引っ越しの片付けや掃除、
整理整頓などに追われながらも
(まだ完全には落ち着かず。)
週末はがっつり8時間バイト、
ウィークデーは週3~4でレッスンで
その合間を縫って昼のみだったり、
また夜のみだったり、
ときには1日中またバイト、
といったスケジュールをこなしているので、
週5で語学学校に行っていたときよりも
毎日なんだかんだこまめに動いているのですが、
不思議とバイトも歌のレッスンもどれだけたくさんやっていてもゆとりがあり、
日本にいたときのような万年のせわしさがありません。
1日フル稼働してみても、
時間はたっぷりあるような気がしてる。
日本にいたときはなんだったんだろうか…と思うぐらいです。
きっと今まで忙しくしすぎたな。
(こちらではサマータイムで夜が長いのもあるのかな。でもお店閉まるのは早いし、関係ないかな。)
空いてる時間や休日に
部屋を掃除したり、買い物に行ったり、
人に会ってお茶したり、
そういう時間もたっぷりあります。
また、新居のこの自由感が
今までとは比べものにならないんだなー♪
色んな制限はきっとあるんだろうけどね。
今までに比べたら、ぜーんぜん!!!
そうこうしているうちに、
この新しい街で、茶飲み仲間ができました♪
今の家から徒歩1分の距離にあるカフェ。
こじんまりとしていて、
お客も知る人ぞ知る、近所の常連さんが1人で来ていて、いつ来ても一客のみ、みたいな感じで静かで大変よろしい。
フリーWi-Fiも使えるので、まだ家にネットが開通していない私にとっては大変重宝しまくりのカフェです。
実は、今の家を契約しに行くときに
大家さんになかなか会えず(連絡がとれなかったのでアポなしで突撃したが、不在だった。)
途方に暮れていた際に偶然見つけたこのカフェ。
iPadでメールチェックをしようと、
たまたま見つけたこのカフェのフリーWi-Fi目的で入ったら、
このカフェの上の階に住んでるおじいちゃんと、運命的な出会い!?(笑)を果たしました。
たまたま、
大家さんと連絡がとれないからここでアテもなく待ってるんだ、
ということを、隣の席でごきげんにコーヒータイムを楽しんでいたおじいちゃんに話したら、
6時まで待てば必ず大家さんはいるはずから
辛抱強くここで待ってなさい。
ドイツは5時まで仕事があるんだ。
6時には必ず戻ってるよ。
自分は今日は都合があってもう帰るけど、
成功を祈ってる。
(カフェの店員さんに向かって)このお嬢ちゃん、まだここに待たせてもいいかね?
彼女はこの街の○○通りに引っ越すつもりで、
まだドイツにきて4ヶ月だというのに、
1人で大家さんに会おうというんだ。
たいしたもんだね。
彼女のケーキ代は私がご馳走するよ。
(私に向かって)
この街に無事に引っ越せたら、
またここで会えるね。
(すぐ近くの語学学校に通ってると話したら)次はいつここに来る??
木曜日の6時頃だね。わかったよ。
またそのときに来るから会おう。
そしてお家の結果を教えておくれ。
(机をグーでコンコン叩きながら(ドイツ人の拍手のポーズ))
あなたの成功を祈る!!
必ずうまくいくよ。
そうやって、穏やかな口調で励ましてくれたのです。
それがあったから、大家さんと連絡がとれずに心折れかけて帰ろうかと本気で思っていたその当時、
(一緒に契約についてきてくれたひとは予定があって帰ってしまって、結局1人になってしまって自信がなかったし。)
せめて6時までは粘ってがんばってみようかな、と思えました。
そして6時に最後の勇気を振り絞って大家さんを訪ねたら、
なんと本当に大家さんがいたという(; ̄ェ ̄)
あまりにも普通にいたから、
嬉しいような、おいおい、1人で突撃しちゃったけどドイツ語で分厚い契約書と早口の説明、よく分からんよ。。。
と思いながら困惑を隠しきれず。。。
そしてなんとか、
わけわからん状態でも自力で契約まで辿り着けたという、
このおじいちゃんのおかげで
諦めずに頑張れた自分がいます。
おじいちゃん、ありがとう!!!
そして、
木曜日の夜に再び時間オーバーしてこのカフェに再来店。
今度はいつもお世話になってる人も連れて行った。
さすがに遅くなってしまったし、
おじいちゃんはもういないかなぁ。。。
そして、カフェもさすがに閉まってるかなぁ。。。
なんて思いながら、
ドキドキして向かったのですが、
お店、まだ開いてたーーーー!!
おじいちゃんも、いたーーーー!!(≧∇≦)
やぁ!待ってたよ!!
あの日は無事に契約できたのかい??
じゃあ来週ついにこの街に越して来るんだね、
それにしてもドイツにきて4ヶ月だなんて
たいしたもんだね。
君たちは歌を勉強してるのかい??
私もかつてはやっていたんだよー
あなたはいつも笑顔だからいいねー
なんて。
3人で楽しく談笑しながら、
来週以降、またいつでも会えるね、
また会いましょう(≧∇≦)
といって、別れました。
その後も、私がスーパーの帰りにこのカフェの前を通りかかると、
このおじいちゃんは1人でまたカフェにきていて、
(最初はスーツだったのに、その日は白いキャップにオレンジのシャツに杖というsportischな感じだった!)
私もコーヒー飲まないのにわざわざ扉を開けて、
『わぁ!!こんにちは!!!』
なんて、大声ではしゃいだりして。
すると向こうも、
無事に引っ越しは済んだかい??
次はいつここに来るの??
明日?よし、また明日のお昼にここで会おう!!
なんて言って、
特に時間も決めずにサヨナラしたり。
そしてまたその翌日に
アイスカフェ飲みながら待ち伏せしてたら、
『ずいぶん待ったかい??』
と、現れてくれました。
そして今日は時間がないから
来週の月、火、水あたりにまた会おう、
今度はその隣で簡単にランチが食べられるから、
そこに行こう、
なんて誘ってくれました。
私も、
アルバイトを始めたので、多分大丈夫だけど、まだ予定はわからんー!大丈夫なら行きますというニュアンスで話をして、その日は別れたのですが。
その翌週のお昼は
臨時にバイトに入ってと言われて
イレギュラーに働いていたため、
結局カフェに行くことができずに終わってしまったのですが、
昨日、久しぶりのお休みだったので
部屋の掃除を済ませていつものカフェに行ってみました。
すると
閉まってた(; ̄ェ ̄)
しかも、
字がきたなくて読めなーい。。。。
なんで閉まってるの!?
今日だけなの???
今日以降も????(; ̄ェ ̄)
ふと見たら、通りの向かいに新しいカフェがオープンしてるー。
コーヒーに2.10ユーロも取られるし、
こっちオープンするならあっち復活してくれーと思いながら、
仕方なくここで1人でコーヒーしばきタイム。
でも、パンもないし、
朝から何も食べてないのにいきなりクーヘン(ケーキ)はなぁ。。。
しかもコーヒーこの値段ならクーヘンはもっと高いだろうし。
と、思ったので、
30分ほどここでまったりしたあと、
ここから4~5軒先のベッカライ(パン屋)に移動することにしました。
すると。。。。
おじいちゃん、
このベッカライに、いたーーーー!!(≧∇≦)
わぁ!!こんにちはーーー!!(≧∇≦)
と、また大声で挨拶をして、
あなたを探してたんですよー!!!
カフェ行っても閉まってるんだもん!!!
でもこんなところで会えるなんて!!!
と、私も大興奮!!
おじいちゃんも、
先日は1時間ぐらいあなたたちをあのカフェで待ってたんだよ、
でも来なかったからね。
アルバイトしてるのかな、と思ってたよ。
とおっしゃっていて、
申し訳ないことをしたなぁと反省(-_-;)
おじいちゃんはここのベッカライでも、
店員さんともフレンドリーだし、
来る客来る客知り合いで、ごきげんに挨拶しまくってる。
私にもコーヒーを二杯も、
またミネラルウォーターやケーキもご馳走してくれましたよ。
お皿も片付けてもらったりしたし(; ̄ェ ̄)
トルコ人ぽいお店の店員のマダムに、
このユングフラウ(若い女性)はまだ日本からドイツにきて4ヶ月ぐらいなんだよ、
でもドイツ語素晴らしいでしょ、
なんて紹介してくださいました。
そして、
このラバルバークーヘンはオススメだよ、
と、勧めてくれたので、
食べてみることにしました。
ルバーブという野菜の茎のクーヘン。
アーモンドトッピングー。
ガイドブックにもドイツのケーキとして載ってたなぁ。。。そういえば。
見た目に反して、
ぜーんぜん甘くない!!
サッパリ食べやすくて、歯ごたえが良かった。
しかも1.50ユーロ。安い!!
これは素晴らしい。
おじいちゃんはケーゼトルテを食べていた。
(ドイツのしっとりとしたコクのあるチーズケーキ。これも上の写真のガイドブックに載ってます。)
ここのケーゼトルテは美味しいよ、
1度ためしてみるといい、とまた勧めて下さったので、
毎週色んなドイツクーヘンを試してみようと思います。(笑)
その後も、
おじいちゃんに1度駅で週末の旅行のチケットを買ってきてまた戻ってくるので、
その間時間があるならコーヒー飲んで待っててくれ、と言われて、
どっちみち私も時間はあるし、
夜にまた歌のワークショップがあって、
そのために歌詞を紙に書き出さなくてはいけなくて、
その作業をしにカフェに来たようなものなので、いいですよ、待ってます、なんて言ってたら
その間またコーヒーをご馳走してくださった。
そしてまた戻ってきたら、
今度はその方とまた近所の別の知り合いのおじいちゃんに挟まれて(その別のおじいちゃんも歌う人らしい)
爺様同士のコーヒーブレイクに参加させてもらって、
その後、
日本人のお馴染みの方から電話がかかってきて、
またあのおじいちゃんと偶然別のカフェで会った!!と伝えると、
駆けつけてきてくれて、
また一緒に談笑して
(おじいちゃんはボーデン湖やシュバルツバルト(ドイツの黒い森)について色々話してくれた。)
結局昨日はなんだかんだ2時間ぐらい一緒にお茶してました。
楽しかったー(≧∇≦)
とっても品が良くて、喋り方も紳士で
丁寧で優しくて、
そして可愛いーー!!
おじいちゃん、いつもありがとうーーー(≧∇≦)
ドイツ語やドイツの勉強になるし、
古き良きドイツ(私の憧れの時代!)知れるので、嬉しい!!
ドイツ語も心なしか、とても品の良い綺麗な言葉遣いだと感じるから、
とてもありがたい。
昨日も色々教えてくださったしね。
昔からじじっ子の私は
なんだか祖父を彷彿とさせるので、
またそれが楽しい。(笑)
うちの祖父は紳士で品があるというよりは、
お笑いおとぼけおちゃらけ系!!(笑)
ですけどね。
(笑)。
1度、この爺ちゃまがたと
日本のうちの祖父と、
同じ日独伊三国同盟の仲間同士として
戦争談義をさせてみたい。(笑)
(近隣アジア諸国みたいに揉めるようなことにはならないでしょうしね。)
むしろうちの祖父はドイツに昔から大の親近感がある!!!
この前、私の申込書のドイツ語もスラスラ読んでたし。(笑)
好きらしいです、ドイツ。
1度会わせてみたーい!!!
このフランクフルトも戦火で殆ど
壊滅状態だったみたいだけど、
その中で焼けずに残った私の今の家。(1900年からあるらしいから。)
そしてこのおじいちゃんも世界大戦やヒトラーの支配下のドイツを知っているのかな。
私の祖父がそれはもうしょっちゅう戦争の話をしてくれて、それで育ったようなものなので、
いつか聞けるようなことがあれば、
ドイツの戦争の話も聞いてみたいなぁー。
いつか、機会があれば、ですけどね。
そんなわけで、近所に茶飲み仲間ができたよー、の巻。
名古屋にもかつて、モーニング仲間のおじいさま世代がいました。
祖父世代、なんだか落ち着くので大好きです。
まさかドイツでもこうなるとは。(笑)
国境も言葉も超越するようです。
こういうものなんですね。
次は来週の水曜日の12時に同じベッカライで会うことになりました。
すぐ近くのご近所さん。
お近づきになれて大変嬉しいです!!(≧∇≦)
昨日はその後、語学学校でドイツ語会話のレッスン、
その後はまたオペレッタの集まりで夜19時からドイツ人のみなさんと歌ってました。
今日はランチのバイト、音楽院でレッスン、
今度はドイツ人のマダムたちと豪邸にお呼ばれして持ち寄りパーティ。
私も今日はこれからお寿司作ってから、
バイトにいこう!
また更新したいと思いまーす!!