して、はっきりとオーバースペックである。
思春期の少女たちを主人公にした「テクノ風味のアイドル歌謡」を歌うのに、あれほどクオリティの高いダンスが果たして必要だったのか。

もしかすると、Perfumeはもう少し「出来ない子たち」であったほうが、「出来ない子」を応援したくなるファンがついて、それなりの幸せを感じられたのかもしれないと思う。

彼女たちは上京したばかりの時点ですでに、ちゃんと歌えたし、きちんと踊れて、しかもパフォーマンス中の感情表現は群を抜いて豊かであった。
中田ヤスタカが、地道にPerfumeというグループに提供するアイドルソングに自分流の解釈を浸透させていくにつれ、歌の部分での感情表現を抑えられたメンバーは、その分の感情表現を「演じる」という部分に注ぎ込んだ。

ガールズポップの世界は広く、歌うことについても、おそらくは踊ることについても、Perfumeの各メンバーの実力を上回るアイドル・アーティストは少なからず存在するだろうと思われる。
ただ、顔の表情やちょっとした仕種、或いは大胆に身体全体を使った動きによる「歌詞の世界観の解釈=演じる」という部分について、Perfumeは間違いなくトップクラスにいる(当社比)。

Perfumeを含めた「パフォーマンス重視系ガールズグループ」の活動は、Perfumeのブレイク以降、ジャンル性や動きの激しさに偏向しはじめてしまった部分がある。
鍛えられた身体で動きが激しくなれば、そのことに対する感動はあり、現場は盛り上がるだろうし、プロがこだわって制作すれば質の高い音楽が生まれる可能性は高い。
その激しさを、質の高さを評価することに間違いはないのだろうと思う。

しかし、そのような、Perfumeと活動時期が重なったり、わずかに後に続く形になった世代のガールズグループが音楽やパフォーマンスの方向性を偏らせていく間、間隙を縫うようにして、未熟な見せかけで、ベタに、そして商売ッ気を隠そうともせずにブレイクへとひた走ったのがAKBグループである。

未熟に見せかけながら、あれだけの数を揃えることで、自然と才能に恵まれ、努力を厭わない職人のようなメンバーを育成してきたAKBグループには、メディア向けの選抜チームとは異なった様々な顔があるように見える。

同系統のガールズグループやガールズポップシンガーたちがブレイクまでには至らず、ビジネスとして苦戦を強いられ、その一方であらゆるメディアを、良く言えば有効に、悪意を持って言えば節操無く使い放題にしてブレイクを既成事実として固定してしまったAKBグループが躍進を続けるかげで、我らがPerfumeが何をしていたかと言えば。

はるか昔、本物の少女だった時代に築きあげた「完成度の高いパフォーマンスと抜群の演技力」という財産を地道に運用して、極端に走ることをせず、従来の評価を失うことを恐れず、メジャーなマーケットに上場し、ポピュラリティの獲得という新たな運営資金を蓄え、自分たちの身の丈を考えたら少しだけ(実はかなり)背伸びをした目標を設定して、着実にそれを実現してきた。

ブレイク以降、発表したアルバムは三作、シングルは「ポリリズム」を含めて十作。
アルバム、シングル、どちらの合計売上枚数も百万枚を越えたあたりであり、活動全体の中でもっとも弱いとさえ言えるディスクの売り上げでさえすでに四十億円以上の売り上げとなっている。

歌の上手さやダンスの激しさ、巧みさを売り込みの材料に持ち込むことが常套手段となった現在、Perfumeはすでに、その上限のないインフレのようなレースから外れ、音楽・歌を演じる、というオリジナルなスタイルを築き上げつつある。

直角二等辺三角形ツアーで完成し、東京ドーム公演で幅広いファン層に向かって披露されたスタイルは、現在のツアーの中で新たな方向性を獲得しつつある。
ツアー参加者の皆さんは、新たな歴史の証人である。

…なんてこと、いちいち気にすることもなく、ただ思いきりライブを楽しんじゃってください。
福岡の諸君へ ▽・w・▽

週末の熱い雪国とちょっと下世話に ▽・w・▽

2012年02月05日 Theme: ツアー2012
Perfumeの3rdツアー「JPN」新潟会場朱鷺メッセで行われた体育館ライブ(笑)は、非常に暖かくも熱い雰囲気の中行われた模様。
天候が心配されましたが、朝まで残っていた雪が一部で溶けてなくなるほど晴れたかと思えば吹雪のようになったりまた晴れ間が見えたりと不安定ながら交通機関に大きな影響を与えるには至らず。

体育館のような会場ということであればほぼ全席がアリーナ席と言ってもいいわけでしょうから、大きなライブハウス状態になったのでしょうか。

Perfumeは今ツアーですでに大阪会場までチケットを発売し、全席がソールドアウト。
参加者によるステージへの評価の高さから言って、今後の会場でも同様の売れ行きが期待できそうですから、20万人の動員は確実、さらに武道館4デイズは激しいチケットの争奪戦が予想されます。
特に武道館最終の土曜日には地方からの参戦者による血みどろの戦いとなるのではと、今から戦々恐々であります。

下世話な話になりますが、一席6500円で考えて20万席を掛けて13億円の売り上げ。
さらにはグッズの売れ行きも好調な様子。
参加者20万人がひとりあたま3000円程度使ってくれたと考えても6億円。
もうちょっと使ってくれるかもで7億円とするとすでにチケット代と合わせて20億円の売上。
さらに、ツアーに先駆けて発売されたアルバム「JPN」は実売で30万以上が確定していますから、こちらで単純に考えて9億円ほど、で合わせて29億円。
ライブの開催にはお金がかかる、CDの発売にも宣伝費用がかかる、とは言ってもこれだけの売り上げがあれば十分な利益も期待でき、さらにさらにツアーDVDの発売は確実でしょうからそちらでもおそらく5億円以上は売りあげるのではないかと考えられ、合わせて34~5億円の売り上げが予想されます。

これで、あと2年分ほどの活動費用は確保できるでしょうし、その間に、今度はもう少し短い間隔でアルバム発売→ツアーのスケジュールが組まれるかもしれません。

地味ながらメジャーなマーケットの住人となったPerfumeの活動は、しばらくの間安泰と言えるのではないかと思います。
スリルと興奮を求める人たちの「推す」対象からは遠のいて、ようやくおじさんたち本来の穏やかな応援が出来る環境が整いつつあるのかもしれません。
そろそろ年齢相応の本格的な恋の噂も欲しいぐらい。

我らが三人娘は、いわゆる適齢期に差し掛かるのです。
嫁入り費用も十分稼いでいるかな(笑) ▽・w・▽

不意打ちのプロローグ ▽・w・▽

2012年02月04日 Theme: ツアー2012

考えてみればPerfumeのライブは今後追加公演の5月中旬からさらに最終の地沖縄宜野湾まで約半年におよぶロングツアーとして続いていくことになり、おそらくその間ニューシングルの発売は控えることになるのではないか。


我々にはその間早くも名盤と評価も高い「JPN」があり、もちろん前作、前々作、1stがある。

あるんだけれども、ちょっと寂しいかなという気もする。

Perfumeが半年間に及びツアーを敢行しているとはいっても、我々が参加できるのは運良くチケットが取れ、スケジュールを合わせることが出来、さらに遠征費用などを捻出できたとしてぜいぜい4~5ヶ所。

なかなかPerfumeを観ることは叶わないようだ。


社会人の都合に合わせて週末重視のスケジュールを組んだこともあって、今ツアーは非常にゆったりとしたペースで進んでいく。

最終的には20~22ヶ所くらいになるはずなので、一ヶ月約3~4箇所ずつ。

Perfumeは競走馬で言えば連闘がきかないタイプであり、非日常的な身体の動きを強いられる独特の振り付けは慎重なケアを前提としているはずでもあり、このくらいの間隔は必要で、しかも不可欠だろうと思われる。


となると、やはりPerfumeの新盤を聴けるのは早くても夏の前、ツアー終了後となり、ライブDVDはさらにその後、季節で言えば秋ごろか。

待つしか無いか。


この記事を書いている現在朱鷺メッセでライブ中であるPerfumeは、昨年学業を卒業し、Perfume専任となったことで元々高いレベルにあったパフォーマンスをさらにバージョンアップさせた。

ラジオ番組のインタビューなどを聴く限りでは、ライブがなければダンスにしろ歌にしろ特にレッスンもプラクティスもしていない、ということらしいが、おそらくは個人的にトレーニングジムなどに通っていたのではないかと推測される。


でなければ、あれだけの筋肉の量は維持できないのではないか。


Perfumeのダンスは、フェミニンでありガーリーであり、何よりもキュートなものではあるけれど、ダンスの基本思想みたいなものははっきりとマッチョだ。

強靭な肉体によって形作られるフォルムが求められ、演出家のMIKIKOさんは、自身のカンパニーでの活動を通じてマッチョイズムみたいなものをさらに強化させつつある。

それは、ダンス・舞踊というジャンルの中に元々内蔵された、文字通りの血肉であるからだ。


ただ、我々はなかなかその部分に気づかない。

肉体的な変化は目に見える。

かしゆかは全身にうっすらと良質の筋肉をまといつつあるし、のっちも見事に肉体改造を間に合わせてきた。

あ~ちゃんが痩せて見えるのは、お年頃の娘さんにありがちな安易な発想によるダイエットのせいではない。

PTAにおける画像の中、薄物をまとうような衣装の時など、彼女たちの身体の線は無骨とさえ言えるほど鍛えられて見える。


問題は、そこではない。

身体つきの変化ではなく、Perfumeのダンスの変化だ。

ダンスの変化が、彼女たちの身体つきさえ変化させたのではないかということだ。


元々Perfumeのダンスは歌の振り付けである。

それは、ある意味では現在でも同様であるが、内容が異なってきたように思う。

Perfumeのメンバーは、特に歌うこと、についてのこだわりを持っていて、インディーズ時代、メジャーデビュー後までの間は激しい振り付けと歌うことを極力共存させる方法を選択してきた。


彼女たちの生の歌声が音響装置に反映されず、口パクなどと揶揄されても、彼女たちは歌い続けてきたのだ。

それは、GAME、直角二等辺三角形、各ツアーDVDを観ていただければ分かることだろうと思う。

ライブ会場にいるとかえって爆音のせいで分かりづらいのだが、彼女たちは驚くほど、あの振り付けと歌を両立させようとしている。


Perfumeの振り付けは、生歌歌唱には向いていない方向を選択してきた。

上半身を折り曲げたりするような動きも多く、発声に必要とされる横隔膜の支えや腹筋のある位置での維持、が非常に困難になっていて、さらにMIKIKOさん独特の、細かいリズムのカウントが生歌との両立を困難にしている。


さらに、Perfumeの振り付け=ダンスでは、重要なのは「動き」のほうではなく、「姿勢の保持」なのだ。


たとえば「微かなカオリ」の振り付けは、最近の、他グループの振り付けと比べてさえ、簡単で安易、牧歌的とさえ言える非常にシンプルなものになっているように見える。

しかし、あのひらりとした腕の動きを効果的に見せるために、演者は身体の姿勢を固定させ、保ち続けなければならない。

あの動きを美しく見せるために、肉体を構成する各部位の空間における位置、は絵画のようにはっきりと固定されているのである。

ふらふらと不安定に揺れ動く身体から腕を伸ばして振った、というのとは違う。


ただし、「微かなカオリ」の振り付けでは「姿勢の保持」が、歌うための筋肉の動きを妨げるほどではないため、音源とかぶせた状態ではあるものの、全曲を通じて歌うことが出来る。


しかし、中には歌うことを有る部分で限定的に諦めることで、振り付けを「ダンス」のクオリティまで引き上げている曲もある。


「チョコレイト・ディスコ」や「TSPS」が、その最も早い例だろうし、ブレイク後で言うなら「edge」。

これらの曲のパフォーマンスでは、細かい跳びはねるようなステップや、のべつ幕なしに動き続けなければいけない振付が多く、少なくとも音源に残した歌、のようには歌っていない部分がある。


その他は、というと今でもPerfumeは極力歌うように心がけているではないかと思う。

振り付けが進化して「ダンス」のレベルに引き上がられようとしている今でも。

ダンスを強化するための筋肉を身にまとうようにして。


今回のツアーでは、基本的にステージと観客席の距離は離れている。

大会場を舞台に選んだからであり、それゆえにPerfumeは、ステージ上の音楽をより遠くまで送り届けなければならない。

そのために、各曲のパフォーマンスは以前にもましてダイナミックでしかも繊細な内容を求められ、照明や舞台装置などの演出効果の助けを借りながら、Perfumeは鍛え上げられた肉体を酷使している。


セットリストの刈込とゆったりとしたインターバルは不可欠なものだろうし、ツアーの完走のためにも必要だろうと思う。

あれほどの完成度を見せながら、ツアーはまだ始まったばかりだ。


Perfumeの楽しい音楽と、磨き上がられたステージと、鍛えられた美しい肉体は、何者にも替えて観る価値がある。

見えない角度から襲いかかる打撃のようにあなたを打ちのめす。


どうかその心地よい「不意打ち」を味わってください。

新潟会場の諸君、お疲れ様でした ▽・w・▽

不意打ちはディナーのあとで ▽・w・▽

2012年02月01日 Theme: ツアー2012

さいたまスーパーアリーナ二日目。

僕の座席は400レベル、Nゲート、扉も400台の早い方で、初日に引き続いてメインステージを斜め前方に観ることになった。

アリーナ席の遥か後方だからメインステージは遠い。

しかし、それほど悪い席でもない。

高い角度から会場全体を見下ろすことになり、、しかも前後の座席同士の段差が大きいため視界を遮るものがなく、自分が誰かの視線を遮ってしまう恐れもない。

隣の座席との間隔がタイトなのが玉にキズなのだが、それも端の座席の人が通路との間に出来るちょっとした空間に場所を移してくれれば何の問題もない。


僕の座席の横並びは、なぜかその列全員が一人ずつ、赤の他人同士に割り振られていてカップルもいなければライブ仲間と一緒の人もいないという珍しい状態になっていた。

右隣には、ライブ慣れして、オシャレ帽子、オシャレタイトなパンツにオシャレタイトな上着を着て、オシャレなブーツにオシャレなバッグを抱えた青年が座った。

彼の座席が端の席となる。

しばらくして会話が始まる。


すでに神戸会場に参加していたこと、さいたま会場も二日連続であること、今までにも多くのPerfumeライブに参戦しているらしいことがわかった。

左隣にはまだ誰も座らず、そのさらに隣には僕と同世代かやや上の世代の男性が座っていて、こちらとも会話が始まった。


ほぼ地元の人で車でやってきたこと、穴場の駐車場があること、B’Zなどのライブにも行っていて音響関係にも詳しいらしいことがわかった。


僕も合わせた三人に共通しているのは東京ドーム公演を始めとするアニバーサリー的な大イベント、武道館、代々木、横アリに参加していて、さらに去年のオンタマにも参加している、ということだ。

これで初心者に対する気遣いは必要ないと分かった。

あとはもう自分の判断で声を出したり跳んだり休んだり、特に好きな曲であれば身じろぎすることもなくじっと観たりすることが出来る。


二日目のライブは、心から楽しむことが出来た。

そうした座席のある意味恵まれた環境のおかげでもあるし、何より前日に一度ライブを実際に観て、その内容の素晴らしさを知り、どこで盛り上がればいいのか、どこで身体を休めればいいのかが分かっていたからだ。

あの曲の後にアノ曲が始まるから、MCが始まったら思い切ってトイレに行っておこうとか、前日には目移りしてじっくり見ることが出来なかった振り付けを確認しようとか、思い切って弾けてしまおうとか。

 

Perfumeのライブというのは基本的には参加型ライブだ。

メンバーがしきりに観客に向かって呼びかけるように「一緒に」楽しもうという姿勢を求められるライブが基本形としてある。


ただ、すでにメジャーとなったPerfumeのファン層は東京ドーム公演の時からさえさらに幅の広がりを見せ、その分「ライブ初心者」が増えている。

いきなり「皆さんの声が聴きたい」と言われてすぐに「キャホー」と応えられるわけもなく、そこには若干のためらいと気恥ずかしさと切なさと愛しさと心強さがある。

「観てるだけじゃダメなんですか」by 蓮舫的なプライドだってある。


Perfumeのライブは演出全体が、そういった「初心者」にも向けた、いろいろな意味で優しい内容に変化している。

ライブ参加者のPerfumeへの愛情が薄かろうかドロっと濃かろうが、熱かろうが冷たかろうが、そういう曖昧なものに左右されることのない、誰にでも楽しめる、「Perfume」という刻印の入った「規格」が出来上がりつつある。


それは、結成から10年以上を経て、ようやくPerfumeにふさわしい有能なスタッフが出揃ったことで実現した「規格」であり、この「規格」に沿っている限り、Perfumeのライブのレベルがあるレベルから下に下がることは無い。


「規格」と書いたからといって、Perfumeのライブが画一的になったということではない。

この場合の「規格」とは、たとえば農産物から醸造されるワインに附された、品質を保証する「規格」のことである。

様々なコンディションによってライブの出来映えはある程度は左右されるかもしれない。

しかし、我々が味わうのは、出産地広島の、あ~ちゃん、かしゆか、のっちという生産年が同じ、三つの葡萄品種によるスティルワインを絶妙にアッサンブラージュした後、さらにユニット内二次発酵させた極上のスパークリングワインのようなライブなのだ。


Perfumeは小さな子供から、孫がいても不自然ではない年代までを酔わす。

そこにあるのは、新規も古参も誰推しも関係なく、誰もが同じように楽しめるライブステージの、公平さと公正さだ。

Perfumeファンに特権階級は要らず。


そのステージには、誰もが自由に、それぞれのレベル(上とか下という垂直方向ではなく)で楽しめる音楽と演奏がある。


Perfumeのメンバーから一緒に楽しもうよと呼びかけられ、それに応えるのも自由ならば、いや自分はちょっとあれなんで、と距離を置くのも自由なのだ。

どの自由を行使しようが、誰にも迷惑はかからない。


Perfumeのライブ会場は、男女の比率のバランスが良くなり、年齢層が若返ったことでむしろ成熟したのかも知れない ▽・w・▽

不意打ちのタイムリミット ▽・w・▽

2012年01月29日 Theme: ツアー2012
電車の時間を考えて、泣く泣くアンコール途中で退席。
予め調べておいた二つの電車のうち、早い方に乗れて、一路東京駅へ。
偶然同じように早出をした人と乗り合わせる。
これから、広島だそう。



iPhoneからの投稿

不意打ちのときめき ▽・w・▽

2012年01月29日 Theme: ツアー2012
昨日のライブが、凄く良かったのを知っているからときめきが止まらない。
今日は、ひと暴れします。



iPhoneからの投稿

不意打ちはある朝突然に ▽・w・▽

2012年01月29日 Theme: ツアー2012
今日はもう会場入り。
風が強く、外に居られず。
ゲートが駅からやたらと遠いので、早目に出ないと。
楽じゃないぜ。



iPhoneからの投稿

Amebaおすすめキーワード

    1 | 2 | 3 | 4 | 5 |oldest Next >>
    アメーバに会員登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト