ホテルへ戻ると、
初日のガイドの女性がロビーにいた。
外に止まっていたリムジンを思い出す。
え?
もうお迎え?
せこちゃんまだなのに・・・
時間も30分くらいあるはずなのに。
時間を間違えた?
一瞬ひやりとしたが、他のお客さんの御見送りだったらしい。
大変だなあ・・・
フロントに行ってスーツケースを受け取ろうと
声をかけたら
無視。
チーンとベルを鳴らしても
無視。
見るに見かねたガイドさんが声をかけたけど、
無視。
どうしろと・・・![]()
フロントの前でしばらく待ったら
ようやく担当者が出てきて
スーツケースを受け取ることが出来た。
どこに行っていたんだ?
ロビーでスーツケースを広げる。
総勢4人がスーツケースを広げたロビーは
なんだか手狭。
今入ってきたばかりの人たちはどう思うんだろう・・・
なんてことは一切考えず、
買ってきた荷物をしまう。
そして気づいた。
シスターズは今回一緒だからお土産はいらない。
やこっちのお土産は買った。
「・・・・・・。」
まーちゃん、小島君、山田君宛ての
お土産がない!!
毎回奇をてらったお土産を購入するわたしに、
今回は『普通のおいしいお菓子』という
注文まで出してきた彼らに一切のお土産がないというのは・・・
まずかろう?
しかし、大丈夫。
まだ、これから定番のものを売っているお土産屋に行くんだし。
そこで探せば・・・いいのだ。
スーツケースにはまだまだまだまだ空きがあるし。
最悪のりでいいっしょ。
定番定番。
ガラガラのスーツケースをばたんと閉じる。
グループごとに荷物がまとめてある。
盗難防止のネットがグループ後ごとにかけられているので、
その中に、スーツケースを押し込む。
手近のソファに腰掛ける。
と。
「Chattyソファとっといて」
の声が。
ちょうど先発隊が出発したばかりで、
他のソファにも人がおらず、開いていた。
今がチャンス!
慌ててバッグや巻物をソファに広げて
大仰にくつろぐ。
「全員揃いましたか?」
先日のガイドは帰国する本日も、ガイドをしてくれるようだ。
人数の確認に来た。
「まだ一人、来ていません」
「ええ?」
驚くガイド。
そうだよね、一人だけ帰ってきてないって驚くよね。
しかもわたしたちは平静だから、余計に(笑)
「そのうち戻ります。彼女は旅行になれているから」
答えると、ガイドはソファに腰掛けた。
ただ座りたかっただけ?
しばらく待ってもせこちゃんは来ない。
ておっちと二人ロビーの隅にある
”ステキなお土産”と言うような看板のある
お店に足を踏み入れてみた。
店員はいない。
色んなアクセサリや韓国っぽい素材の服、
などなど、ホテルに良くある高級お土産屋サン。
ぐるぐる歩いていたら、ホテルの人が慌てて入ってきた。
盗まれると困るしね(苦笑)
わたしたちが本物の窃盗団なら、
確実に色々取られてましたよ?
気をつけろー?
特に買うものもなくお店を出た。
出発間近になりさすがにせこちゃんが心配になってきた。
ので、トイレへ行ってみた(笑)
みんながあせってないから、一人あせってもねぇ。
トイレから出ようとすると、
急にロビーが騒がしくなる。
話の内容からすると、せこちゃんが帰ってきたようだ。
一安心してロビーに戻った。