今日は続編のお散歩編。

 

あたしは道を渡って家の反対側で待っている。

そこで全員揃って出て来てくれる... と嬉しいのだが、現実はそうはならない。(^^;

猫はその時行きたいと思ったところに行くのだ。

それがたまたま家の庭だったりガレージだったりすると、誰も外に出て来ないということもまれにはある。

たまたま折悪しく草刈さんが家の傍に来ていたり、猫たちが物凄く怖がっているごみ回収が来てしまったりすると当然誰も出て来ない。

普段でも家の敷地から出て来るのは大体顔ぶれが決まっている。

 

アンヘロは一番良く出歩く猫だ。

犬と違っていつも決まったコースと言うことはない。

猫は全く気まぐれである。

家の周り半径50メートルほどの範囲でその日の気分で行きたい所に行く。

最後まで外に居ることが多いが、ガレージの車の下に入ってそのまま最後まで居座ることもある。

さっきまで行こう行こうとせがんでた割には気合が入ってないなと思ったりもするが、その時は車の下が、たまたま行きたい場所だっただけのようだ。

意外と怖がりで、何か怖く感じることがあると、途中で帰ってしまうこともある。

その怖く感じる相手は色々だ。

車だったり、どう見ても人畜無害と言う感じの他所の家のメイドさんだったりする。

 

ミケはアンヘロについて行くか、お気に入りの家の向かいの空き地に行くか、家の裏側に行くことが多い。

家の玄関脇の1段高くなったところや門柱の上に乗って狛猫(神社の狛犬の猫版)をしていることも多い。

最後まで家から離れたところに居るのはまれで、大概途中で帰ってしまう。

それもいかにも怖いスイッチ(これについては後程書く)が入ったという感じで全力疾走で帰って行く。

 

マリオはここでも愚図くて、かなり遅れてアンヘロやミケについて来ることが多い。

かと思うと一人でずんずん歩いていくこともある。

本人に言わすと愚図いのではなく、まず家の周りの見回りをしているのだと反論するかもしれないが。

 

アンジェラはミケと行動パターンが似ている。、

 

他の猫は家の敷地内か家のすぐ前までしか来ない事が多い。

 

まず最初に出て来るのはミケが多い。

一応あたしに義理立てして挨拶に来るという感じだ。

以前はアンヘロが常に先頭だったのだが、今はまちまちだ。

 

気まぐれな猫にもお気に入りの場所と言うものはある。

アンヘロの場合は道路がそこだけ白くペイントされた(理由は不明。必然性が感じjられない)場所で、背中の肌触りがいいのか、そこでゴッテーン(でんぐり返し)をやる。

あたしは東名高速のインターチェンジに引っ掛けてゴテンバと呼んでいる。

 

ミケは良くトカゲが出没する場所がお気に入りだ。

後は家の前の空き地でも結構長い時間を過ごすことが多い。

 

マリオは50メートルほど離れた向かいの家の辺り。

 

アンジェラは家の裏手の空き地とその向こうの家の周り。

 

スティーブは家の両脇と家の裏手。

 

エンジェルは家の右手の道路沿いとガレージ。

 

アンジェリカは家の右手の庭。

 

あたしは家の敷地に居る猫は放っておく。

外に出ている猫だけを監視するので、極力全員の居場所が見渡せるところに陣取る。

ただし、誰かがやばそうな場所に行った時はそいつにつきっきりになる。

やばい場所とは大体他所の家の近くだ。

あたしが入っていけない場所には行かせない。

皆あたしが行く手を遮るように顔の前に手を出せば行くのをあきらめてくれる。

マリオだけはそれでもその手をぐいぐい押してくることもある。

それでも、ちょいと横にステップすれば簡単に避けられる訳だから、かわいいものだ。(^^)

塀の上に飛び乗りそうな時は名前を呼んで「ちゃんと見てるぞ」と警告すれば大概思い留まってくれる。

それでも飛び乗ったときは容赦なく尻尾を掴んで引きずり降ろす。

うちの猫は皆尻尾を掴んでも怒らないのだ。

 

他所の家は禁止と言うのは猫たちも理解はしてるが、単にあたしが嫌がってついてきてくれない場所と言う認識のようだ。

あたしが放りっぱなしにしていると入って行ったり塀に乗ったりしている。

あんたが来ないのが悪いんだよと言うのがのが猫側の言い分であろうが、そういう時あたしは他の猫をマークして忙しいのだ。

みんな一緒に行動してくれるととてもうれしいのだが、猫は団体行動には向いていない。

途中まで一緒でも最後はばらけてしまうことが多い。

離れ離れになったときは当然逃亡の前科の多い、アンヘロやマリオを優先する。

 

猫散歩の監督は結構疲れるのだ。(^^;