「花郎(ファラン)」 | ハマル女

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「花郎(ファラン)」 (2016-2007 KBS 20話)
1500年前の新羅時代を舞台に活躍した花郎と呼ばれる家柄・容姿・文武共に
秀でたエリート男子たちの熱い情熱と愛、眩しい成長を描く青春時代劇。
出生の秘密、因縁、陰謀、強欲、身分の差ありの王道の時代劇に、
愛、友情、葛藤を織り込んで重いテーマも爽やかに描かれ見やすい作品。
K-POPアイドルや若手イケメン俳優の共演で、見てるだけで
うっとりさせてくれます。
総合おすすめ度:9点
 
キャスト
キム・ソヌ(ムミョン):パク・ソジュン
アロ:アラ
サムメクチョン(キム・ジディ)真興王:パク・ヒョンシク
 
~王家~チヌン王家族~~
太后 チソ:キム・ジス
王女 スンミョン:ソ・イェジ
フィギョン公(チソの兄):ソン・ヨンギュ
護衛 パオ:ユ・ジェミョン
 
~花郎~
風月主キム・ウィファ:ソン・ドンイル
キム・スホ:チェ・ミンホ
パク・パンリュ:ト・ジハン
ソク・ハンソン:キム・テヒョン
キム・ヨウル:チョ・ユヌ
ミジンブ副弟:ユン・ジノ
~アロ家族~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
医師 キム・アンジ(アロ父):チェ・ウォニョン
マンムン(キム・ソヌ):イ・グァンス
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
タンセ(ハンソンの兄):キム・ヒョンジュン
カンソン:チャン・セヒョン
スヨン(スホの妹):イ・ダイン
~王族 大臣ら~
最高権力者 パク・ヨンシル:キム・チャンワン
バンリュ実父:イ・ビョンジュン
スホの父:コ・インボム
ハンソンとタンセの祖父:キム・ジョング
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ピジュギ(タイソの店主):キム・グァンギュ
ムミョンとマンムンの養父:キム・ウォネ
百済 昌太子:キム・ミンジュン
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ざっくりあらすじ
孤児として養父ウルクにマンムンと共に賤民村で育てられたムミョンは、
家族を探すマンムンと共に都に命がけで忍び込む。
(新羅は賤民は入るだけで殺されてしまうほどの身分重視社会)
 
そんなマンムンは偶然、顔も居所も知られていないチヌン王の顔を見てしまった事で
命を狙われる。
 
マンムンは忍び込んだ屋敷で語り部をするアロの首に、自分と同じ装飾品を
見つけ、妹だと確信し、すぐそこにある再会を夢見る。
 
しかし王を案じる太后は護衛にマンムンを追わせ、護衛は一緒にいた
ムミョンを斬りつけ、更に彼を庇ったマンムンは致命傷を負う。
 
息子を追った父アンジは瀕死の息子を見つけるが、命は救えなかった。
アンジはムミョンに彼の父だと名乗り、瀕死の彼を連れ帰り治療をする。
 
数日間生死の間をさまよったムミョンは意識を取り戻すと、徐々に回復し、
アンジの提案を受け、マンムンの本当の名であるソヌとして、アンジの息子に
成り済ますことに。
 
ムミョンは、マンムン殺しの場にいた腕輪の男に復讐を誓い、
後を付け追い追い詰めるが、そこに現れたアロのせいで復讐は流れてしまう。
 
アロは家に戻るとさっき見たあの刺客が治療していた男で、
実はそれが兄ソヌだと父に聞かされる。
 
受け入れがたい事態に戸惑うアロだったが、やがてソヌに惹かれていく。
(少し前町で助けられたのが彼だと気が付き焦る)
 
王の辛さを理解するアロにチヌンも心惹かれていく。
 
若いチヌンに変わって摂政になったチソ太后は、敵対勢力から、王と自分らを
守るため、前に活躍した王の為の護衛隊?花郎を復活させる。
 
貴族の御曹司らに、自分に斬りかかってきた男がかつての婚約者
アンジの息子だと知り、処刑ではなくチソ太后に推薦されたソヌ、
風月主に甥ジディとして推薦させたチヌンを加え花郎はスタートする。
 
チヌンが加わった事に怒るチソだが、かえって命を狙われないと黙認する。
勝手な振る舞いをし、まとまらなかった花郎も、太鼓や舞の発表や、課題、
更に罰として共同責任を同部屋であるチヌンらも負わされた事などで
切磋琢磨し成長していく。
 
結末:ねたばれあり
花郎になったソヌを案じたアロは医女として彼らの住むところにやってきた。
そしてアロはやがてソヌは兄ではなく、兄の親友で、兄はすでに死んだという事実を
知り、ソヌに距離を置く。
 
王宮に行った際、アロは自分にアプローチするジディが王だと知ってしまう。
するとチソはアロを消す必要があると、王女を送りこむ。
 
アロを殺すために仕組まれた狩りの場で、王女はアロを狙うが、
庇ったソヌが射られてしまい危篤に。

アロは瀕死のソヌを目の前にし、好きという本心をぶつける。
そんな賢明な看病でソヌは意識を取り戻しアロにキスをする。
 
回復したソヌはあの時の事を忘れているようだったが距離を置く。
 
そんな時百済に押し寄せた大勢の民らの影響で、戦争にもなりかねない状況に~
チソは大臣らに詰め寄られ、やむなく王女を百済の太子と結婚させることで
回避を狙う。
 
嫌がる王女は話し合いで戦争回避を図るために花郎を伴って百済に行くことに。
王女がアロを付き添わせたことで、アロを守るため、ソヌとジディ、家紋の為に
パンリュとスホの4人が志願する。
 
戦で名をと驚かせていたこともあり気性が荒い百済の昌太子は、
盗みをした新羅の子供と一緒にいたアロを捕らえると、その事で過敏になった
花郎をいぶかしがり、この花郎に中に新羅王チヌンがいるとの噂を真に受けると、
民を人質にし、王は名乗り出るようと言う。

人質が見せしめに殺されるのを見て、ソヌが名乗り出た。
 
そしてソヌは昌太子と勝負をすることに。

かろうじて諦めなかったソヌが勝つと、約束通り戦争はしないとし、解放する。
しかし罪人は別として処刑すると息まいた。
 
ソヌはジディらと力を合わせ、牢を襲い、アロと民らを逃がすことに成功する。
が~~追ってきた百済側に国境付近で捕まる。(罠だった)

すると風月主が花郎を伴って彼らを助けに来た。
数人の犠牲者は出たが、新羅に戻ることができた。
ソヌは民の心を掴み、英雄になった。
 
王の存在に気が付いた敵ヨンシルらに、ハンソンの祖父は寄り添う為、
兄のタンセに王だと思われてるソヌを襲わせる。
 
しかしその行動に気がつたハンソンはソヌを庇って毒刃に倒れ亡くなる。
この事は彼ら花郎に重く刺さった。
 
ジディは王だと名乗る決断をし、母を失脚させる行動に出た。
ソヌではなかったことで動揺する敵陣。

しかしヨンシルは気が付いていて、それを利用することを思いつく。
ジディは花郎を率いると宣言する。
 
ソヌは自分の出生の事実を知る。
ソヌはチソの兄フィギョン公と元花郎を率いた女性との間にできた子供だった。
相続争いを案じたチソはソヌの母に刀を向け、命尽きてソヌはアンジの手によって
生まれ、命を脅かされない様に賤民村へ孤児としてウルクに引き取られたのだった。
よってソヌにも王位継承の資格はあった。

するとパク・ヨンシルはソヌに近づき、チヌンから王位を奪おうと働きかけた。
 
花郎に訪れたチヌンは自分の為に力を貸す花郎であるべきだと・・
するとそこに来たソヌは「花郎のそれぞれが決める事だ」と対抗した。
 
王位就任式でヨンシルはチヌンに反旗を翻した。
そこへソヌが現れ・・・・チヌン危うしか?
 
と思われたが、ソヌは「チヌン王万歳」と唱え、王に花郎は付いていくと誓う。
そしてヨンシルに罪を問い、彼はお縄となった。
 
ソヌがヨンシルに近付いたのは、彼を陥れる作戦故だったとわかった。
軟禁されていたアロはヨンシルから守る為だったっとチヌンに言われ、放免された。
 
チヌンに恨んではいなかったというチソ、チヌンも一度も恨んだことは
なかったという。二人の親子関係が悲しかった。
王家もつらいよ~だね。
 
毒を長きに渡り飲まされ続けたチソはアンジに看取られ息を引き取った。
アロとソヌはずっと離れない約束をする。
 
しかし忙しい実のソヌはなかなか帰れず、アロは寂しい思いをする。
それでも愛し合う二人は、幸せだった。
 
チヌン王はソヌら花郎の協力を得、よりよい国にすべく、今日も走り回る・・・
 
感想
王のチヌンよりやむなく名乗り出たソヌが王らしく、器だって思わせた時、
普通なら嫉妬で、ソヌを殺しかねないが、チヌンは今までの彼との思い出や
孤独の中生きてきて、初めて友と呼べる相手がソヌだった事で、そうはならなかった
所は素敵だった。
ラブ
 
しかし元は王族だったからね~ソヌが孤児ってところで、そうでは?って
ちょっと思ってたけど、ウルクの言葉から確信はしてた。
 
ソヌが事実を知り、自分も王位継承の資格があるってわかった時、
ソヌの行動がどう出るか、少し不安だったし、いい感じになったチヌンと
壊れてしまいそうになる場面もハラハラした。
びっくり
 
でも多分そうはならないだろう~の予想を裏切らない結末は爽快だった。
「チヌン王万歳!」と唱え、それに花郎がついていった様は感動してしまった。
涙
 
よく考えれば、ソヌの願いはマンムンと誓ったアロを守ること。

そう思えば、彼が王位に就く野望はないと容易にわかる。

王になればアロと結婚できないしね~守れないしね~
それでも民の事も考えるソヌだからね・・・不安だった。
 
マンムンの死は衝撃的で、ムミョンとしては許せないけど、
チヌンのしたことでもなく、彼に止める力がなかったのは責められないからね~

さらにチヌンが民の為に心を痛める王であるべきという考えを持っている
と知れば許すしかなかったんだろうね。
 
チソに惹かれていたスホも素敵だったし、
ソヌを好きだったハンソンが身を挺してソヌを庇ったシーンも良かった。
涙が止まらなかった。
笑い泣き
 
大きくは、隠れていた王と、その王家により親友を殺されたソヌ、
ソヌを愛したアロの物語だけど、花郎それぞれが抱えている苦しみや
悲しみに向き合う姿勢も丁寧に描かれて良かった。
 
バンリュもタンセもつらかったね~って言ってあげたい。
まあバンリュはスヨンがいるからまだ救われたけどね~
 
しかしチソ!あんなに最後あっさり受け入れるならもう少し他に打つ手が
あったんでは?って思うよ。

彼の過干渉と心配症と王家を守らなければというまじめさが悲劇を呼んだね。
しかしアンジはそれでチソに嫁、息子を殺され、娘までも殺されかけて・・
本当に同情するよ。
プンプン
 
新羅が王族同士の婚姻で、繋げてきた国だったけど、
やはり血が濃すぎるのは良くなかったらしい。

昔はそういうのが多かったから、王家の子は長生きできない人が多かったってのも
あるらしい。もちろん殺されてしまうリスクもあったしね~
そういうのもあって、韓国では同じ地方の同じ苗字の人は結婚できない
法律ができたのかもね?今撤廃されたらしいけど、それでも根深く
残ってってヨシとはされないんだって。
ショボーン
 
話がずれたね~
まあ若くて素敵なイケメンがいっぱい出てきて、それでなおかつ
演技もいけちゃうってのは気持ちいよ~ワクワクドキドキしたもんね~
ハート
日本のアイドルでやったら、まあ学芸会になってしまいかねないけど~
 
そうそうOSTがすごくいいよ~
ヒョンシクも防弾少年団も歌ってるよ~
 
では~アンニョン~