なんと二つあったんですね。
知りませんでした。
Rothenburg!? Rotenburg!!!!?????
TのあとにHが入っているか入っていないか。
日本人観光客にも大人気の
ロマンティック街道のローテンブルクは
スペルがthのRothenburg。
私が行こうと張り切っていたのも
thの、ローテンブルク。
そのことに気付いた、旅路の途中。
~当時の回想~
今見てるホームページと『地球の歩き方』の地図、
ちょっと違わない!?
あれ?フルダ川ってどこにあるの??
んんんん????
こっちの『地球の歩き方』にはタウバー川!???って書いてあるが??
あれれれれ???
綴りがちがーーーーーーう!!!!( ̄O ̄;)
(なんでホームページのクリスマスマルクトの上に『Romantischer(ロマンティックな)』という言葉をわざわざつけるんだー( ̄O ̄;)
ローテンブルクが二つもあるなんて知らない私は、ロマンティック街道だと思って疑わなかっただろーーーー!!)
~回想シーン終わり~
しかし時すでに遅し。。。。
電車はとっくに走り出し。。。。
フランクフルト発のこの快速電車は
1時間半とまらなーーーーい(; ̄ェ ̄)
ぎゃーーーーーー!!!
だれか止めてーーーーーーー!!!
私を元に戻してーーーーーー!!
(名古屋から東京に行こうとして間違えて広島に行ってしまったようなもんなのかしら(; ̄ェ ̄))
…そんなわけで、
無名な!?ローテンブルクに着きました;^_^A
どこですか?ここは。。。
どうやらフランクフルトと同じ
ヘッセン州のフルダという街の近くの
ローテンブルクだったようで。。。
フルダ駅で乗り換えだったので、
駅のビューローに行って(乗り換え時間4分しかなかったので全力疾走)
すみません、ローテンブルク違いだったのでここから出直したい&払い戻ししたいとお願いしたら、
ここから更に2時間以上かかるうえに
払い戻しどころか更に80ユーロかかるとのこと。。。
さすがにバカバカしいですし、
こっちのローテンブルクもきっと素敵でしょう、
といううすーい期待を最後の望みに、
諦めてこの地に舞い降りたのでした。。。
こちらのローテンブルクのクリスマスマルクトは、
5分で見終わってしまうほど小さなところ。
観光客もほぼゼロ。
地元のおじいちゃんおばあちゃんだらけ。
もしくは近所の子供たち。
フランクフルトのように外国人は誰もおらず、
アジア人も他に1人もいなかった。
たっかいお金かけて(ICE(ドイツの新幹線みたいなもの)2時間ぐらいかけて、
田舎の小さな町内の盆踊りに参加してしまったような感覚でしょうね(-_-;)
こちらで出会った人や屋台のおじさんに
ロマンティック街道のローテンブルクと間違えたと言うと声をあげて大笑いされてしまいましたよ。。。
初めてみた!!!
フランクフルトには売っていません。
ドイツでバウムクーヘンなんて見たことありませんが(名前はドイツ語で『木のケーキ』なのにね。)
しいて言えばこのお菓子が元になってるんでしょうか??
でもバウムクーヘンよりずっと美味しい!!
半ナマみたいな生地の歯ごたえがたまらないのです。
このお菓子に出会えただけでもよかった!!
ハンガリーやルーマニアが発祥のお菓子だそうです。
おじさんの技術もすごかった!!!
それから小さな街の中心にある
古めかしい聖ヨセフ教会。(私の行きたかった本命ローテンブルクの教会と同じ名前!!紛らわしい!!!)
聖歌隊の演奏も聴けて、
観光客がだーれもいない、少数人数でのミサ。
牧師さんのお話もとても良かった!!(≧∇≦)
厳かな雰囲気で、神聖な気持ちに包まれました。
待降節のミサって、こんなにいいものなのですね!!
参列者の方にも牧師さんにも話しかけていただけて、
この街の方はみーんな親切であたたかい!!!
ドイツの見知らぬ小さな街に
間違えてやってきたくせに、
不意に心がほっこりしてしまいました。
ミサで隣にいらっしゃったおばあちゃま、元歌手なんですって。
アメリカ人だけど何十年も前にこちらに嫁がれて、
こちらの教会の聖歌隊にも参加されていたそうです。
もう2度と来ることがないかもしれないけれど、
あたたかくも素敵な出会いに、
最終的にはここに来れて良かったぁ(≧∇≦)
なーんて思って帰ったのでした。(笑)
私のクリスマスマルクト巡りはまだまだ続きます~♪