厳しすぎる現実、偏差値30。
それを受け入れた2026年4月。

さて、ここからどうする?

まずは勉強しなきゃ始まらない。
ということで、息子と一緒に問題に向き合う日々が始まった。
塾にも入り、受験対策用のテキストをもらって早速取りかかった。

そして、わりとすぐに気づいた。

なんかこの子、考えようとしてなくない?

少し難しそうな問題が出てくると「わからない」。
「もう少し考えてみたら?」と言っても、

「…………。」

じゃあ、どこがわからないの?

「…………。」

どこがわからないのかも、わからないらしい。
そもそも黙っちゃって答えない。
思考が止まってる感じ。

最初は、考えるのが面倒なだけなのかなと思った。

でも見ていると、どうもそれだけじゃない。
問題文の意味がわからないのか、解き方がわからないのか、
そもそも何を聞かれているのかわからないのか。

本人の中では、その全部がひっくるめて、
「わからない。」
になっているように見えた。

しかも、やっかいなのは最初からわからないと決めつけてる感じ。

考えてみたけどわからない、ではなくて、
考える前に「わからない」っていってる。

そこにかなりイライラする毎日。
早速大きな壁が立ちはだかりました。



………… 問題、山積み。


とはいえ、この時の私は、
「まずは受験に必要な範囲を終わらせなきゃ」
という焦りの方が大きかった。
 

5年生までほとんど勉強してこなかった分、やらなきゃいけないことはたくさんある。

時間もない。
 

だったら、とにかく進めるしかない。
 

わからなければ教える。 理解できたら次へ進む。

そんな感じで、塾のテキストを使いながら、
ひたすら問題を解いて先へ進む日々が続いた。
 

「考えようとしない」ことは、教えるたびに気になっていた。
 

でも、それをどうにかすることよりも、一問でも多く解いて、
少しでも先に進ませることを優先していた。
 

受験に必要な範囲を、とりあえず終わらせることが正しいと思ってた。
 

だってよく言うじゃん。

テキストは2周、3周した方がいいって。
 

だったら、まず1周目を終わらせなきゃ。

 

やればやっただけページは進む。

終わった単元も増えていく。
 

この時の私は
「進んでいる」ことで安心してた…