街中でMotoliteの看板を見かけることは多いだろう。
とにかく支店数が多く、そこら中にある。
何屋さんかと覗いてみると、四角い箱が店中に積んである。
実はバッテリー屋さんなのである。
車のバッテリーが上がるとどこにでモーターバイクで配達してくれる大変便利なサービスだ。
あたしは基本的に車のメンテはすべてディーラーに任せているのだが、タイヤとバッテリーは例外だ。
とにかくディーラーは値段が高いので、規格品の場合は他も使うのだ。
ディーラーの整備員もこれは合理的だと納得している。
なので、定期点検の際にバッテリーの交換を勧められても絶対に応じない。
完全に死に切ってからMotoliteに電話して来てもらうのだ。
デリバリーなので、どこでバッテリーが死んでも問題ない。
大して待つこともなく来て、新しいバッテリーに交換してくれる。
今回はそのMotoliteに大いに助けられたという話だ。
あたしはバッテリーが空にならないように、1週間乗らなかった車は駐車場で30分間エンジンをかけている。
その際いつもスマホのタイマーをセットしているのだが、今回に限って何故か忘れた。
翌朝に気が付いたが、エンジンはまだ動いていたが、ガソリンの残量表示はゼロになっていた。
これでは果たして近所のガスステーションまで持つかどうか分からない。
やむを得ずポリタンクを持って、別の車でガスステーションに行って、4L購入した。
ちなみにこのポリタンクはエースハードウェアで購入したが、800ペソもした。
ガソリンは危険なので、色々品質の規制が厳しいのだろう。
スタンドも専用の容器以外では売ってくれない。
これを車に入れてエンジンをかけようとしたが、かからない。
折悪しくバッテリーが死んだようだ。
今回は随分長期間経っているので、既に寿命だと納得だ。
いつものようにバッテリーを交換すると、いつものようにエンジンがかかった。
その日はナンバーコーディングの日だったので、ガスステーションには翌日に行くことにした。
さて、その翌日になり、エンジンをかけようとしが、かからない。
さてはすっからかんに近いバッテリーを入れられたかとMotoliteをまた呼んだ。
また交換してエンジンをかけると、後ろのブレーキランプが点灯している。
色々試したが、どうしても消灯できない。
これが犯人で、すぐにバッテリーが空っぽになってしまったのだ。
疑って、ごめんね。
本来のサービスではないが、職員が状況を見てくれた。
そして、プラスチックの破片を手渡してくれ、この部品を買えば自分が直せるという。
そっそく近所のオールホームに買いに行ったが、売ってなかった。
そりゃそうだろう。
恐らくエースハードウェアでも売ってないと思う。
パーツ専門店でないと売ってないだろう。
どこか売ってるところを知ってるかと聞くと、知ってるという。
だったら最初から言ってくれよ。
別の車に乗って買い出しに行った。
チップをやるからと一緒に来てもらった。
アラバンサポーテロードのパーツショップで無事P150で購入して帰ると、早速交換してくれた。
そして、無事ブレーキランプは正常に戻った。
嬉しくなってチップとして500ペソ奮発した。
ディーラーでは高い金をとられるだろうし、たまたま部品の在庫がなかったりすることもある。
いつバッテリーが上がるか不安な車で修理に行かなくて済んだのも実にありがたい。
ひたすら感謝である。
今回は本当に助けられた。