街中にたくさんあった本屋さん。
その数が、今、激減しています。
都会だったら、何でも揃う大きな本屋さん、
田舎だったら、車で行けて、種類は多くないけど、比較的な大きな本屋さん
に集約されてるんです。
そんな中、この本には、
今、激減している街の小さな本屋さんで実際にあった物語
が紹介されています。
その舞台は、東日本大震災が発生したあとの仙台。
物流が止まり、今までのようには、本の入荷がうまくいかなくなっていた時の話です。
街の小さな本屋さんに入荷した一冊のジャンプ。
その貴重なジャンプを、その本屋さんは、みんなに開放します。
『読めます』
大震災の恐怖から、まだまだ立ち直らないときの少年たちに、
ジャンプの中で繰り広げられる数々のマンガの世界は、どれだけ勇気を与えたでしょう。
本屋の役目、本の役目、そして、人としての役目。
そんなことを考えさせてくれる素晴らしい本です。
是非、ご一読ください。
本屋さんで本当にあった心温まる物語 (心温まる物語シリーズ)/あさ出版
¥1,365
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