映画 『ブラック・スワン』 | 映画 本 そして コーヒー

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ニューヨーク・シティ・バレエ団に所属するバレリーナ、ニナ。
彼女の踊りは完ぺきで、まさに優等生だった。
そして、ついに、「白鳥の湖」のプリマ・バレリーナに抜てきされるのだった。
しかし、気品あふれる白鳥は心配ないものの、官能的な黒鳥を演じることで悩み始め・・・

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大きなプレッシャーから少しずつ心のバランスを崩していく様子を描く心理的スリラー映画です。
映画の中の白鳥と黒鳥、自分の心の白と黒。
このコントラストの違いが、自分の心にも襲い掛かってくるでしょう。
映画『 ブラック・スワン 』 迎えるラスト、あなたは何色に染まるでしょうか。


映画には、「面白い映画」と「すごい映画」があると思ってます。
この映画は、間違いなく後者。
圧倒的な威圧感で、自分の心を襲ってくるんです。
魂が揺さぶられる映画というか、自分の中で激震が起こった映画です。

人間って生き物には、心があります。
心があるから、理性が働いて、自分をコントロールしてるわけですよね。
その心がコントロールできなくなったとき・・・
これは、人間だけがもつ悩みなのかもしれません。
人間は、野生動物とは違って、力のよる弱肉強食の世界ではないと思います。
でも、人間の社会にも、様々な場所で争いがあるわけで、
バレェの世界でも、スポーツの世界でも、会社の中でも、ある種の弱肉強食の世界かもしれませんよね。
そんな世界で、自分の心を開放しつつ、コントロールしながら、自分たちが生きてるんだ。
なんてことを、ふと思ってしまった自分がいたのでした。

とにかく、強烈な映画です。
精神的にもビジュアル的にも、心の中を乱してくれます。
そして、迎えるラスト、みなさんは、何を感じたでしょうか。
是非、教えてください。







映画 『 ブラック・スワン 』のオフィシャルサイトは、こちらです。

監督 : ダーレン・アロノフスキー
脚本 : マーク・ヘイマン / アンドレス・ハインツ / ジョン・マクラフリン
出演 : ナタリー・ポートマン / ヴァンサン・カッセル / ミラ・クニス / ウィノナ・ライダー



こちらの映画もご覧ください。

 映画 『レスラー』 アップ
  ダーレン・アロノフスキー監督の作品です。   
  こちらの映画も魂を揺さぶられること間違いなしです、特に男はね。

強烈な映画ですよ。




ブラック・スワン オリジナル・サウンドトラック/サントラ

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