昨日、私は仕事で家にいなかった。
 

学校が早帰りの日で、
午後時間があるから息子の勉強はどうしようかなと思ったけど、
やるものだけプリントして置いて、あとは本人に任せることにした。
 

帰ってきて確認したら、ちゃんと全部やってあった。
まあ、これは想定内。
 

やるものを明確にしておけばやっておくタイプ。
 

ただ、そのあと息子から聞いた話がちょっと意外だった。

最初にプリントをやり始めた時、途中までやってから自分の字が汚いことに気づいたらしい。

 

問題の11番くらいまで進んでたから、めんどくさいし
このまま続けるかどうしようか迷ったけど、

「やり直した方がいいと思って、最初からやり直した」

と。
 

へえ。

今日は自分で気づいたんだ。
 

私は普段から息子の字には結構うるさい。

別にお手本みたいなきれいな字を書いてほしいわけではない。
 

ただ、ずっと勉強を見てきて、
息子の場合は字が汚くなってくると
大体そのあとのやり方も雑になることがわかってきた。

 

途中式も雑になるし、数字も適当になるし、
自分で書いた数字を見間違えて計算を間違えることもある。
 

なので、字が汚くなってくると私はすぐ言う。

「字汚いよ」

「それ自分で読める?」

「もうちょっとちゃんと書いて」
 

何回言ったかわからない。
 

昨日は私がいなかったので、当然それを言う人はいないから

そのまま最後までやっても、少なくともその場では誰にも何も言われない。
 

それなのに途中で自分の字を見て、
「これはやり直した方がいいな」と思ったらしい。


 

なので、

「母さんに怒られると思ったから?」

と聞いてみた。
 

「うん、それもあるけどー……」

やっぱりそれもあるんかい(笑)。
 

そのあとぶつぶつと何か言っていたけど、
やりなおしたほうがいいと感じたからだってさ。

 

でも、今まで私が何度も言ってきたことで、
「字が雑になってる時はこのままやらない方がいい」
という感覚は少し本人の中にも入ってきてるのかなと思った。

 

受験勉強を始めてから、私は息子の勉強にかなり口を出している。

何をやるかも決めるし、丸付けもするし、間違えたところも見る。

少し考えればわかりそうなのに止まっていたら声もかけるし、
雑にやっていたら普通に怒る。
 

でも、これっていつまでも私が横でやるわけにはいかないんだよね。

本番では、字が汚くなっても誰も
「その字で大丈夫?」とは言ってくれないし、
雑にやって間違えても止めてくれない。
 

自分で気づくしかないのよ。

だから昨日のことは本当に小さいことなんだけど、私は結構嬉しかった。
 

「ちゃんと勉強してあった」ことよりも、
途中で自分の状態に気づいて、自分でどうするか考えて、
最初からやり直したことの方が嬉しかった。
 

まあ、そこに「母さんに怒られるから」
がどのくらい含まれているのかはわからないけど。
 

でも今はそれでもいい。

散々言われてきたことが、
少しずつ自分で気づけるものに変わっていけばいいなと思う。