「あっち、あっち」
見ると、少し後ろの一団に
丸金っぽい人が見え隠れしている。
「丸金~」
呼ぶと、軽く手を振った。
「一人?」
「うん、後ではゆちゃんくるよ」
「今からミーティング」
「うん、いってらっしゃい。本読んで待ってるわ」
丸金は立ち止まりもせずにミーティングへ。
・・・あんまうれしそうじゃないね。
わたちたちより、久しぶりに会った友達と
ゆっくり話したかったかな。
迷惑だったかなあ・・・
しかも現在、わたし一人だし。
来なければ良かったかなあ・・・???
うーん。
来てしまったものは仕方がない。
待とう。
本を読みながら待つ。
長い。
はゆちゃんが来るかもしれないから
ご飯食べにいけない。
無料インターネットをして待つ。
まだ終わらない。
・・・暇。
20時00分を過ぎてようやくミーティングが終わった。
そして出てきたアデイ。
たむろす初対面の人たち。
「こんばんわ」
「こんばんは」
だから、なぜ?
丸金はどこ?
と思いつつ・・・話す。
「寒かった~。手が冷たくなっちゃったよ」
「そうですか?」
と手を出されたので触ってみる。
・・・お手?
「冷たいですね」
他の人たちの手も出てくるので順番に触っておく。
「冷たい」
「冷たいね」
だから、この集団は何???
てか、君たち誰?
と、お弁当をもって丸金が出てきた。
「お疲れ~、どうしようか?」
それを聞いていた派遣元の人が、
「どこへ行きますか?」
と、聞いてきた。
いつもなら、外へ行くこともできるけど、
わたし一人だけだと、なんかチェック厳しいね。
「・・・部屋でいい?」
「あー。うん。じゃあ、部屋に行きます。」
ぞろぞろとエレベータへ移動する。
そのまま丸金の部屋へ。
写真撮影開始。
スーツの丸金は抑えておかなくては!
「丸金髪の毛黒がよかったねえ」
「そうだよねぇ」
二人に言われて鏡を見る丸金。
「ダメ?」
「うーん、ホストみたい?」
「ホスト・・・ああ!!」
納得していた![]()
「カッコイイからいいね」
「いいんだけどね。
おなかは気をつけてね。メタボだから」
「そう、メタボ。はゆちゃんに言われるね」
「ね。
」
写真参照![]()
事実気になる腹回り(爆)
ネクタイが曲がってるのは腹肉のせいだけではない。
今度は丸金がカメラを持って
アデイとわたしの写真を取り捲っている。
そうだよね。
丸金みたいにボランティアとか来てれば別だけど、
仕事だけしてたら会社以外で
女の子ととる写真あまりないからねぇ・・・
立ったり座ったりしながら撮り続ける。
わたしゃ、モデル
か?
写真をとりに来たわけではないのだが。
しばらくそれが続いて、
やっと座らせてもらえた。
疲労度が増すなあ・・・
「ておっちに電話する?」
ておっちと話す丸金。
その間もわたしはアデイと会話。
はゆちゃんから電話が来た。
「今日、やっぱりいけないかも・・・」
「はゆちゃんが来られないって・・・」
更に丸金の顔が曇る。
そうだよね、アデイと話してばっかだから、
丸金つまんないよね・・・![]()
ごめんね、一人で来ちゃって・・・![]()
電話を丸金に渡して、見守る。
「用事が長引いちゃったんだって。」
「仕方がない」
うーん。ごめん![]()
「あー、じゃあ、ヘンデに電話する?」
「うん・・・」
一瞬だけつながったものの、すぐに切れた。
寝ぼけているらしい
他の部屋からひとがどっと現れた。
わたしを見てひるむ。
が、しかし、徐々に近寄ってきて話す。
「先生座ってください」
「ありがとー
」
「先生。ここ座って」
「あ・・・ありがとう・・・」
丸金よ!
呼び方が”先生”に戻ってる~(笑)
誰に呼ばれたかと思った。
他の人たちの出現で
心の距離が遠くなっております。
そしてまた丸金はカメラマンに戻った。
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