今回はミケの番だ。

またまた写真がピンボケしている。

しかし、それでもなかなかの美人猫だということは判るだろう。

キジ三毛だが、模様の境目がはっきりしているので、ぱっと見は典型的な三毛に見える。

中肉中背と言う感じで体形も良い。

 

アンヘロには負けると思うが、それでも頭のいい猫である。

そして、アンヘロよりそれを生かして賢く振舞う。

例えばお散歩の終了時に禁じられている工事現場に入っていても、他の猫を呼び集めている間に戻って来ることが多い。

あたしが探している間に戻って来ればノーペナで済むということを理解しているのだ。

気性の荒いところもある子なのだが、アンヘロと違って攻撃する時に「フギャーッ」と言う声を立てないので、こちらは気が付かないことも多い。

 

嫌なことに対しては思いっきり抵抗する。

抱えられるのはあ大嫌いなので、お散歩の帰りにぐずぐずしている時は苦労する。

後ろから脇の下に手を入れて、腕を伸ばして持ち上げる。

まるで危険物を運んでいるようだが、実際に危険物なのだ。

ミケを運ぶには危険物取扱主任の資格が要る。(^^;

爪切りも大嫌いなので、抑える係の人も切る係も危険が多い。

とにかく暴れて、体を捻って噛みついたり引っ掻いたりしようとするのだ。

以前書いた投薬も大変だった。

特に錠剤は大嫌いで飲ませるのは大変だった。

最後は液剤のビタミンだけだったので、ここで楽になった。

きっと美味しかったのだろう。

それまでにあたしの手首は何度も引っ掻かれて。まるでリストカットの常習者のようになっていた。

プロである獣医もミケは凶暴だと嘆いていたので、きっとやられたのだろう。(^。^)

 

美人猫だけあって気位が高いところがある。

人には甘えて来ない。

べたっと寄って来るのはベッドで寝る時だけだ。

それ以外は近くに来るだけ。

なでてもらうのは好きなのだが、自分から来ない。

「ミャーン、ミャーン」と大きな声で長く鳴く時はなにか要求事項がある時だが、撫でてくれと言ってることが多い。

こういう時に背中を撫でてやると目を閉じて実に気持ち良さそうな顔をする。

お腹をべちゃっと床に着けて寝そべる。

顔や喉も喜ぶ。

撫でて欲しいなら自分から来ればいいものをわざわざ人を呼びつけるというのが高ビーだ。

 

お散歩はレギュラーメンバーだ。

出席率は非常に高い。

来る時もぐずぐずすることは滅多になく、すっと出て行く。

帰る時も事前に玄関の前に戻って待っていてくれることが多い。

こういうところは実に賢い良い子だ。

以前はベッドにうんこをするという極刑に値するような悪事を働いた時期もあったが、これは膀胱炎が原因だと判っていたので、我慢した。

回復してからは一度もやっていない。

気の強い子で、以前はお散歩中犬が来たりするとちょっかいを出すことが多かった。

我が家の猫は犬をなめてかかってまるで怖がらない。

まあ、犬の場合お散歩中はリーシュで繋がれているのというのはあるが、基本的に犬と喧嘩して猫がやられるということはないだろう。

短距離走では猫は無敵だからだ。

とにかく気の強い子だが、賢くて美猫なのでいいだろう。