世界遺産・キンデルダイクの風車村 | ♪ IN MY LIFE ♪〜ドイツ・フランクフルトの窓辺から〜

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ドイツ生活早数年。
楽しく奮闘しております。
メゾソプラノ歌手です。

ドイツ・旅行・音楽・オペラ・グルメ•ときどきビートルズ&サウンド・オブ・ミュージック便りをお届けいたします♪

前回の記事の続きです。




⬆︎フランダースの犬的な風景を見たくて
ユトレヒト中央駅(Utrecht Central Station)からバス90番(Rotterdam Zuidplein行き)で1時間半。

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ついに…ついに…


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大量の風車が見えてきたああああ!!!
キンデルダイクだぁぁぁぁぁぁあ!!


それまで
空に続きそうなぐらいまっすぐな道で
超がつくほどのド田舎だったんですけど。


Kindeldijk Molenkadeというバス停で下車すると、
それまで全く人がいなかったのが嘘のように観光客もたくさんいるし、
入り口前は小さなお土産コーナーやら売店があります。

 
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⬆︎この横断歩道を渡るとキンデルダイク入り口。
オランダの横断歩道は面白いっ。


私もフライドポテトマヨネーズがけ(オランダでの定番。)で腹ごしらえ。

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そうしていよいよキンデルダイク村へ。
村はこの時期は17時30分が閉館時間となっており、(〜10/30まで。それ以外は16時まで。)
また、入場料も大人が一人7.5ユーロかかります。

しかしながら私が着いた頃は16時30分近かったため、入場料も半額にしてくれました。
オランダ、優しい。

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レンタサイクルも入り口付近にたくさんあって、
2ユーロ程度で借りれるのですが、
(水上ボートにも5€で乗れます!)
今回は歩くことにしてみました。


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湿原の中を風車が等間隔でそびえ立つ。

のどかだけどなかなか迫力があって、
なかなか他には類を見ない光景で、これぞ忘れていたオランダのもうひとつの姿といった感じです。



ここに残されている風車は全部で19基。



風車はかつてオランダ全土で10,000基あって、オランダの生活を支えていたそうです。現在では10分の1の数になってしまったそうですが。。。


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目の前で見るとなかなか迫力があり、
回ってる羽もすごい音とスピードで、通り抜けるのもなかなかスリリングです。




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この風車は1738年に建てられたもの。
フランス革命前!?古い!!!

中を見学できます。

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1950年代までこの風車の中には人が住んでいたというのです。
その当時の家具がそのままここに残されています。

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ここはまさにユネスコの世界遺産に登録されている光景。

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こちらは15世紀に建てられたと言われる風車。
すごく古いのです!!

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こちらも内部を見学できます。



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まるでフェルメールの絵のような当時のキッチン。
離れの小さな小屋にありました。

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風車内のベッド。

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⬆︎「アイロン(Iron)」だけに当時はアイロンが本当に鉄。
原点はこれだったんです。

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リビングルーム。

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リビングからの風景。
のどかだー。

やっぱりミルク色の夜明けだったのかしら。

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その当時住んでいた人たちの写真。



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木靴がお庭に転がっていました。

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お庭の景色。

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洗濯物を干している。
オランダは外干しなのですねー。
(ドイツの街中は外干しできないので羨ましいーーー!!)

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家庭菜園。

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家畜もいましたー。
ヤギのユキちゃん。(ストーリーが違う!!)


いやーほんとに!!
絵画のような世界観が良かった!!!


アクセスがあんまり良くないので
えぃっっっ!!!と重い腰を上げないといけないのですが。


オランダに行くならアムステルダムじゃない一面を味わいに、ぜひ一度はキンデルダイクにも足を運んでみてくださーーい!

ただし、歩くと結構なボリュームなので足が疲れます。
ゆっくりのんびりと過ごした方が良いので、2,3時間は時間をかけた方が余裕を持って過ごせると思います。


ちなみに私は最後まで歩く時間も気力もなく、
途中まで行って満足してしまったのですが、
引き返してバス停に戻るにも結構な距離で、
相当慌てて小走りしたけど、
呼吸がゼーゼーいって汗もかくしで大変だったーーー!!!


まるでほんとに空に続く道(←しつこい!)かと思うぐらい。。。


でもバスを逃すと次が30分後!!!!
(そしてバスでも1時間半かかるので大変な時間になる)

だから余韻に浸る間もなく息を切らして走って、なんとか39分発のバスに間に合いましたよー。

でも急ぎ足すぎてツアー旅行以上にせわしなかったです。笑



こうしてバスに乗ってミッフィーの生まれ故郷、ユトレヒトを目指します!




続く♫