中国歴史ドラマ「ミーユエ 王朝を照らす月」を見終わってしまい、なんという喪失感❗️❗️
明日から何を楽しみに生きてゆけばいいのやら(大げさ)

あの秦の始皇帝の高祖母にして
中国史上初の女性政治家であり宣太后となったミーユエの、波乱に満ちた、壮大な歴史ドラマ。

楚王の血を引くも庶子として生まれたミーユエは陰謀渦巻く後宮で 疎まれる存在。
やがて腹違いの姉である公女が輿入れの際に、付添いとして供に秦へ渡り、やがて秦王の寵愛を受けるようになります。
ここで仲の良かった姉妹に溝が入り始めます。

まぁそんな 薄っぺらな愛、嫉妬、野望、裏切りと、女の愛憎劇のみならず、女人といえどミーユエの政治的見解とその手腕が素晴らしい。

義磲との関係はどこまでフィクションなのかは謎だけど、個人的には義磲王との関係は頂けなかったなぁー笑

ドラマを見てる途中から もう何度 世界史詳覧を開きたい衝動に駆られたことか!
でも我慢っっ だってネタばれしちゃうから😅

最終話を見終えて、ようやく世界史詳覧を見ました。が!
なんせ紀元前300年頃のお話。
年表には紀元前247 始皇帝即位、で片付けられしまっている💦
いやいや、そこへ漕ぎ着けるまでが大変だったのよー!!と思うも、宣太后(ミーユエ)の名前すら出ていない💦
秦に絞った歴史本や家系図を調べれば出ていると思うんだけどなー

でも高官やそれにまつわる史実は載っていて嬉しくなる笑

ミーユエの晩年、王家の墓および埋葬品の話が出た際に、当時は侍女たちの「俑」という陶製の人形が埋葬されていたが、
ミーユエは自分が死んだら(魂は)故郷の楚に行きたい、そうしたら馬車もいるし兵士も必要だ、
無いなら作ればいい、と提案。

それがのちに始皇帝陵から発掘された兵馬俑なんですね
と、この辺りもどこまでフィクションなのかは謎ですけど。

始皇帝陵は2年前行きました!
今思うと、ミーユエを見てから行きたかった!!
その地へ行った時の味わいも格段に違うから。


宮廷の諍い女で主人公を演じたスンリーが今回も主役!



またまた美女揃い!!
特に魏夫人は美しかったなー
最後まで悪いやつだったけど(笑)