あっ、資料取ってこなきゃ。あれ?電卓もあったほうがいいかな??
あたしはロッカーにむかった。
「あれ?電卓は・・・。どこだろ?」
あたしのロッカー、こんな汚かったっけ?物無くなる事、今までなかったのに・・・。
すると、いきなり後ろに重さを感じた。そして温かさも感じた・・・。
「華、ごめん・・・。俺、気持ち抑え切れなかった。本当は華とずっと一緒にいたくて、実行委員になったんだ。」
蓮斗はあたしに、後ろから優しく抱きついていた。
ダメ・・・。どうしよう。蓮斗に・・蓮斗にドキドキ、伝わっちゃう。
「あの、華。俺じゃ・・・ダメ、かな?」
うれしかった。いつの間にか、一目惚れ以上に蓮斗を好きになってたんだ。
でも、なんでだろう?
目の前がぼやけてる。
あたしの頬を、涙がつたった。