映画 『レスラー』 | 映画 本 そして コーヒー

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映画と本 そして コーヒー-レスラー



お勧め度  星星星星星

1985年、プロレスラー、ランディは、まさにスーパースターだった。
それから20年・・・あの頃の輝きは失ってしまった。
体はボロボロ、家族とはうまくいかず、生活のためにバイトもしなくてはならない。
でも、それでも、リングにはたち続けるのだ!!

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自らの生き様を貫き通す中年プロレスラーを主人公にした感動的な人間ドラマです。
栄光と挫折、夢と現実、成功と失敗・・・
人生の中で、誰しもが経験することをミッキー・ロークが見事に演じます。
映画『 レスラー 』 これは、是非、ご覧ください。


自分の居場所はどこなのか・・・
今の家族、今の仕事、今の現状、自分の意思を通してきたのだろうか・・・
それとも、自分の意思を通せないことを、他責にしているだけかもしれない。
そんな自分は幸せなんだろうか。
ふと、自分自身がそう思うことがあります。

この主人公は、自分の意思を貫き通した人生を送ろうとしています。
家族は大切にしないし、バイトもしたりするけれど、他の仕事に就かず、
体がボロボロになっているのに、レスラーであり続けます。
ただし、心臓発作が襲うまでは・・・
否応なく現実を突きつけられたとき、彼は孤独を感じはじめてしまうんです。
そして、引退を決意したり、娘に会いに行ったりするのですが・・・
人間らしい弱い部分が垣間見えてしまうんですよね。

いやぁ、良い映画でした。
ランディの後ろ姿を追いかけるシーンがよく出てくるのですが、
まさに、あのシーンは、彼の生き方そのものです。
時に、自分の意思とは違う道を進んだりもするけれど、
最終的には、自分の居場所に向かって進んでゆく・・・
いや、そこにしか、自分の居場所はないのかもしれない。。。
プロレスラーという全く違う職種の人間の人生なのだけれど、
その部分に、誰もが自分の人生を重ねることができるのではないでしょうか。
それだけに、非常に感動するのだと思いますよ。
この作品、是非、ご覧ください。
久しぶりに、心が揺さぶられました。







映画 『 レスラー 』のオフィシャルサイトはこちらです。

監督 : ダーレン・アロノフスキー
脚本 : ロバート・シーゲル
出演 : ミッキー・ローク / マリサ・トメイ / エヴァン・レイチェル・ウッド



この映画をご覧になって、魂が揺さぶられた方、こちらもどうぞ。

 映画 『ブラック・スワン』 クリック
  ダーレン・アロノフスキー監督の作品です。
  バレェの世界を舞台にした人間模様が、これまた、強烈に描かれています。

 映画 『ザ ファイター』 クリック
  この映画は、プロレスですが、こちらはボクシングです。
  こちらの映画も、心を鷲掴みにされること間違いなしですよ。

 映画 『レスラー』 の主題歌はこれだ!! クリック
  ブルース・スプリングスティーンが歌うこの映画の主題歌です。
  物語のエンディングと、この映画の曲調が非常にマッチングしています。



この映画、80年代の音楽が満載なんです。
そして、エンディングの音楽、ブルース・スプリングスティーンが提供してるんですが、
映画を見た後に、歌詞を読んでるといろいろ思い出して泣けてくるんですよ。
個人的には、アカデミー主演男優賞は、ミッキー・ロークです。

The Wrestler

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こちらが、DVDとBDです。

レスラー スペシャル・エディション [DVD]/ミッキー・ローク,マリサ・トメイ,エヴァン・レイチェル・ウッド

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