我が家の猫たちの悪行については既に書いたが、いくつか補足しておこう。

 

まずは一番の問題児アンヘロだが、人間を本気で噛むというとんでもない悪行を為す。

さすがに年に一度あるかないかと言う頻度ではあるが、そのダメージは大きい。

痛いのは勿論のこと、歯が深く刺さるので血がなかなか止まらないのも厄介である。

引っ掻く時も爪が深く刺さるので、傷口が小さいのにこれまた猛烈に痛み、出血する。

どういう時にやるかと言うと、大半はお散歩の帰りである。

アンヘロはお散歩が大好きな分、帰るのは大嫌いだ。

ただ帰るというだけで思い切り不機嫌になることが多い。

それでも普段はじっと耐えているのだが、たまに堪えきれずに切れてしまう。

物凄いスピードでアタックするのでよほど来るぞと身構えていない限り噛まれてしまう。

頭のいいアンヘロのことなので、悪いことをしてしまったということは良く解っている。

その証拠に普段はあたしに付きまとっているくせに、噛んだ後はしばらく寄って来ない。

その後も傷口を見せて「お前のおかげでひどい目にあったぞ!」と言うと、プイとそっぽを向く。

「言われなくても解ってるよ」と言う態度だ。

 

マリオは相変わらずトイレの砂を引っ掻いて床にばらまいてくれる。

これはまず引っ掻く音が大変うるさい。

安眠を妨げられる。

そして、かなり広い範囲が汚れる。

あたしは彼のことを水戸泉マリオと呼んでいる。

そう、豪快な塩撒きで人気のあった相撲取りだ。

本家がまき散らすのは清めの塩だから良いが、マリオが撒くのは汚くなったトイレの砂だ。

 

スティーブの「カミ君」も相変わらず続いている。

アンヘロと違ってちょっと痛いだけで傷は残らないのだが、やはり迷惑だ。

最近やけに甘えっこになって来て、やたらとすりすり寄って来るので、噛まれる機会も格段に増えた。

アンヘロと違って甘えてる最中にカプっと噛むのだ。

以前は興味を示さなかったあたしのタブレット充電ケーブルにも最近はやたらとちょっかいを出す。

扇風機のケーブル抜きと共に、タブレットのアンプラグドをやってくれる。

幸いなことにまだタブレットの落下試験はやらずにいてくれている。

 

トビも相変わらず甘噛みするが、以前より頻度はがたっと減った。

しかし、立ったまま胸の上に乗って来るのは相変わらずで、グンと体重が重くなった分だけ痛みが強くなった。

このまま太り続けるとマリオ2世になるのでがないかと心配だ。

お散歩の帰りにガレージの車の下に逃げ込んで出て来ないという迷惑な行為はようやく下火になって来た。

 

よくよく考えればあたしもここまで良く耐えてきたものだ。

やはり猫には大変甘い。