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2009年4月、ソマリア海域を航海中のコンテナ船を海賊が襲撃した。
アラバマ号は4人の海賊にあっという間に占拠されてしまう。
船長のリチャード・フィリップスは、ある決断を下さす。
20人の乗組員を自由にしてもらう代わりに自らが海賊の人質となるというのだ。
2009年のソマリア海域人質事件を題材にした映画です。
実話を基にしているだけに、リアリティが違います。
上映時間の長さを感じさせない深みのある映画です。
映画 『キャプテン・フィリップス』 素晴らしい映画を観ました。
ソマリア沖の海賊。
世界的に大きな問題となっているのは、ニュースなどでご存じだと思います。
この映画は、その海賊問題を取り扱っているのですが、
単純に船長側の話ではなく、海賊側の立場までたっているので深みがあるんですよね。
単なるアメリカ万歳の映画ではないんです。
それぞれの立場、それぞれの事業があって、海賊をやらなければならない・・・
人間社会の不条理も感じることができる映画です。
非常に深い。
本当に深い映画だと思います。
今年最後の映画、素晴らしい作品が見れて幸せでした。
忙しくて、今年は思ったほど映画を観ることはできなかったけど、
やっぱり映画って良いな! と思える作品でした。
まだ、ご覧になっていない方。
是非、ご覧ください。
映画 『キャプテン・フィリップス』のオフィシャルサイトはこちらです。
監督 : ポール・グリーングラス
脚本 : ビリー・レイ
出演 : トム・ハンクス /バーカッド・アブディ / バーカッド・アブディラマン