「いばらの鳥 」2011 KBS 20話
孤児のジョンウンが、突然離れ離れになった親友と大人になって再会。
同じ男を愛すも、それぞれ結ばれない悲しい運命によって翻弄される物語。
陰謀＆策略 ８
運命 ９
波乱万丈 ９
家族構成の複雑さ ９
主人公の頑張り・共感 ９
サクセス ９
キャスト ８
総合お薦め度：８
キャスト：
ソ・ジョンウン：ハン・ヘジン
「がんばれクムスン」クムスン役は印象的な代表作
「テロワール」「朱蒙」「済衆院」「１％の奇跡」
イ・ヨンジョ：チュ・サンウク
「善徳女王」伽耶復興勢力復耶会の首領で注目される
「アクシデントカップル」「ジャイアント」
ハン・ユギョン：キム・ミンジョン 子役から活躍する女優
「ファッション’７０」「ニューハート」など
ユギョン娘：ハンビョル：キム・スヒョン
～ヨンジョ関連～
母（ケスン）：ソン・オクスク
「冬のソナタ」ペ・ヨンジュンの母カン・ミヒが有名
「善徳女王」「ベートーベンウィルス」「ガラスの靴」など
異父兄ハンス：チェ・ジェウォン
「守護天使」覚えてない
異母兄：チョン・ウィガプ
「チュノ」チョイ役のせいか覚えてない「赤と黒」
友人チェ・ガンウ：ソ・ドヨン
「春のワルツ」・・子犬顔だな～って思った。
ガンウ父：パク・チイル
「グッバイ・ソロ」 記憶にない・・
～ミョンジャ関連～
ユン・ミョンジャ：チャ・ファヨン
「天使の誘惑」これが印象的！丘みつ子に似てる
「シティーハンター」チェ・スンウォンの母親役だった
ミョンジャの弟ミョング：アン・スンフン「チュノ」
「初恋」・・ヒョギョンのおじ役「不滅の李舜臣」
ミョングの息子：イ・ウォンジェ
「愛情の条件」「一枝梅」・・いずれも記憶なし
ミョングの妻 ：イ・ミヨン
「バリの出来事」ジソプの母役が唇が印象的
「ファンタスティックカップル」などいろんな母役を・・
ソジン：チョン・ウンピョル ドラマ初出演
ヤン・ミリョン：キム・ハウン
気がつかなかった～「チュノ」で踊る子だ～
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あらすじ：簡易だよ～
施設で過ごす親を知らないジョンウンは、母を探す為女優を目指す。
そんな彼女が同じく心に傷を持つ財閥の妾の子として生まれたヨンジョと出会う。
ヨンジョとの楽しい一時を過ごしたジョンウンは、親友ユギョンとの待ち合わせに
遅れ、ユギョンを街のチンピラに襲われそうになる。
ユギョンは幸い怪我も軽く、乱暴もされなかったが、
その日自分がその家の実の子ではないと知りし絶望、
悪い噂を避け、ユギョンは突然姿を消した。
更に実母と異父兄弟の存在を知ったヨンジョも、ジョンウンに会えないまま留学へ。
数年後～
女優を目指すジョンウンとヨンジョの映画制作会社に就職したユギョンは
再会する。ジョンウンを恨むユギョンとは異なり、ジョンウンは再会を喜ぶ。
この再会が今後の人生を大きく狂わすなんて思いもせず・・・
ジョンウンの初恋の人がヨンジョだと知ったユギョンは、
先回りし色仕掛けで彼を落とす。
ジョンウンを馬鹿にし、女優として認めていなかったヨンジョも、
やがて彼女があの時の少女だと気が付き、徐々に親しくなって生き、
彼女の面倒をみるよう・・事は順調に運び始めたかのようだった。
しかし自分の実母が大女優ミョンジャだと知ったユギョンによって、
かつてジョンウンを遊びで撮った動画（自分の母はミョンジャだって設定の）を
流出されてしまい、ジョンウンも仕事を失い、ミョンジャも引退へと追いやった。
（ヨンジョに誤解されたまま、ジョンウンは芸能界から遠ざかった）
引退後ひっそり乳がんの手術を受けたミョンジャは、
突然の映画降板で生じた賠償金もあって貧窮した生活を送る事に。
そんな時ユギョンはヨンジョの子を宿すが、彼には伝えず消えた。
恋人を失い落ち込むヨンジョを尻目に、ユギョンはたった一人で子を産もう
としたが、あまりの恐怖で出産時ジョンウンを呼んだ。
ユギョンは母から自分を奪った張本人が、ヨンジェの父や祖父だと誤解した事もあり、
結ばれはいけない～とも考えてた為、恨みの対象である人の子は育てられない・・と、
ジョンウンの身分証を悪用し、生まれた娘の母親をジョンウンにしてしまう。
呆れるジョンウンを尻目に「施設にでも預ければ？」と言い逃げてしまう。
そんなユギョンを許せないジョンウンだったが、
ちょうどその時実母の死を知らされた事をきっかけに、
自分と同じ目にその子に遭わせられない・・と自分をその子に重ね、
ユギョンの実母ミョンジャを訪ね、自分が娘で、ユギョンの子が自分の娘だと
思って生きる決意をする。
しかしあまりの貧しさから、子を守れないと悟ったジョンウンは、
ミョンジャの音信不通だった実家に身を寄せる事に。
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あらすじ：結末
一時は女優として光が見えたジョンウンも、あのスキャンダル以降は、
エキストラのバイトをして生計を立てていた。
すでにこの時ミョンジャはジョンウンではなくユギョンが娘だと知っていたが、
ユギョンのした事と、ジョンウンの覚悟を知り、それに乗って家族として生きる事に。
何の因果か、財閥の家を出たヨンジェは、祖父が唯一彼に残した生地屋を頼りに、
生地の勉強に励む。それがミョンジャの弟が営む店だったから、二人は再会する。
しかも住み込みなんで、同じ屋根の下で生活もする事に・・・
更に渡米し、映画プロデューサーとして成功して帰国したユギョンとも再会する。
ユギョンの会社で監督をするのがヨンジェの親友ガンウだったことから、
今度の作品に～とジョンウン抜擢を申し出た。
反対するユギョンだったが、結局ジョンウンは大役を勝ち取り、
自分とユギョンとの話しのようなストーリーの映画に出演する事に。
ジョンウンを愛するようになったヨンジェ。
娘ハンビョルの愛苦しさに、母性が芽生えていくユギョン。
ユギョンに娘を奪われないか冷や冷やのジョンウンの愛憎劇が・・・
ハンビョルの実の父がヨンジェだと知ったジョンウンは苦しみ、
彼との結婚も止めようとするが、事実を知ったヨンジェの想いを知り、
二人は結ばれた。
実は自分と母を陥れたのがヨンジェの父ではなかったと知り、
自分のしてきた事への後悔で、本当は彼を愛していたと気が付くユギョンも
病に倒れてしまう。
それを支えたのが、ジョンウンであり、この頃母娘の仲を取り戻していたミョンジャ
であり、更にニュージーランドに渡っていた育ての母や家族だった。
こうしてユギョンの長い間のしこりが解け、ハンビョルはジョンウンの娘だと
認め、自分は身を引く事に。
愛を知った事で、ユギョンも幸せになり、
ジョンウンも女優として成功し、ユギョンに申し訳なく思うことなく？
幸せに浸れる日々をヨンジョと手にした。
めでたしめでたし。
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感想＆評価：
なんか久しぶりにはまった～って感じだね～
ハン・ヘジンはやっぱいいわ～「済衆院」でも見直したけど、
これも良かった～
彼女ははじける「テロワール」の様な役よりも、地に近いまじめで頑張り屋の方がいい。
物語は～って言うと、「おいおい！今の時代にか？
」って感は否めない、
ドロドロなんだけど、キャラクターそれぞれの抱える辛さを考えると、
本当の悪党がいなくて、共感系？ともいえるかもね～
孤児は相変わらず多いけど、これは事実なのかな？
主演の3人？は皆それぞれ、実の親と問題があってのドロドロ。
しかもユギョンとヨンジェは親の代からの因縁で、それぞれ母親が子を手放す。
まあ～親同士会話は弾むね～～
って言ってる場合出ない状況だけど・・
一度も実の親と触れあえなかったジョンウンが不幸なのか？
ある程度の年齢までは、育ての親が実の親でないなんて疑わず、
知った途端いきなり苦悩を抱えるユギョンが不幸なのか？
はたまた実母と引き離され、財閥の父に引き取られ、裕福には暮らすも、
義母らに疎んじられて育ったヨンジェか？
どれとも言えない・・・あ～でもユギョンはジョンウンに比べれば、
育ての親も気が付かないほどに育ててくれ、更には最終的に実母とも
対面できた訳だから、ジョンウンを恨むなんて・・・お門違い。
しかも親友だったのにだよ～
毎回思うけど、韓国ほど親友が転じた悪人は達が悪いね～
「親友だったから・・」ってだけでは説明できないよね～
「怨」の精神かね？？
所でさ～ユギョンが勝手にジョンウンを親にするけど、
病院には保険証とか見せない訳？
入院する際名前言うだろ普通。
しかも勝手に逃げてさ～まあ～簡単なのね～発展途上国でもあるまいし～
住民カードも便利を通り超えて、不便よね～
でも結果、敵対したユギョンによって、ジョンウンは娘を・・母を手に入れ、
偽ではあるが家族としての幸せを手にする。
結局親友がくれた幸せ・・って展開に持って行った所は上手い台本だね～
互いに苦しむけど、結局支え合ってしまった・・なんてね～
ユギョンもちょっとセンチすぎるけど、悪にはなりきれず、
身を引いて苦しんだり、自分の感情の持って行き場を悩んだり、
痛い気持ちはよくわかった。悲劇のヒロインぶるのは？？だけどね。
この役はキム・ミンジュしか出来なかったね～流石だわ～
嫌いだけど・・流石だわ～仕方ないわ～
結局男性も共有して・・・二人で1人ってか？
ところでヨンジョは何故ユギョンに惹かれたんだろうね？
男は押しに弱い？って？
でも彼の誠実な男っぷりは良かった。
最終的に悪い人はいなくて、いい終わり方だったのも良かった。
ここでは書かなかったけど、ソ・ドヨンも父との確執で悩んでたね～
今はこういう役もやるんだ～って。
この父ちゃんが元凶だったね！
でもなんでみんなこいつの思い通りにさせちゃったんだろうね～
あ～ドラマを面白くする為か！
しかしこの手のドラマは「病」で最後締める・・これで気がつく・・
これ鉄板？
では～
お薦め度：８
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