ワンダークリパUSJ(ウソジョ) 8 ドンセン君 | Fancy days

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++ SUPERNOVA ++

手に携帯をもって入り口ゲートへ急ぐ。
こんな時間に出口を探してるのってわたしだけ?
思いながら出口を探す。
一番端に一つだけ出口が作られていた。




「すみません、出たいんですけど・・・あせる


係りの人に声をかける。


「あ、はいはい」


スタンプを準備して押してくれた。




ブラックライト?で見ると光って見えると言うスタンプ・・・
既に見えてます。
のっぺりと。
インク濃スギ!!




「入るときにスタンプとチケットを見せてください。」


チケットはもう一度使うようだ。
置いてこなくて良かった・・・




ゲートを出て辺りを見回す。
それらしい人影はない。

人が増えてきたので走る速度は遅いけど、
どうやらまだドンセン君は来ていないようだ。




約束の時間から既に1時間くらい経っている。
うーん・・・失敗




以前


「遅刻したらどうしよう」


と言っていたときの会話を思い出し、
ホントにそうなっちゃったなと苦笑い。


「最悪遅れたらお詫びの品を買って来い」


と言うようなことを言っておいた。




”気の利く子だったらお詫びに何か買ってくるかな”


と思っていたら、電話がかかってきた。


「今どこ?」


「ゲートをくぐる辺り・・・」


ゲートは左斜め前方だ。

歩きながらゲートを見る。


ゲートをくぐる人??


見てもらしい人影はない。

家族連れや女の子のグループや
カップルばっかり。


「えー?いないけど・・・」




!!!!!!

!!!!!!




センサー捕獲




「あー、いたいた」




えーっと、その時の様子を・・・
言えって言うんだよね。




ゲートのちょうど真下辺りに差し掛かった、
背の高い、細身の青少年が目に入った。
ピンスポットでも当たっているかのように
ちょうど、その青少年の周りだけぽっかりと空いていて、
周りの人から浮いて見えた。
背が高いのは周りの人たちとの肩の位置の違いから
すぐにわかった。




と、まあ、こんなもんでいかがでしょう?

え?

棒読み?




もともと、わたし人を見つける確率高いし
(不思議なセンサーついてますから)
実際には、たまたま周りにグループ客しかいなくて
一人歩いてたドンセン君が浮いてただけだと思う。




あ!
俺に近寄るなオーラでも

かもし出してたかもしれないね?




ってなわけですぐにドンセン君を発見。


「あ、いたわ」


と言って電話を切った。




が、しかーし、
手を振っても一向にこっちを見ない。




かなり近づいていったら気づいた。




すみませんね。
小さくて`Д´♯




挨拶をする間もなく、


「はゆちゃんたちスパイダーマンに並んでるから!」


と言って歩き始めた。




なんだか今更過ぎて
挨拶するのが恥ずかしいので、
歩き始めてからはじめましての挨拶を交わし、


「はゆちゃん怒ってた?」


の問いに


「大丈夫だと思う」


と答えた。




電話で話しなれていても
やっぱり、会うと違うものですね。




「俺、賢いやろ~、

  駅でてローソンで飲むもの買ってきた」


「・・・あ、そう」


お詫びの品は
なさそうですね(笑)




電話と変わらないドンセン君。
一方のわたしは落ち着かない。




ゆっくり話すまもなく足早にスパイダーマンへ向かった。