前回の記事に書いたとおり、
ローテンブルクのアルファベットの綴りを間違えて、すっかり別の地に降り立ってしまったわたくしです。(-_-;)
(前回の記事参照。)
諦めきれず、12月17日!!
リベンジでホンモノの!?ローテンブルクに行ってきました!!
本来行きたかったのーーーー!!
日本人観光客の大人気スポット、
ロマンティック街道のローテンブルクとは
ズバリここのこってぃ!参ったか!!
がははははー。
私は実は高校1年生の頃に
この地に降り立ったことがあります。
まるで子供の頃に読んだおとぎ話のようで、(バレエ物語コッペリアなどを当時思い出したものです。)
かわいいなぁーなんて思いつつ、
そのときはロマンティック街道1日バスツアーだったので、1~2時間滞在できたかどうかという短時間で、まったく廻れませんでした。(だからツアーは嫌い!)
このプレーンラインと呼ばれる写真スポットで写真を撮ったおぼえはあるんですけどね。
ほんとにその辺りの記憶しかないのと、
そのあとに駆け足で巡ったバイエルンのノイシュバンシュタイン城の印象があまりにも強烈、鮮烈すぎて、ローテンブルクの印象はすっかり薄くなり、
この日まで放置状態(笑)
しかしクリスマスマルクトの時期だから、
ということで足を延ばすことにしました。
この日もハプニング勃発。
まず3回乗り換えて行かないといけないのですが(ローテンブルクは電車で行きづらい立地なのです。。。)
ぼんやりしてたら思わず駅を乗り過ごし、
『あれれれれれぇーーーー!?もしかしてこの駅じゃない???』
と気付いたときには既に扉が閉まりかけ。
(その頃私は座席に荷物をどっちゃり広げてノンキにやっていた)
隣のおばあちゃんに
ローテンブルクはここで乗り換えか?と
聞いて、ここだ!と叫ばれると
サササーと血の気が引いてしまい、
慌てて荷物をまとめ(忘れ物ないか不安!!)
車両内を一目散に駆け出した!!
しかし扉に辿り着いたときには時既に遅し(-_-;)
扉は完全に閉まり、
ドアを叩いても、ボタンを連打しても
(ドイツはボタン式。おりたければボタンを押さないと開かない。)
ビクともせず、
そのまま電車は走り出す~。。。。
連打したり叩いたり、
そんなアジア人。
周囲の皆様に見守られて次の駅へ~。
あぁ。。。恥ずかしすぎて
この時間、消えてしまいたい!!!
あのね、
ドイツ内の旅はだいぶ慣れてきて、
異国に来た時の独特のワクワク感とか緊張感とか新鮮味とかかなり無くなってきてしまったんですけど(フランスやオーストリア、オランダ、ベルギーなど外国は様子がちがって妙な緊張感がありますけど)
それでも毎回乗り換えのときは緊張します!!
ドイツはICE(ドイツの新幹線のようなもの)ではなくてローカル列車で何度も乗り換えすれば、かなり安く旅が出来ます。
しかも1日乗り放題みたいなものもある。
けれども電車は遅れたり、
その通りに来なかったり、
(プラン表と違うホームに到着したり)
待ち時間も2,3分(なのにホームの1番から21番まで移動とか。)から、40分ほどあったり、
一本ミスると1時間来なかったりで、
なかなか信頼できないので、乗り換えはいつも慎重です。
次は走るぞ!!!!
とか、
次はトイレ行ってる暇ないな!!
とか、そこらへんの心の準備を降りる前にしたりするわけ。
今回もローテンブルクは観光地とはいえ、
なかなか電車の来ない小さな街。
一本電車をミスると次は1時間後か。。。!?
というギリギリの瀬戸際を綱渡り状態!?なので、
電車乗り過ごしが未然に防げなかった私は車内で大慌て!!!
しかも乗り換え時間5分しかなかったのにー( ̄O ̄;)
私の気持ちとは裏腹に、
どんどん大草原の中を走りゆく電車。
いつになったら次の駅があらわれるんじゃーーーーーーっっっっ!!!( ̄O ̄;)
慌てて次の駅で下車。
どこですか、ここは。
ローカルすぎてひと気もない。
慌てて駅の掲示板の時刻表に駆け寄る!!
急いでさっきの駅に戻らなきゃ!!!
わぁ!!!1分後に反対ホームから
電車が来るじゃないか!!!!
でも1分後!?
どうやって反対ホームに行くんだ?
どこが通路!!!????
すると同じ車両から降りてきたおばちゃん。
この慌てっぷりを車内からずっと見守ってきて下さっていたのか、
『反対行きの電車は1分後に来ます!!
ほんとは禁止されてるけど。。。このまま渡れーーー!走れーーーー!!!!』
人生初めて!?反対ホームまで線路の上を走って渡っちゃいましたよ。
既に向こう側から電車がきているのが見えました。
見つかったら掴まるよ、と言われたので
良い子は絶対にマネをしちゃダメです。
写真はそんなわけで走ったあと。
でも、無事に電車はミスった駅まで届けてくれ、
乗り換え5分の次の電車にもギリギリ1分前に間に合った。
危なかった~!!!!!
助かりました。
でも無事に間に合いさえすれば、
乗り過ごしたのも、線路を突っ走ったのも、
逆走したのも良き思い出。
大笑いです。
(たった5分の出来事なのにものすごくドラマティックで寿命が縮まるかと思いましたわ。。。)
そんなわけで無事にRothenburgへ。
(こちらのローテンブルクは『ローテンブルク•オプ•デア•タウバー(タウバー川)』という地名になります。)
1618年からの30年戦争(カトリックVSプロテスタントの宗教戦争)のときも、
当時の市長の機転で戦火に焼かれずにすんだといいます。
城壁を抜けると、こんな可愛い街並みが!!
待ってましたのクリスマスマーケット。
グリューヴァインを買っている(笑)
この街ごとのグリューヴァインのマグカップを持って帰ってコレクション♪
少しずつ集まってきましたねー。
このあつーく焼いたSchinken(ハム)を
Käse (チーズ)とクランベリージャムをつけてパンで食べる!!
すっごく美味しかったです!!!!(≧∇≦)
これ、ローテンブルクでしか見たことないー!
Kipfleっていうのはローテンブルクの伝統的なパンのことだそうです。
フランクフルトではこんな名前聞いたことがない!!!
…しかし何の変哲もないパンでした。(笑)
ドイツといったらやはりこれ!?
ローテンブルクはフランクフルトなどとは違い、中世の工芸品なども売っていました。
それにしても噂に聞いていたとおり、
日本人だらけでびっくり!!
こんなに日本語や日本人が喋っている英語(つまりドイツに住んでない)が聞こえてくることは普段ないですね。
しまいにはフランクフルトでは見たことのない、日本人のツアー客(添乗員さんが旗持ってゾロゾロ行列をなしている)にも遭遇し、懐かしい気持ちになりました。(笑)
フランクフルトにも日本人はたくさんいますが。。。韓国人、中国人の方が圧倒的に多いので。
城壁の向こう側には鬱蒼とした森が広がっています。
ドイツの自由都市の歴史を感じさせる地形です。
クリスマスミュージアム!
念願のローテンブルクのクリスマス!!
もっとゆっくり廻ればいいんですけど
(こんな可愛い街、一泊ぐらいしてじっくりお店巡りしたいんだけどね。)
いつもせっかちで弾丸スケジューラーな私は
2時間ほどで急ぎ足で歩き回り、
さっさと次の街、ニュルンベルクへと向かったのでした。。。
クリスマスマーケット巡りはまだまだ続きまーす!!