「仮面の王イ・ソン 」(君主) | ハマル女

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どの韓国ドラマを見るべきか迷ったら、一度見てみて!
1ページで完結にお伝えする事を目指してやってがんばります!

「仮面の王イ・ソン 」(2017/MBC/40話) 30分番組
王を陰で操り、全土の水を私有化し富と権力を握っていた闇組織辺首会に、
民や愛する人のために立ち向かう若き世子と仲間の奮闘物語。
 
架空の歴史ドラマ。
 
仲間が敵に?敵が味方に・・正義を守ろうと果敢に挑む世子が
信じられる仲間と共に過酷な道に立ち向かっていく姿がカッコ良く、
若き俳優たちが、それぞれの演技力を見せつけ、魅了する作品。
陰謀、裏切り、友情、愛、支えるものとの絆、悲惨な裏社会の現状、
不死身な主人公~早い展開、息つく暇ないドキドキ・・など見所満載です。
総合おすすめ度:10(ちょっと贔屓目であるかも・・)
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キャスト
世子イ・ソン(パク・チョンス):ユ・スンホ
ハン・ガウン:キム・ソヒョン
イソン:キム・ミョンス(infinite エル)
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辺首会(敵対勢力)
首長 テモク:ホ・ジュノ
↑息子 ウジェ:キム・ビョンチョル
↑娘 ファグン:ユン・ソヒ
   ↑護衛 コン:キム・ソギョン
大臣
チュ・ジンミョン:キム・ジョンス
チェ・ソンギ:ト・ヨング
ホ・ユゴン:チョン・ギュス
揚水庁 チョ・テホ:キム・ヨンウン
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~世子側~
護衛 イ・チョンウン:シン・ヒョンス
師匠 ウ・ボ:パク・チョルミン
チェ・カンソ:チン・ギジュ
パク・ムハ(:ペ・ユラム
ハン・ギュホ(カウン父)チョン・ノミン
父 イ・ユン(先王):キム・ミョンス
 
↑ 側室 楹嬪(ヨンビン)世子の母:チェ・ジナ
↑禁軍別将イ・ボム(チョンウン父):チョン・ドゥホン
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王の正室 中殿(大妃):キム・ソンギョン 
ヒョンソク(イソンの忠臣):ソン・イングク
尚膳:イ・デロ
メチャン(妓生&女官):イ・チェヨン
イソンの母:パク・ヒョンスク
イソンの父:チョン・ヘギュン
↑娘 コムル:コ・ナヒ

行商人(世子の行商の師匠):イ・ジェヨン
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ざっくりあらすじ
闇の組織辺水会によって王になった事で、辺水会にテモクに牛耳られていた王の
側室ヨンビンが初めて子である世子を産む。
 
正室の中殿は嫉妬から世子に毒を盛るが、彼は見事に乗り越えた。
王はテモクらの仕業だと読み、この先も命の危険にさらされた息子を守るべく、
誰にも顔を悟られないように、病の為だと偽り世子に仮面をつけさせる。
 
成長した世子はチョンスという忠臣を影武者にし、自分の仮面に
隠された謎を知るべく、元成均館の学者ウ・ボに会いに宮中を出た。
 
世子を辺水会に入会させたいテモクの陰謀から逃れる為、
王はやむなく水を取り仕切る揚水庁を作り辺水会に管理を任せる。
 
偶然出会った自分と同じ名を持つイソンの母の出産に立ち会うことになった世子は、
すでに揚水庁が閉まり、出産のための水を要するイソンの父が、
忍び込んで水を盗んでしまう場面に目にし、民の生活の現状を知る。
 
無事に妹が生まれ安堵した矢先、イソンの父は揚水庁に捕まる。
この事で世子は、役人であるカウンの父ギュホと、
密かに水にかかわる件を調べていたムハに捜査をさせる。
 
ギュホにより一旦釈放されたイソンの父は結局辺水会によって殺され、
捜査をしていたギュホとムハは、世子を助ける為に、二人を罪に問えと
王を脅すテモクの陰謀で捕らえられる。
 
結局、ギュホの希望でムハはいつか世子を支える人になるとし、
「世子の名を語り捜査した罪」でギュホ一人死刑にる。
 
王に反対する世子は閉じ込められ、世子の護衛イ・チョンウンが
仮面をつけ、世子に成り済まして刑は執行された。
 
世子を野放しにできないと入会を急かすテモクに、世子だけは
自分の様にしたくない王は、世子と同じ名前の男を身代わりに立て、
入会を阻もうと画策する。
 
カウンの父を世子が殺したと思っていたイソンだったが、父の恨みを晴らしたい
と言う世子なら信じられる、と身代わりを買って出た。
 
しかし儀式で世子が偽物だとばれてしまい、テモクは宮殿を襲い、
王と側室を殺してしまう。
 
少し前、中殿を訪ね、世子の所に忍び込んだことで、世子の顔を見てしまった
テモクの孫娘ファグンは、彼に一目惚れをすると、王らを殺した祖父から
世子を救い出し、密かに匿った。
 
そして世子の母が息を引き取る際、彼女に会ったカウンは
「父の死の秘密が知りたいなら世子の温室のツボを探せ」と言われる。
 
テモクは世子が死んだと思い込み、イソンを王に仕立て上げ、傀儡の王として牛耳った。
チムという毒で宮中は牛耳られ、半月に一度解毒剤を飲まないと死んでしまう
事で、余計に辺水会は勢力を拡大した。
 
大逆罪の娘ながら奴婢になることを免れたカウンだったが、家を追われ、
町の仲間と共に、辺境地に送られてしまい、開拓を進める事に力を注ぐ。
世子は声を掛けず、陰で見守る・・・
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結末:ネタばれあり
5年後~
開拓した地で、水を引き、商売を始めたカウンは、イソンの母と妹と共に、
精通のあった薬草店を営んで、名を轟かすほどに。
 
ムホの計らいで宮中に薬草を持ち込めるようになったカウンに、
大妃(中殿が王の母になった為)は、カウンを思うイソンを利用する為、
「父の名誉を回復してやる」と約束し、自分の味方にした。
 
世子は死んでいると思い込み、傀儡王に徹するしかなくなったイソンは、
せめてカウンだけでも手に入れたいと側室にするよう仕向ける。
 
彼女や民を守るため、5年間行商を学び、行商と豪商をまとめる頭領にまで
のし上がった世子はカウンと再会を果たす。
 
しかし自分が世子と知らず、世子を恨むカウンに、正体を隠した。
ファグンは世子を助け、仲間として行商を統制し、密かに辺水会から
世子を守っていた。
 
頭領として名を馳せた世子は、イソンを救うために、
大妃と接見し、宮殿に入り込んだ事で、イソンがチムの毒に侵され、
辛い立場にあると知り、世子は心を痛めた。
 
「すぐに迎えに来る」と言っておきながら、5年も放置されたことに、
不信感を抱いたイソンだったが、救い出すという世子を再び信じた。
 
父の復讐をするため、カウンは世子に近付く必要があった事で、
大妃の勧めで女官となり、宮中に参内し、王の女となる。
 
何処にでも辺水会は間者を忍ばせていたが、イソンの護衛ヒョンシクも
そうだった。彼は世子の名を語り解毒剤をイソンに渡す。
 
毒見役の女官が毒で死んだ事で、イソンは世子が初めから自分を利用し
殺そうとしていたと思い込み始め、敵意を持ち始めた。
 
カウンは大妃の陰謀により毒を飲まされた世子を見掛けると、後を追い、
崖から落とされる世子を助けた。
 
結局、世子はあの時のチョンスだと認めた。
 
互いに愛し合うようになったカウンと世子はウ・ボらと民を苦しめる
辺水会を潰す為、立ち向かい始める。
 
やがてファグンが支えている行商人頭領が、生きていた世子だと知った
テモクは、カウンを自分の物にしたいイソンは頭領が世子だと暴露した。
イソンはこの事をカウンにも告げたことで、カウンは世子の正体を知り、
怒りから態度を急変させ、敵視し始める。
 
そんな中、テモクは世子を捕らえるためにカウンを人質に捕らえる。
反対するウ・ボらを振り切り世子はカウンの元に。

そして入会の儀式を受けさせられることに・・・
 
しかしこれは罠で、テモクは邪魔な世子を殺す為、儀式と偽って毒を3倍飲ませた。
もがき苦しんだ世子は息を引き取り、人里離れた寂しい場所に捨てられた。
 
ファグンは祖父を恨みながら、何かを覚悟し、テモクが仕切るチムの畑の管理を
担うと言い出す。
 
世子が死に、カウンをものにできるとイソンは強気になり、テモクと組んで、
大妃を追い出してしまう。
 
水をくれた幼い子に助けられ、目を覚ました世子。彼は幼い時に飲まされた
毒の影響で、勝てる身体になっていたようで助かった。
 
彼は少女らをつけ、そこが探し求めていたチムの畑だと悟り、密かに忍び込む。
カウンを救出する際に、捕まってしまったイ・チョンウンもその中の牢に
捕らえられていることを知る。
 
しかしその際忍び込んでいることがバレ、世子は追われてしまうが、
そこにファグンがコンと共に現れ、世子はイ・チョンウンと共に助けられる。
 
死んでしまったと思った世子に再会できたファグンは、子供たちを助けたいという
世子を守るため、コンに従うよう説き伏せ、彼らを逃がした。
 
ファグンはテモクが牛耳れなくするためにチムの畑を焼き、彼らの礎を絶った。
 
事実を知ったテモクは、懇願する息子を余所に、ファグンを殺してしまう。
 
ファグンの遺言を守るため、コンは世子を守ることにし、辺水会を敵に回す。
 
チョンウンから父に手を下したのは世子ではないと知ったカウンは、
戻った世子に自分も慕っていると告げた。
 
イソンはカウンを正室に迎えるという強硬手段にでた。

世子の正体を知り、イソンを諭すカウンだったが、彼は聞く耳を持たなかった。
 
イソンは母と妹コムルを宮中に呼び、正体を明かし、カウンを見張るよう母に言う。
母はカウンがあっている人が本物の世子で生きていることを知ると、
イソンに話す。
 
こうなったら仮面を外し、自分が王になればいいと開き直るイソン。

その儀式を開く為、挑んでくるだろう世子らを捕らえるよう準備する。
 
カウンが亡き妃嬪が言っていた言葉を思い出し、世子が本物である証拠を
コムルの協力を得て、探すことに。
 
何とか作戦が成功し、宮中に忍び込んだ世子は、王の服をまとい、
朝廷に出、そこに駆け付けたイソンと対面する。
 
二人の王の出現に騒然とする王宮。

互いに自分が本物だと主張するが、埒が明かない~
そこにダメもとで協力を求めた大妃が登場し、本物は世子だと語り、
更にカウンが証拠を見つけ、世子が本物だと判明する。
 
チムの毒で牛耳られていたイソンや大臣らも、そこでチムの解毒剤がもうない
事を世子から聞かされ、自分が作って、助けると約束する世子。
 
この事で形勢は逆転する。
 
今迄辺水会と手を組んで牛耳ってきた大臣らはイソンと共に捕らえられ、
世子は王になり、解毒剤の完成に勤めた。
 
成功しない状況を案じたコンはファグンの思いを継ぐため、彼の父に
会い、協力を求めた。
 
娘を失ったことで、父と縁を切っていたウジェのお陰で、解毒剤は完成する。
 
しかしその解毒剤が信用ならないと、イソンも大臣も飲まない。

するとカウンが毒を飲み、その後解毒剤を飲んで証明すると言い、実行する。
酷く苦しむカウン・・誰もが偽物だと思った。
 
テモクの屋敷を取り囲む世子ら朝廷の役人。

そこへ解毒剤を求めて脱走した大臣らが押し寄せた。
 
テモクは勝ったと確信するが、大臣らはすでに解毒剤を飲み助かっていた。

この事実に降伏する者が続出。結局数人の側近となったテモクは
自ら毒を飲んみ、「お前をこのようにしたのは自分の責任でもある」と
謝る王に「もっと早くに出会っていいたら」的な事を言い、亡くなった。
 
王であることで身を一旦は引こうとしたカウンだったが、
彼を最後まで支えなければ~と王妃になる覚悟を決める。
 
王の計らいで放免されたイソンは、ある疑念が湧き、
ヒョンシクの父を訪ねたことで、彼の言葉が偽りで、思えば彼の行動から
世子を信じられなくなったと確信する。
 
世子が危ないと悟りウ・ボにヒョンシクの場所を訪ねるイソン。
ヒョンシクは王が一番苦しむのがカウンの死だとし、
王の使いで迎えに行くカウンを殺す計画を立てた。
 
イソンの機転で、カウンは危機一髪で助かるが、彼女を助けようと
イソンが犠牲に~
 
駆け付けた王に「私にとってもあなたが最初で最後の友だ」と告げ、
息を引き取った。
 
1年後~~
辺水会がなくなり、王の政策も実を結び始めた頃、
カウンとの結婚式が~
 
二人はこうして結ばれた。
 
ここまで来る間に、犠牲になり亡くなって行った人々の為にも、
ずっと「王であること」を問い続け生きていくと誓う王の横にカウンがいた。
そして彼を支えたチョンウンやコン、ウ・ボ、ムハも
彼に寄り添って、彼と共に生きていた・・・・
おしまい
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感想
やっぱ時代劇はいいね~没頭できる~次が気になって、ドキドキして~
そこに素敵な役者が演じればもう敵なしだね~
 
時代劇は実は大体同じ。
陰謀と戦う世子や王と彼を支える仲間の友情と愛。
それでもトキめいちゃうんだよね~
 
韓国時代劇は独特なんだよね~ラブ

日本の時代劇で感情輸入できるものはほぼない。
「大奥」とかも面白かったし、嵌ったけど、それとは違う。
 
迫力もスケールも違うし、イケメンもさほどでもないし~
 
多分髪型がちょんまげってのも大きいかもね~
ユ・スンホにエルだから最初から楽しみで、期待度も大きかった。
それを裏切らなかった。
 
子役から圧巻の演技を見せてくれるスンホ君はやっぱ流石で、
凛とした美しさが上品で、本物の世子って感じだった。
ラブ

セリフの言い回しも実に良かった。
私が息をのんだのは、王の扮装をした世子が現れた時!
モシッソヨ~~~~ドキドキ恋の矢エルも素敵なのに、本物はやっぱ圧巻だった!
 
エルもここでは凄い演技を見せてくれたね~おねがい
途中で彼が憎らしくなり、嫌いになりそうなほど、いい演技だった。
 
脇を占める役者も凄く良かった。ウインク
 
テモクはもういう事ないね~存在感が時代劇だと3割増しだし~
 
今回は敵ながら、慕い続けるファグンの一途さにも涙した。
絶対にぶれない愛。それが彼女を思うコンにも引き継がれて、
ここの感じもすごく良かった。
 
悪人側でも、やはり家族がいて、葛藤がある。
正義を貫こうと必死な世子にファグンが、そして最終的にはその父までも
引き寄せた。
えーん
 
世子が最後にテモクに詫びる場面も良かった。涙

確かに目的は同じでも、手段が、方向が違っただけで、
立場が変われば、そうなってしまったかもしれないとう時代の切なさを感じた。
 
そしていつの時代も「薬(毒)」で儲け、身動きが取れなくするんだ~と
最後に・・

子役から活躍し続ける俳優が最近は多いけど、
スンホ君ら韓国に比べ、日本の子役はここまで成功できないね~
彼は演技力も良かったけど、うまく成長しビジュアルもいい。きらきらラブラブ

そういう人が増えて来てるね~いいことだ。
これからも見守りたいです。
それでは~~~